今日は自宅で、友人と鍋焼きうどんでランチしながら、夕方までずっと盛り上がっていた。
反ワク、フラットアース、世界線…全部当たり前のように通じる相手なので、時々こうやって会って情報交換している。
「高速で回転するボールの周りに、人工衛星が飛び回ってる側って、宇宙に行ったら、その設定を忘れるみたいだよね」
「うん、弾丸みたいな速さで自転しながら、ビームみたいなスピード公転してるんじゃなかったっけ?」
「そうそう、地球にいるとまわりの空気も一緒に回ってるから、それが見えないし感じないだけなんでしょ?なら地球の外に出て、その弾丸みたいに回転してる動きを見せてよ」
「ビー玉だって、高速で回転してたら模様なんかわからないからね。どんな感じなんだろうね?」
「でも映像見ると、全部ピタッと止まってるよね」
「自転もしてなければ、移動もしてないよね」
「1億4960万km 離れた太陽の周りを、一日で回らなきゃいけないのに」
「宇宙服を着て作業している人は、確かに手も足も動いている。でもその背景に見える地球はジッとしてるんだけど」
「周りに無数に飛んでるはずの人工衛星や、デブリもなぜかきれいに消えちゃうしね」
「あー見たいな、回転してるボールの回転してるとこ」
言ってることオカシイですか?
いやこれ、ちゃんと専門科が言ってることなんですよ。
「地球が回転しているのを感じないのは、例えば新幹線に乗っている時、周りの空気も一緒に動いているからその体感がないのと同じ」
ふうん。
でも新幹線を降りたら、確かに高速でビュンと走っている新幹線を見ることができる。
ならば地球の外に出たら、高速で回っている地球を見ることができるのでは?
「回転するボール」というわりに、誰か本当に、回転しているソレを見たことがあるだろうか?
ネットに転がってるCGのイメージ映像じゃなくて。