俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

10月18日(火)

2016-10-18 10:10:27 | 日記
 イギリス・コッツワルズ
★水澄んで白鳥軽く流れくる  正子
2011年の「イギリス 俳句の旅」正子先生の紀行文を改めて拝読させて頂きました。コッツワルズは世界一きれいな街で小川も大変美しく日常的に花で家が飾られているとか。イギリスのお洒落な佇まいが見えて参ります。そんな中、豊かな水量と流れの速さ、また澄む水の流れのままにすいっとのってくる白鳥の美しさが一層浮き彫りにされ、絵を見ているようです。(佃 康水)

○今日の俳句
稲刈機噴き出す藁の薄みどり/佃 康水
稲刈機が稲を刈り進む。まだ薄緑の稲藁を吹き出しながら刈り進むのだ。まだ命の通った薄黄みどりの稲藁は、それ自体が魅力だ。(高橋正子)

○秋の野芥子(アキノノゲシ)

[秋の野芥子/横浜日吉本町]

★丘に来て秋の野芥子は背高よ/高橋正子

アキノノゲシ(秋の野芥子、秋の野罌粟、学名: Lactuca indica)は、キク科アキノノゲシ属の一年草または二年草。和名は、春に咲くノゲシに似て、秋に咲くことから付けられた。高さ50~200cm。大柄だが柔らかく、全体につやがない。はじめは根出葉をロゼット状に出すが、やがて茎をたて、花序を出す。花期は8~12月。花は淡い黄色、直径2cmほどで舌状花だけでできている。種子はタンポポの綿毛を小さくしたような形をしている。東南アジア原産で、日本全土・朝鮮・中国・台湾・東南アジアに分布。稲作と共に日本へ渡って来た史前帰化植物。日当りの良い場所に生える。アキノノゲシには葉に切れ込みがあるが、切れ込みのない細い葉を持つものは、ホソバアキノノゲシ(学名: Lactuca indica f. indivisa)という。飼育するウサギの餌によく使われる。


◇生活する花たち「黄釣舟草・曼珠沙華・白曼珠沙華」(横浜・四季の森公園)

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