曇、ときどき晴れ
かしわ葉のやや朽ち色に柏餅 正子
透きとおるまでわらび餅火を入れて 正子
花あけびいつも斜め上にあり 正子
●ネット短信No.379を発信。
5月月例ネット句会の案内、花冠7月号の投句依頼。
●奥の細道むすびの地記念館『共鳴』4月号(星野勝選出)より
落葉掻く匂いを立たせ園丁ら 髙橋正子
雲雀鳴く空広く町つつましき 小川軽舟(鷹)
天窓に日の射し来る七日粥 名村早智子(玉梓)
人来るたび榾を足しゐる除夜焚火 伊藤政美(菜の花)
春渚一歩に波の転げきて 和田順子(繪硝子)
みちのくや雪に寝る夜の雪の夢 名和未知男(草の花)
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