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ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

グアムでの生駒「20歳飲酒」、新曲初披露『金つぶ』の衛藤不在、乃木坂は周りが見えているか? [07Mar16]

2016-03-07 20:30:00 | 芸能
乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

03月08日(火) 24 : 55 ~ [地デ] メ~テレ(名古屋テレビ)『BOMBER-E』に中元日芽香が、ステファニー、松田莉奈(X21)と共に出演。

03月10日(木) 24 : 25 ~ [地デ] UHB(北海道文化放送)『乃木坂46 橋本奈々未の恋する文学』。取り上げる小説は、桜木紫乃「ラブレス」。

03月10日(木) 『初森ベマーズ』Blu-ray/DVD BOX の発売記念イベント in 都内某所。西野七瀬、高山一実、生田絵梨花、若月佑美、生駒里奈、桜井玲香、松村沙友理、秋元真夏、深川麻衣、橋本奈々未、白石麻衣、衛藤美彩が参加予定。乃木坂公式サイトの関連記事

03月11日(金)『COUNTDOWN TV SPECIAL FES』in 国立代々木競技場第二体育館の2日目(19:00開演)に乃木坂が出演。

03月12日(土) 17 : 05 ~ 18 : 50 [AM_生放送] NHKラジオ第1『キャンパスライブ@福島SP』に、斎藤ちはる、中田花奈、中元日芽香が出演。乃木坂公式サイトの関連記事

03月12日(土) 19 : 30 ~ 21 : 00 [地デ_生放送] NHK総合『震災から5年"明日へ"コンサート』。福島県會津風雅堂で行われる震災復興コンサートに乃木坂46が出演。

03月12日(土) 24 : 05 ~ [地デ_生放送] NHK総合「着信御礼!ケータイ大喜利」。秋元真夏と北野日奈子が前園真聖と共に出演。

03月12日(土) 25 : 05~25 : 35 [地デ] フジテレビ「うまズキッ!」。レギュラーMCの白石麻衣に加えて、衛藤美彩、生駒里奈、秋元真夏が出演する乃木坂回との情報あり。

03月13日(日) 24 : 23 ~ [地デ] NHK総合『MUSIC JAPAN』。乃木坂46が「ハルジオンが咲く頃』を披露。

03月13日(日) MV集『ALL MV COLLECTION~あの時の彼女たち~』特典イベント、プレミアム抽選第一弾のA賞「お茶会」と第二弾のA賞「似顔絵会」、そして第三弾のA賞「録音会」を開催。乃木坂公式サイトの関連記事

乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のページをご参照下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 30Jan16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Feb~]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['15Nov~'16Jan]
乃木坂公式サイトの「スケジュール」



先週後半、『乃木坂工事中』のロケとして、バナナマンと選抜メンバーがグアムに行ったようですが、そこで、生駒里奈が「未成年飲酒」を行ったと、ネットの一部で騒がれています。

生駒ちゃんの誕生日は、1995年12月29日なので、昨年の暮れに20歳になったことは、多くのファンが知るところです。

ところが、米国の法律では、21歳未満の飲酒を禁じているようで、確かに、グアム政府観光局の公式サイトを見ると、「よくあるご質問」のページ最後に、「2010年7月8日から、アルコール飲料の21歳未満の者への販売及び提供、21歳未満の者のアルコール飲料の購入及び飲酒が禁止となりました」と書かれている。


ネットの情報によると、バナナマンは、3月4日(金)深夜に、グアムからTBSラジオ『バナナマンのバナナムーンGOLD』を生放送、その仮設スタジオに乃木坂メンバーが遊びに来たという形で、番組を作ったのだけど、ここで現地の法律に違反する「未成年飲酒」があったとされています。

最初に話を聞いたときは、成人した生駒ちゃんが飲んで云々といったことを、バナナマンが面白可笑しくネタにして、しゃべった程度だろうと思っていました。

ただ、少し気になったので、あれこれ調べてみると、バナナマンとメンバーがトークしている場所に、グアムの日本式居酒屋からつまみを取り寄せ、その場で飲み食いしている。

バナナマンと一緒に焼き鳥を食べ、お酒を飲みたいという生駒ちゃんの願いを叶えるという趣旨で、このパーティが行われていて、ビールを飲んでいることが、ダイレクトに伝わってくる内容です。

