俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

9月19日(月)

2022-09-19 11:19:30 | 日記
曇り、ときどき雨。
 エリザベス女王国葬
ウィンザーへ葬列揺れつつ秋晴を  正子
葬列のひずめの音に秋晴るる    正子
 埋葬
秋薔薇を載せし棺の沈みゆき    正子

●台風14号は関東圏へは近寄らず少しずれていった。最近風が強いので、傘の骨と傘の布を縫い付けてある糸が続けて2回切れた。ボタン付け糸で修理するが、手元があやふやで、勘に頼って縫い付ける。

●エリザベス女王の国葬の様子が中継される。見入ってしまった。「見入った」と言うのが、本当のところ。イギリス文化の奥深さを感じさせられた。アン王女は女性として初めて軍服を着て葬列に加わったそうだ。王女は女王の死後にもずっと付添われたり、ずいぶんお役を果たされているように見受けた。

アン王女は王室で第一の人気者とのこと。イギリス旅行のおり、チェスターの市役所前に偶然にもアン王女が登場されて、観光そっちのけで王女の写真を撮った思い出がある。今回女王の国葬でいろんな王族の動画がアップされいるので見た。

アン王女の再婚のときの挙式の映像。教会の中の挙式の様子は写されていないが、スコットランドの小さな教会での挙式が素敵だった。白い普通の洋服の王女が小さい白い花束を手にもっていた。女王もその母も、他の人たちも教会近くの木立の中に車をめいめいさっと乗り入れ止めた。車から降りた女王の嬉しそうな微笑みに母親の喜びが感じられ、家庭的な暖かい結婚式に見えた。女王は家庭を大切にされたのだろうと思えた。

コメント
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