俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

10月17日(水)

2018-10-17 10:17:32 | 日記
★林檎手に送られ来しが赤ほのと  正子
送り届けられた林檎を手にして、胸の内までがぽっと明るく灯されたような、「赤ほのと」のあたたかさです。新鮮な季節の実りをいただく喜び、送り手への感謝の気持ちが感じとれます。 (藤田洋子)

○今日の俳句
真珠筏浸し秋の海澄めり/藤田洋子
「浸し」が秋海の澄んだ水をよく感じさせてくれる。秋海の澄んだ水に浸され殻を育てている真珠は、美しく輝く珠となることであろう。(高橋正子)

●夕べは知らぬ間に熟睡。それもラジオで上手な眠り方の放送を聞いていて、と思う。冬は掛け布団を足すよりも、綿毛布など敷くとよい。羽毛蒲団は肌に直に。羽毛というより、鳥の羽にくるまれて・・のほうが面白そう。
月例ネット句会のコメントを貼り付ける。

ふっと紫苑のことが思い浮かんだ。家の庭先などに結構あったのだが、こちらでは、鎌倉の東慶寺でしかみ見ていない。そういえば、前に座ったことのある東慶寺のお茶席がある。申し込めば3千円ぐらいで参加できる。名残りのお茶などいいだろうなあと。

○孔雀草(くじゃくそう)

[孔雀草/横浜日吉本町]

★開ききり咲き重なって孔雀草/高橋正子
 
 孔雀草(くじゃくそう、学名:Aster hybridus 英名:Frost aster)は、キク科シオン属の多年草。Aster : シオン属、hybridus : 雑種の、Aster(アスター)は、ギリシャ語の「aster(星)」から。花のつき方のようすに由来。北アメリカ原産で、わが国には昭和30年代に導入された。花壇や切り花によく用いられている。よく分枝して株立ちし、高さは40~120センチになる。葉は披針形から倒披針形で互生し、7月から9月ごろ、白色から淡紫色の花をいっぱい咲かす。別名で孔雀アスター、キダチコンギク(木立紺菊とも呼ばれます。9月5日、11月23日の誕生花(孔雀草)。花言葉は 「いつも愉快、ひとめぼれ」。似ている花は、都忘れ、紫苑、紺菊、関東嫁菜。


◇生活する花たち「十月桜・白ほととぎす・野葡萄」(横浜・東慶寺)

コメント
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