聴いているだけでも、マンゴービールが美味しそうで、私も一度飲んでみたいと思ったけど(笑)、正直、これはガチでマズいです。


一般の日本人観光客が、飲酒は21歳からというルールを知らず、うっかり20歳でビールを飲んでしまったのなら、「気をつけて下さいね」で済むかもしれません。

しかし、今回のロケは、完全に仕事として入国しており、おそらく、仕事用のビザか許可証を貰っている筈です。

20歳前後の若いメンバーを多数引き連れたスタッフが、テレビやラジオの番組制作を目的としてグアムを訪れているにも関わらず、メンバーに関連する、現地の基本なルールを知らず、「未成年飲酒」に当たる企画を立て、しかも、公共の電波を使って、そのまま流してしまった。

海外旅行において、相手国の法律に従うのは当たり前ですが、マスメディアは、一般人以上に、より高いレベルでの遵守が求められるのは当然です。

アメリカでも、20歳になればお酒はOKなんだね、という印象を多くの日本人に与えかねない内容を、トップクラスの人気を誇るタレントの番組で流したことは、グアム側に対して非常に失礼で、「知らなかった」では済まない話だと思います。

しかも、21歳に満たない少女に、周囲の大人がお酒を買い与え、仕事として飲ませる形になっていて、通常のうっかり提供より、悪質度が桁違いに高いと見なされても、文句は言えません。


2014年11月の週刊文春では、当時19歳だった大和里菜が、バーに出入りしたことが指摘され、盛んに叩かれましたが、これは、あくまでプライベートおける「未成年飲酒疑惑」であって、本当に飲んだかどうか、決定的な証拠はなかった。

週刊文春は、かつて記事を巡り、AKB48と裁判になった経緯があり、また、松村沙友理の記事以来、乃木坂のスキャンダルを虎視眈々と狙っているイメージもあったので、中立の立場という印象に乏しく、余程に、直接的な証言や写真が出て来ない限り、「未成年飲酒」が確定される空気はなかった。

ところが、今回の放送は、前後の流れから考えて、「飲酒」という事実を否定するのは難しい。

とくに、バナナマンの番組に乃木坂メンバーが呼ばれたという、完全にアットホームな環境で行われていて、どこにも悪意がないだけに、嘘を付く必要がなく、素直にビールを飲んだことが分かる内容になっています。

つまり、明らかに現地の法律に違反する行為を、ラジオの生放送で、正面から披露してしまったわけで、「ちょっと間違いました」で済まされる範疇を越えています。


さらに、生駒里奈の「20歳飲酒」に加えて、私が、大きな疑問を感じるのは、多数の未成年メンバーがいる乃木坂で、なぜ、こういった複数メンバーによる飲酒企画を行ったのかという点です。

『バナナムーンGOLD』の仮設スタジオに呼ばれたのは、成人メンバーのみだと思いますが、生田絵梨花、星野みなみ、齋藤飛鳥といった未成年メンバーが、乃木坂人気の大きな部分を担っている現状で、グループとして、「乃木坂」が焼き鳥ビールパーティを番組企画で行うのは、誤解を招くおそれがあって、避けるべきだと思います。

例えば、23歳の衛藤美彩が、1人で「家飲み」するのであれば、お気に入りのつまみを作るなり、麦焼酎を飲むなり、へべれけになるなり、存分にやって頂ければ、より盛り上がっていくでしょう(笑)。

しかし、「みさ先輩」ではなく、「乃木坂」という形で、複数メンバーが酒盛りするのは、テレビやラジオの企画としては、すこぶる宜しくない。

参加しているのが成人メンバーだけですと、番組中にいくら説明しても、乃木坂は、MVの中でセーラー服姿で踊るなど、未だに私立女子高のイメージがあり、実際、現役の高校生メンバーが少なくない。

未成年メンバーがいるのに、彼女たちの眼前で大勢が飲酒しているかのように見える企画は、視聴者から多数の苦情が来る可能性がある上、乃木坂のイメージにとっても何らプラスになりません。


グアムに同行した乃木坂のマネージャーは、何をしていたんでしょう?

