俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

1月26日(金)

2024-01-26 10:21:29 | 日記
晴れ
寒晴にきな粉香ばしくも零る  正子
寒菊の黄色心の色としぬ    正子
午後からは日陰る窓に春隣   正子

●朝の室温15℃を切っているが、それほど寒くない。ベランダに出ると暖かいと言っていいほどの日差し。

●花冠2月号、モーツアルトバイオリン協奏曲3番を聞ぎながら編集。2020年の敬二さんの句に、「蚕豆むくシューベルトを聞きながら」があった。シューベルトと蚕豆の季節。敬二さんはこのころ楽しかったのだ。

15人の雑詠をどう並べるかは、難しい。忖度なく並べるには、正子の雑詠を末尾に置くしかないか、など。たいして仕事が進んでいないのに、疲労感半端ない。

●先おととい、病院に行ったついでに郵便局のATMに並んだが、手間取る人が前にいて、見ることもない警察の指名手配者の写真を眺めていた。桐島という黒ぶちメガネの犯人の顔が一番よくわかる。その印象も強く残っている今日、それが虫の知らせではないにしろ、彼が鎌倉市の病院に末期癌で入院し、本人を名乗っている、と言うニュースにはっとした。50年経っての逮捕になるらしい。広島県の神辺町の出身で、テロ事件を起こしたのは20歳。逃走前に実家の父親に電話をしてきたとか。そんな情報もあった。
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