曇り。
●午後、信之先生の井田病院での定期健診に付き添う。行きはタクシー、帰りはバスと電車。日吉東急でうな重を買って、はやい夕食。その後、5時半から勤務へ。
●文藝年鑑の代金支払う。花冠は「はなかんむり」と読まれて「は行」の項に。訂正を願いでたはずだが。文芸的には、「はなかんむり」と読みたいのかもしれない。
●元希に送った甚平、ちょうどよかったらしい。
●初蝉を聞く。クリーニング屋に行く途中、桜大門の桜の木で蝉が鳴く。お寺の古木にも蝉。
アンテナに鳥よく鳴けり梅雨曇り 正子
葉桜の葉の重なりの寺門まで 正子
初蝉の声して誰も居ぬ寺苑 正子
蝉鳴かす葉を切られたる大古木 正子
苔むしていたる小庭やねじり花 正子
電線に尾長よく鳴き梅雨夕焼 正子
狗尾草その根あたりに虫の声 正子
長梅雨の草の底よりぎすの声 正子
梅雨寒し黄蝶の低く萩の葉に 正子
ぎすの声この世あいも変わらずに 正子