メンバーやグループのイメージを守ることが、マネージャーの大きな仕事の一つで、だからこそ常時、メンバーに張り付いている筈ですが、アメリカの21歳飲酒を知らなかった上に、複数メンバーによる酒盛り企画を許可してしまっている。

ラジオの中で起きたことなので、番組プロデューサーに最終責任があるのだと思いますが、番組スタッフは、乃木坂の専門家ではないのだから、20歳前後の少女グループが活動する際の問題点は、マネージャーが把握しておくべきです。

メンバーが現地の基本的な法律に違反している企画を、生放送で流してしまったことは、どう考えても、マネージャーの責任であって、この程度のマネージメントすら出来ないのであれば、すぐに人を変えた方が、乃木坂のためだと思います。


芸能人の「未成年飲酒疑惑」が大きな波紋を生じさせることは、大和里菜の件以来、身に滲みて分かっていた筈です。

衛藤美彩の「1人飲み」が好評だったので、成人メンバーの飲酒企画を許可して、「攻める」姿勢に転じたのかもしれません。

ただ、面白く「攻める」には、やって良いことと、悪いことの境界線を、きちっと付けることが不可欠で、そこを越えてしまうと、シャレならなくなって、文字通り「笑えない」状況に入ってしまう。


グアムにおける生駒里奈の飲酒は、ラジオの深夜番組であり、21歳ではないけど、20歳ということで、少なくとも日本においては、表面上、おそらくスルーされるでしょう。

バナナマンも乃木坂も、上り調子の人気タレントなので、そのイメージに傷をつけたくないのは、多くの関係者の一致した意見ですから(笑)。

ただ、今の乃木坂は、セブンイレブン、ソフトバンク、伊勢丹、ピザハット、JR東日本、政府系機関など、大手で、しかもかなり堅い企業や団体とタイアップし始めています。

現在、タイアップしているスポンサーが、直ちに、契約解除とはならなくとも、「次も乃木坂」と判断してくれるかどうか、この辺はシビアな世界になってくる。


もちろん、生駒里奈は、番組の企画に従っただけなので、タレントとしてダメージはほとんどないと思います。

しかし、海外ロケにおいて、生放送なのに、飲酒年齢の確認すらしなかった乃木坂運営のマネージメント能力は、問題にされる可能性がある。

そんなユルい運営が仕切るアイドルに、自社のブランドイメージを任せていいのか、そういう意見が会議で出たら、反対するのは難しいでしょう。


さらに、グアム政府がどう見ているのか、これは未知数で、それゆえ若干怖いです。

アメリカは、ピューリタンの伝統からか、アルコールには厳しい面があって、禁酒法なんて凄まじい法律が施行された歴史もある。

飲酒そのものはともかく、未成年に対する酒類の提供には、とくに敏感な可能性があって、この辺は、乃木坂ファンとして、何ごとも起こらないよう、祈るしかありません。

まあ、次に米国ロケを申請したとき、許可が下りないなんてことはないと思うけど、海外で仕事をする際は、優秀なマネージャーを同行させないと、思わぬ失敗をしてしまう危険があるということです。


グアムでの生放送ビールパーティは、マネージャーの能力に疑問を感じさせる出来事でしたが、最近、乃木坂の運営はどうなっているんだ?と考えさせられることが少なくない。

『バナナムーンGOLD』が放送される少し前、bayfm78の『金つぶ』で、14枚目共通曲「遥かなるブータン」が初披露されました。

ところが、レギュラーMCである衛藤美彩が、乃木坂の新曲を初めてオンエアしてくれる回に出演しておらず、他メンバーの代役を立てず、小島嵩弘さんが、1人で進めて下さったようです。


