俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

8月22日(火)

2017-08-22 12:49:46 | 日記
★小雨降る中の芙蓉を一つ剪る  正子
小雨に濡れた芙蓉の花、一日花ですから、朝の早い時間でしょうか。淡いピンクの花の芙蓉を思い浮かべました。 (多田有花)

○今日の俳句
はや桜紅葉始まる明るき午後/多田有花
「明るき午後」が魅力。暑さがようやく落ち着いたかと思うと、はやくも、桜は紅葉しはじめる。真夏の眩しさがぬけて、しずかな明るさに変わるころ。(高橋正子)

●蒸し暑い。台風19号が九州へ。20号が四国、西日本へ上陸の模様。1000ミリを超す雨が予報される。
生協の配達。

粉を吹きし葡萄ひと房届けられ     正子
いぢじくの崩れんばかりが冷えてあり  正子
台風来つつありて心太冷やす      正子
朝の花摘んで花瓶に秋暑し       正子
訃報ありて数日過ぎぬ秋暑し      正子

○吾亦紅(われもこう)

[吾亦紅/横浜市港北区下田町・松の川緑道]

秋の高原で咲く。暗赤色の丸い花穂がおもしろい。丸いダンゴのよう。白い「長穂の白吾木香(ながぼのしろわれもこう)」というのもある。花は、花穂の上の方から下の方へ順に開花していく。秋の十五夜のお月見では、薄(すすき)とともに欠かせないもの。

◇生活する花たち「芙蓉・萩・紫式部」(横浜日吉本町)

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