俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

4月28日(日)

2024-04-28 11:27:56 | 日記
晴れ
朝掘りの竹の子たっぷり散らし寿司   正子
竹の子寿司だれも居ぬのにたっぷりと  正子
人形の服を洗えば春暑し        正子

●この前の朝掘り竹の子。それを竹の子寿司にして句美子に持たせる予定だったのに、句美子は風邪。「冷凍にしておいて」というので、すこし冷めたところで冷凍。竹の子をもう一度買って、今度は木の芽焼きと木の芽和。

毎年竹の子を何より楽しみにしている。子供のころの楽しみは、春は家の藪でとれる竹の子と、秋は家の山でとれる松茸だった。竹の子は藪に掘りに行く父について行ったが、松茸は山なので、現場にいったことはないが、籠にシダを敷かれて持ち帰られた松茸を見ると、子供心にもうれしかった。母が濡れ新聞紙に包んでかまどの熾火で焼いてくれる。それが一番おいしかった。

●ぬいぐるのうさぎ二匹と子熊を中性洗剤をぬるま湯で薄めて拭いてみた。あまりきれいにはならなかったが、少しさっぱりした。洗った洋服を着せて身近に置いておくことにした。リシーちゃん(Lissi)人形はホルトスさんのプレゼントで、30年以上たっているのに、白いレースのエプロンも水色の洋服もきれい。グレーがかった金髪の髪はカールがとれかかっているが、細くてたっぷり。櫛を入れてとりあえず、ポニーテールに結った。ドイツのリシーちゃんはふっくらした青い目の女の子の眠り人形。
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