グアムロケを優先したのだと思いますが、これにはショックを受けました。

13枚目「今、話したい誰かがいる」の「billboard JAPAN Hot100」を見ると、発売週に総合1位を獲得しているものの、項目別ランキングでは、とくにラジオが10位と苦戦している。

私のような乃木坂ファンは、メンバーが出演する番組ばかりを聴くので、ラジオで乃木坂の曲が頻繁に流れていると錯覚するけど(笑)、ラジオでオンエアされる回数は発売週ですら10位に留まっていて、初動60万枚以上のシングル表題曲としては少な過ぎる。

つまり、ラジオは乃木坂の弱点であり、多くの番組で楽曲をヘビーローテーションして貰うことは、新曲キャンペーンの筆頭に置くべき目標と言っていい。


とくに民放が「radiko」、NHKが「らじる★らじる」を開始したことで、ラジオはPCやスマートフォンで視聴可能なメディアとなり、テレビ以上にネットとの親和性が増しています。

その結果、ラジオを聴く人が、若い層を中心に増えている可能性があり、ラジオを通した新曲キャンペーンは、重要度が高まりつつある。

乃木坂は、圧倒的なCDセールスを叩き出すのに、曲が一般層に浸透しない悩みを抱えており、もっとも、ラジオ重視の姿勢を打ち出すべきアーティストだと思います。


乃木坂の新曲を流してくれる数少ないチャンスに、レギュラーMCを務めるメンバーがおらず、オンエアの前後に14枚目の関連情報を入れて、お薦めトークを展開出来ないなんて、あり得ない話です。

また、わざわざ新曲を流しているのに、その回欠席で、代役すら来ないとなると、番組の共演者やスタッフが乃木坂を応援する気が失せて、次回にオンエアされる確率が低くなってしまいます。

『乃木坂工事中』のグアムロケを、新曲のラジオ初披露に優先させるのは、あまりにも音楽的プロモーションを軽視した発想で、現在の運営は、握手会によるCDセールスのみを見て、グループの現状を分析出来ていないのではないかと、心配になってきます。

さらに、新曲キャンペーンを放置してまで行ったグアムで、観光局の公式サイトに書かれているレベルの現地ルールすら知らずに仕事を進め、物議を醸すような出来事を起こしてしまったわけで、運営のマネージメント能力に、強い疑問を感じざるを得ません。


以前、『らじらー!SUNDAY』の公開生放送を、福島県田村市で行ったとき、横浜で午後6時まで握手会を行っていた生駒里奈と中元日芽香が、大幅に遅刻して、共演者やお客さんを随分と待たせてしまったことがあります。

田村市での開催は、熱心な誘致活動の末に実現したものだそうで、乃木坂メンバーの遅刻は、楽しみにされていた地元の方に申し訳ないと、番組を聴きながら、ファンとして痛切に感じました。

横浜での個別握手会を第3部で切り上げれば、間に合ったのに、第4部まで入れたため、多くの人を待たせることになり、乃木坂のイメージにも、プラスにならない結果を招いてしまった。

何を優先させるのか、何がグループにとって大事なのか、「乃木坂村」の理屈だけで進んでいると、乃木坂を支えてくれている多くの人々の信頼を失ってしまうかもしれません。


グアムでの「未成年飲酒」問題や新曲初オンエアの『金つぶ』MC不在を見ていると、乃木坂が自分たちの理屈を優先させ、外部への配慮を軽視し始めている危惧を感じます。

その外部が、現地の法律であったり、ラジオで新曲を流してくれる人々の気持ちだったり、あるいは、公開収録でメンバーを待っている地方の人々であったりする。

握手会で何十万枚CDを売っても、そういう態度で進めば、乃木坂が坂を上り続けるのは、間違いなく困難になっていくと思います。

グアムでの出来事は、今の乃木坂に対する警鐘として、深刻に捉えるべきじゃないでしょうか。

乃木坂には、ちゃんと周りが見えているのか、絶えず自問自答する戒めとして。


関連サイト

「ハルジオンが咲く頃」のMV
YouTube動画で、クリックするとすぐに音楽が始まります。音声などにご注意下さい。


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2013年11月 ~ 2014年6月
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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています


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「ハルジオンが咲く頃」MVは、欲望渦巻く「美少女の園」を散りばめた卒業アルバム的「良作」 [04Mar16]

2016-03-04 20:15:00 | 芸能
乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

14枚目「ハルジオンが咲く頃」の収録曲が、ラジオで続々と初披露!

