俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

7月20日(土)

2019-07-20 14:00:30 | 日記

曇り。台風五号、長崎や五島列島、隠岐を通過中。

●アポロ11号が月に着陸した日が1969年7月20日。月面を歩く映像がアメリカの記念切手になった。そのころはインターネットがなくて、英語俳句を作る主に、アメリカ、イギリスの人たちと手紙でやり取り。月面を歩く記念切手も貼られていた。多い月は、月に50通ほど手紙が来た。その返事が大変だったが、もう、50年前のこととなった。のちにアメリカ俳句協会の会長になったヒギンスンさんは、40歳代だった。先般亡くなられた。

●「京アニメ」の火災、34人がなくなる。41歳が容疑者。その年代、息子の1.2年上に当たるが、進学校であったが、中高校制時代に我が家に出入りしていた子どもたちの礼儀の悪さが目に浮かぶ。どこか狂って、人間らしさと、何かが乖離している。

●信之先生の病院に付き添う。土曜のせいか、サラリーマン風の人が多い。蒸し暑さに疲れる。

●夕方4時ごろ、本屋に行くからと信之先生、やむなく付き添う。センター北のアカデミアに電車で出かける。

甚平の子たち本屋に立ち読めり  正子
甚平の子らが本を読みちらし   正子
葡萄の箱本のごとくに脇抱え   正子
輸入りんご小さき玉が夏らしき  正子
夏旅の異国にかじりし林檎ふと  正子
ロンドンの夏の渇きにマーコット 正子
台風の遠く過ぎたり闇暑し    正子


コメント
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