俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

8月24日(火)

2010-08-24 06:25:40 | Weblog
 八月二十四日、横浜へ
★秋蝉となりしを聞きて引越しす  正子夏の初めから鳴き始めた蝉の声もいつしか秋の蝉になっている。そんな季節の移ろいを感じながら、住まいを別の地へ引越しをする。新しいところはどんなところであろうと思いを馳せながら。(高橋秀之)

○今日の俳句
産声を待つ部屋の窓白木蓮/高橋秀之
子の誕生を待って落ち着かない父親の目に、白木蓮が映る。産着のような純白の白木蓮に、まもなく誕生する子が重なって見える。(高橋正子)

○花冠10月号校了
午前9時過ぎ、松山の印刷所「龍華堂」に電話。担当の浅井さんに<花冠10月号校了>を伝え、印刷製本に移っていただく。
http://kakan.info/km/1010.pdf

◇生活する花たち「シモツケ」(横浜四季の森公園)
 
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3 コメント

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お礼 (高橋秀之)
2010-08-21 23:33:04
高橋正子先生

産声を待つ部屋の窓白木蓮の句を今日の俳句にお取りあげいただきありがとうございます。
あれから早くも5年半になろうとしております。
日々の喧騒の中で忘れそうになっていた、病院で願ったあのときの気持ちを、改めて思い出させていただきました。
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コメント (高橋秀之)
2010-08-21 23:35:28
秋蝉となりしを聞きて引越しす

夏の初めから鳴き始めた蝉の声もいつしか秋の蝉になっている。
そんな季節の移ろいを感じながら、住まいを別の地へ引越しをする。
新しいところはどんなところであろうと思いを馳せながら。
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お礼/秀之さんへ (高橋正子)
2010-08-22 20:31:25
秋蝉の句にコメントをありがとうございました。松山の住まいから、横浜に引っ越す日の句です。夏の暑い間に新しい住まいを見つけたり、引越し荷物を作ったりしているうちに、蝉も秋蝉となってしまいました。住み慣れた地を離れる一抹の寂しさなど、そのときの気持ちです。
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