共通曲「遥かなるブータン」が初オンエア
03月04日(金) 19 : 00 ~ 21 : 19 [FM] bayfm78『金つぶ』
小島嵩弘、衛藤美彩、ニック土屋がMCを務めるラジオの生放送番組。「遥かなるブータン」の歌唱メンバーは生田絵梨花、伊藤万理華、衛藤美彩、齋藤飛鳥、堀未央奈、若月佑美の6人。
bayfm78の公式サイト

TypeB限定曲「急斜面」が初オンエア
03月06日(日) 20 : 30 ~ 21 : 00 [AM] 文化放送『乃木坂の「の」』
能條愛未と和田まあやによる二人トーク。「急斜面」は白石麻衣、橋本奈々未、松村沙友理の「御三家」が担当。
『乃木坂の「の」』番組公式サイト

TypeC限定曲「釣り堀」と通常盤曲「憂鬱と風船ガム」が初オンエア
03月06日(日) 20 : 05 ~ 23 : 00 [AM] NHKラジオ第1『らじらー!SUNDAY』
オリエンタルラジオの中田敦彦と藤森慎吾がMCを務めるラジオの生放送番組で、中元日芽香が隔週でレギュラー参加する乃木坂回に、永島聖羅が出演。「釣り堀」は西野七瀬ソロ、「憂鬱と風船ガム」は秋元真夏、生駒里奈、井上小百合、桜井玲香、高山一実、星野みなみの6人が担当。
『らじらー!』の番組公式サイト

乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のページをご参照下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 30Jan16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Feb~]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['15Nov~'16Jan]



3月2日(水)のお昼から、「ハルジオンが咲く頃」のミュージックビデオが、フルサイズで公開されています。

監督・脚本は山戸結希氏で、11枚目「命は美しい」TypeBに収録された西野七瀬ソロ曲「ごめんね ずっと…」MVを手掛けた方です。

まず、全体の感想を述べると、ここ数シングルの表題曲MVと比べて、ずっと楽しめる作品に仕上がっていて、「良作」と言っていいんじゃないでしょうか。


なにより、顔のアップが多く、多彩な表情がクリアに撮れている。

また、衣装や髪飾りなど、ファッションがおしゃれで、メンバーが可愛く表現されています。

さらに、1列目2列目を中心に、3列目まで、全員それなりに出番があり、特定のメンバーばかりが頻繁に登場するといった、構成人物の偏りが少ない。

結局、出来るだけ多くのメンバーを、出来るだけ綺麗に美しく魅せるのが、より多くのファンに支持されるコツで、今回のMVは、それを忠実に実行している点が、評価出来ると思います。


公式サイトの説明記事で、映像監督は山戸結希との一文を目にして、またもや、画面を二分割して、これまでの深川麻衣と、これからの深川麻衣みたいな、「掘り下げ」系の作品だったらどうしようと、緊張しながらMVを見始めたんですが(笑)、驚くほど、ファンのニーズを「分かった」映像になっていて、山戸氏の変貌ぶりに、ちょっと驚きました。

彼女の前作「ごめんね ずっと・・・」MVは、西野七瀬の「実像」に迫ろうとして、肝心の「可愛さ」や「美しさ」がどこかに飛んでいった節がある。

「可愛いは正義」という言葉があるけど、そもそも、アイドルの本質は、内面深くにあるのではなく、まさに外面の華やかさに存在していると言っていい。

従って、あまり内面を追求しすぎると、もはやアイドルが提供するものとは違う、別の世界になってしまうので、少なからぬファンが不満を覚えることになる。


男性のクリエーターは、アイドルが発散する女性的魅力を理解し、男性ファンの気持ちに共感するので、そういったものを躊躇なく映像化する場合が多い。

一方、女性のクリエーターは、男性ファンがアイドルに求めるエロチシズムを、本能的に掴み取ることが難しいからか、「可愛さ」や「美しさ」を表現することへの踏み込みが、あと一歩甘くなることがある。

