俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

11月9日(土)

2013-11-09 06:40:59 | Weblog
★天の日は初冠雪の嶺に照り  正子
天空の日の光が初冠雪の山嶺に照り、神々しいまでの雰囲気です。初冬の大景を思います。 (河野啓一)

○今日の俳句
作品を提げ行く冬の車椅子/河野啓一
「作品」がいい。一つの作品となった画か、書。それを自分で車椅子の膝に載せて、搬入しようとしている。作品は自分自身ともいえる。作品はそうでありたい。(高橋正子)

○ウィンターコスモス

[ウィンターコスモス/横浜いずみ野]    [ウィンターコスモス/神奈川・大船植物園]

★群れ咲きて夕日を弾く冬コスモス/高橋信之

ウィンターコスモス(学名:Bidens laevis)は、キク科センダングサ属の常緑多年草。一年で枯れてしまうものと毎年花を咲かせるものがあり、ウィンターコスモスと呼ばれるものはいくつか種類があり、花茎を立ち上げて花を咲かせるものと、ほふくして咲かせるものに分かれる。一般的には立性のラエヴィス(B_laevis)がよく出回る。ラエヴィスは秋咲きで、株元に広がる羽状の濃緑の葉や花茎がしっかりしていて、コスモスに比べると硬い印象を受ける。その分、茎が丈夫なので倒れたりせず、他の花との寄せ植えにも合う。花時期は秋~初冬にかけてで、寒くなってからも花つきは衰えない。花は、5弁花、色は黄色または、ほとんど白に近い黄色。葉は羽状の濃い緑でやや固めな印象、株は摘心しなかった場合かなり縦に伸びる。中央アメリカ他原産。別名「ビデンス」は 学名から。

◇生活する花たち「たいわんつばき・石蕗の花・小菊」(神奈川・大船植物園)

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1 コメント

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お礼と鑑賞 (河野啓一)
2013-11-13 20:36:40
正子先生
「作品を提げ行く冬の車椅子」を今日の俳句におとり上げくださり誠に有難うございます。1,2年前の作句でありましたが、正子先生のご句評を頂き大変思い出深いものとなりました。

★天の日は初冠雪の嶺に照り  正子
天空の日の光が初冠雪の山嶺に照り、神々しいまでの雰囲気です。初冬の大景を思います。
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