俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

4月6日(土)

2024-04-06 09:50:48 | 日記
曇り

●ムスカリの花が四色そろって咲く。白、空色、青、群青。ローズマリーの柔らかい葉が育ったので、秀先を摘んでジャガイモとソーセージの簡単料理。

●午後2時から金蔵寺境内で花祭りのコンサートに出かけた。港北仏教会主催。参道の桜も満開。僧侶の般若心経の読経のあと本堂でコンサート。「愛の挨拶」、パッヘルベルの「カノン」「チャルダーシュ」、唱歌春の歌メドレーなど。コンサートの間もお参りの人が、お構いなく鉦を鳴らので、これは、これで面白い。本堂にあがらず、境内で聞いた。半分野外コンサートの感じ。

●Qillbot とGrammaly の存在を知る。無料版で十分足りそうだ。使うにはそれ相応の英語力がいるようだ。

●『コレラの時代の・・』を思い出すと、これはリアリズム。人生そのまま。老人とは、つまり人生そのもの。マルケスが58歳ぐらいの時の本。女性は若い時は親に、年取ってからは子供の意見によって、思うようにならない。人生残り少なくなり、夫も死んだ72歳のフェルミーナ・ダーサは意思を通すため、娘と喧嘩して二―オーリンズへおっぱらい、意思を通した。「自分の好きなように生きる。」と言いのける。 全くそうだわ。読後、「壮大な愛の物語」と言う人もいるが、「愛というのは暖かい感情」に過ぎないのだと思えた。
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