13枚目「今、話したい誰かがいる」TypeBに収録された星野みなみの個人PV『生まれてからずっと眠い。』は、「伊江なつき」さんという、女性が監督脚本されていますが、私のような、みなみの男性ファンからすると、「もっと可愛く!もっとアップで!」と叫びたくなる、隔靴掻痒感がある(笑)。

伊江なつき監督も、星野みなみの「可愛さ」は、分かっていると思うのですが、最初から最後まで、徹頭徹尾、「可愛さ」一本で進むのは、クリエーターとして、いくらなんでも芸がないと考えたのかもしれません。

しかし、女性アイドルの男性ファンという、特殊な視聴層を相手にするときは、クリエーターとしての矜持やこだわりを一旦脇に置いて、心頭滅却して、星野みなみの「可愛さ」を追求した方が、評価が高くなる。

内面的な部分を描くのであれば、これでもかというくらい、臆面もなく、外面の魅力を見せつけてから、それを邪魔しない程度に、出来れば、よりキュートさが増すように、そっと忍ばせるのが賢いやり方で、「無口なライオン」MVや「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」MVなど、好評を博した作品は、多くがその方向性で撮られていると思います。


山戸結希氏は、「ごめんね ずっと…」MVで、普通の女の子だった西野七瀬が、看護師になる夢を捨てて、アイドルの厳しい世界に、覚悟を決めて飛び込む姿を、独自の映像手法で描いています。

ただ、山戸監督が表現した西野七瀬と、多くの乃木坂ファンが了解してきた西野七瀬の間に、少なからぬ隔たりがある上、なによりも、西野七瀬の可愛さを追求する熱量が、作品から伝わってこなかった。

内面の動きに重点が置かれ、アイドル映像として重要な、外面的魅力を容赦なく追求する構成になっていなかった。

その結果、ファンの間に賛否両論が巻き起こり、西野七瀬をプロモーションするという目的を、十分に達成出来たかどうか、疑わしい展開になってしまった。

私も、当時、作品に不満を覚えた1人で、以下のような記事を書いてます。

「ごめんね ずっと」MVは真面目過ぎる個人PV、西野七瀬という「謎」を安易に解いて欲しくない [10Mar15]


ところが、今回公開された「ハルジオンが咲く頃」MVでは、山戸監督、悟りを開いたかのように、思い切っちゃってます(笑)。

分割画面のようなトリッキーな手法は一切なく、色とりどりの華やかな袴姿のメンバーを、顔の表情を中心に、これでもかというくらい、可愛く、美しく、艶やかに、撮っている。

とくに、女の子同士の疑似恋愛的なシーンが印象的です。

口づけしようと、顔を寄せる星野みなみと、それを受け入れる表情を見せる生田絵梨花。

橋本奈々未に甘え、いざ真剣に迫られると、ハッして、恐怖と期待がないまぜになった瞳で、じっと相手を見つめる齋藤飛鳥。

MVの影響で、「バレッタ」という曲が、歌詞が描く繊細で穏やかな世界ではなく、バイオレンス系Vシネマ的なイメージを纏っているように、「ハルジオンが咲く頃」には、若い女子学生同士の甘酸っぱいレズ的イメージが深くしみ込むかもしれないほど(笑)、結構、パンチのあるシーンがいくつか登場します。


バランスが良いなと感じるのは、こういった突っ込んだ恋愛シーンは、若いメンバーが引き受けており、お姉さんメンバーは、もっぱら、愛情や嫉妬が渦巻く、女同士の派閥争いを繰り広げている。

