俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

1日27日(金)

2017-01-27 10:04:11 | ネット句会
 早稲田大学
★枝打ちの銀杏冬芽が地に弾み  正子
一種の間引きなのでしょうか。春に備えて梢を揃え、強く育つようにと枝打ちするのでしょう。落とされた枝にも冬芽が並んでいます。みな将に春の芽に育たんと密かに力を溜めていました。そんな姿を「地に弾み」とあえて明るく詠われました。頭上には未来を託された芽が空に輝いています。(小西 宏)

○今日の俳句
波近き風自在なり冬鴎/小西 宏
鴎が波に低く飛ぶ。風は自在に波をあそばせ 鴎をあそばせている。こんな渚の風景は屈託がなく楽しい。(高橋正子)

○栴檀の実(せんだんのみ)

[栴檀の実/横浜日吉本町]
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