鏡花水月紀。

日々の言の葉、よしなしごと。

黄昏放談の「つづく」。

2008-05-28 | 日々のこと。
愛読するHPやブログのなかに、
糸井重里さんとこの『ほぼ日』があり、これをほぼ毎日読みに行ってしまう。

今載っているコンテンツに、
糸井さんと旧知のイラストレーター南伸坊さんとが鎌倉を歩きながら
のびきったゴムのようなゆるゆるな、
どうでもいいような大事なような微妙な話をする「黄昏放談」があり、
それをクスリと笑いながら読んでいる。

4月の末からかれこれ1ヶ月続いて5月26日付で第22回目。
最近その対談よりも気になってしまうのが、
対談の終わりに書かれる「つづく」なのである。
なにが気になるのかといわれると、つづくの変化。
最初はまあ、こんなふうな出だしだったのだ。


  のんびりとつづきます

あたりさわりなく、直球が4回繰りかえされたあとは、


  まだまだ、つづきます

まあこれも普通に3回続いたところで、
さあ、編集さんになぜかしら、エンジンがブルッとかかったもよう~。


  のたり、のたりとつづきます
 
  どんどん、つづきます

ほう、それで。


  そして、つづきます
 
  つづくに決まってます
 
  とか言いつつ続きます
 

ふむ。そして、二人の対談に呆れたのか、


  いつまでつづくのかな

  つづくんですよ

そうか、そうか、続くのか。


  当然、つづきます

そうだよね、続くんだよね。


  つづくと、思ったでしょう

はい、思いました。


  つづきはつづきをつづけていく

やけになった?


  つづく。どこまでも

そうなの?線路かい!


 つづけばいいんじゃないですか

まあ、そうね。


  つづくべきです

そうか、な?


  続かざるをえませんね

あなたも大人になったのね!


  続くがいい

あれ、突き放した?そうきたか。


  俄然、続きます

えらいぞ、態勢、立て直した。


と、こんなふうでね。
つづくの変化球いろいろに突っ込む私がいて。
次はどんな続くがくるのか、
私のお楽しみも続くってわけです。