確かに、白石麻衣と衛藤美彩が、抱き合ってキスし始めたら、いくちゃんとみなみが醸し出すような、儚くも可憐な色気なんてもんじゃなく、江戸川乱歩や横溝正史の小説にありそうな、ドロドロした淫美な雰囲気が漂って、清純派アイドル乃木坂の範疇を越えてしまうおそれがある(笑)。

MVでは、二人は、深川麻衣を取り合う、派閥のリーダーのようなので、華やかな大奥といった風情が出ている。

キスとか、壁ドンを、若いメンバーが演じることで、「おままごと感」を出し、作品全体が、エロくなり過ぎるのを防ぎ、お姉さんメンバーは権力闘争を演じて、「女の園」が持つ、もう一つの面を描く。

見事な役割分担で、視聴者が観やすい構成になっていると思います。


ところで、みなみといくちゃんに一つアドバイスを。

キスをするとき、顔を立てたまま、正面から行っちゃうと、おでことおでこがくっ付いて、唇が届かないので、顔を傾けて近づいた方が、よりリアルでドキドキするシーンになったかなと。

今後、この辺は、実践経験を重ねて、演技スキルを磨いて欲しいですね(笑)。


女の子同士の疑似恋愛、派閥争い、渦巻く嫉妬、飛び交う噂、そして、迫ってくる深川麻衣の卒業。

物語として、明確な筋立てを感じさせる作品ではなく、高校の卒業アルバムで、定番であるクラス集合写真の後に載せられる、日々の授業や部活、あるいは修学旅行、文化祭、運動会など学校行事の様子を写したもの、それの映像版といったテイストになっています。

こんなことがあった、あんなこともあった、そう、色々あったよね、といった作りで、ドラマ系MVというよりは、レトロな雰囲気の女学校を舞台にした、イメージビデオといったところでしょうか。


まあ、しっかりした物語がないのは、寂しいっちゃ、寂しいけど、中途半端なストーリーを持ってくるのであれば、キラキラ光る、意味がありそうでないシーンを(笑)、散りばめた方が、遥かにマシだと思います。

「別れ際、もっと好きになる」MVほど、筋立てと登場人物に傑出したアイデアがあれば、秀逸なドラマ系MVが出来上がるけど、色んな制約がある中、それが無理であれば、むしろ、筋なんかない方がいい。

「今、話したい誰かがいる」MVのように、ありふれた、お涙頂戴ドラマを、さも感動傑作であるかのように提示されると、泣くか、しらけるか、どちらかしか道がないわけで(笑)、どちらもやりたくない私としては、個人的に、もっとも困るタイプの作品になってしまう。


とにかく、メンバーが可愛く美しく撮れていれば、各シーンの意味や登場人物の関係性は、観ているファンが妄想を膨らませて、勝手に盛り上げていくでしょう。

「ごめんね ずっと…」MVの感想記事に書いたように、アイドルの作品では、制作者は、問題を提起すればいいのであって、答えはファンが考えるということです。

そして、「ハルジオンが咲く頃」MVでは、無理に筋を作らず、伏線だらけのシーンをてんこ盛りにして、メンバーの表情を捉えることに徹している。

独自テイストを封印して、売れる作品になるよう専念していて、前作MV以来、山戸監督は、CDの主要購入層である男性ファンのニーズを、相当に勉強されたのだと思います。


もう一つ、今回の表題曲MVを評価したいのは、ダンスシーンがたっぷり入っていることです。

やはり、音楽系映像作品の最大の魅力は、CD音源だけでは分からない、踊りを鑑賞出来ることで、その点にも十分な配慮がなされている。

ただ、ダンスシーンが長めなのは嬉しいけど、「ハルジオンが咲く頃」は、メロディと歌詞に、強く印象に残るフレーズがないので、もっとパンチのある、振り付けをして欲しかったという気持ちはあります。

パフォーマンスそのもののインパクトが弱いので、ダンスシーンは、メインのご馳走というより、「女の園」で起こる多彩できらびやかな出来事の合間合間に、映像ドラマへの期待を加速させる、スンイグバイ的な効果に留まっています(笑)。

本来、MVは、楽曲をプロモーションするための映像作品ですが、今回は、歌詞、メロディ、ダンスなどの音楽コンテンツが、映像ドラマを引き立てるバックグラウンドミュージックになっている感がある。

おそらく、何年か経ったら、袴姿のいくちゃんとみなみがキスするシーンは浮かぶけど、歌がなかなか浮かんでこない、そんな危惧を覚えます。


MVはともかく、音楽番組で披露する場合、100%の生声で歌ったり、生田絵梨花のピアノ伴奏を入れたり、何か音楽的に仕掛けないと、一般の視聴者に、サラッと流されてしまうかもしれません。

乃木坂ファンである私が、何度も聴いているのに、未だに脳内リピートしないのだから、尖った部分のない、もの凄く優しい音楽なのだと思います。

深川麻衣のイメージとは、よく合っているけど、アイドルソングは、多くの人に聴いて貰うことが目的の大衆音楽なので、ファンですら印象が薄いのは、さすがに宜しくない。


女子袴の深川麻衣が、後ろ姿を見せながら、「努力感謝笑顔、うちらは乃木坂のぼり坂」を繰り返しながら、坂を歩くシーンで、ピアノ演奏のみの「ハルジオンが咲く頃」が流れますが、このアレンジは印象的でした。

これを聴いてると、出来る限り、楽器演奏を抑え、シンプルなバックで、メンバーが生で歌えば、かなりインパクトを与えられるんじゃないかと思いました。

ゴージャスな演奏に、機械加工された歌声では、この曲の良さを削いでしまう気がします。

深川麻衣の魅力が、飾らない素朴な人柄にあるように、彼女の卒業曲も、シンプルな演奏で、ありのままの声で歌えば、真価を発揮するかもしれません。

とにかく、今後の新曲キャンペーには、何らかの音楽的工夫をして欲しいですね。


ところで、まいまいが、「努力感謝笑顔」を独白する最後のシーンには、山戸監督らしさを感じました。

独自手法を抑え、乃木坂ファンのニーズに応え、プロとして割り切った仕事を淡々と展開した山戸結希氏が、最後ばかりは自分のテイストをと、作品オリジナルの音楽に乗せて、主人公が思いのたけを叫ぶシーンを入れた、そんな風に見えました。

エンドロールと共に、深川麻衣の独白が始まったとき、「ごめんね ずっと…」MVと同じく、全部が終わってから、突然まいまいが現れて、何か一言あるんじゃないかと、ドキドキしたけど、結局、流れの中で終息して、ほっとしました(笑)。

蛇足感というのは、そこまでの余韻を吹き飛ばしてしまうので、最後の付け足しは、出来れば、止めて欲しい。

まあ、「努力感謝笑顔」を4回も繰り返すのは、ちょっとしつこいという気がしたけど、観ていて口の中が乾くような、「女の園」のコッテリした映像の後、明らかに現代の風景の中、まいまいの声を聴くのは、クールダウンの効果があって、そんなに悪くないエンディングだと思いました。

山戸監督が乃木坂ファンを研究したように、あるいは、私も、山戸監督のテイストに慣れてきたのかもしれません(笑)。


「ハルジオンが咲く頃」MV は、「傑作」とは思わなかったけど、クリエーターがプロとして、ファンのニーズをよく分かって制作した、ツボにはまった作品で、時折見直したくなる、味のある「良作」だと感じました。

敢えて気になった点を挙げると、衛藤美彩がくるくる回り過ぎていること、そのガチセーラー服はさすがにキツくないですか?とツッコミを入れたくなったこと(笑)、大正時代の設定と聞いていたのに、生駒里奈は、なぜエスカレーターで下りてくるんだろう?しかも手慣れた感じで、と疑問を持ったことくらいでしょうか。

ただ、作品全体が、明確なストーリーに従って進んでいるわけじゃなく、断片的なシーンの寄せ集めなので、これは無理目のセーラーという魅力なのねとか、ここは時代設定から外れてるんだなと、自分で勝手に了解して、あまり文句を言う気は起こりませんでした。

多数の生写真があって、テーマは大正ロマンと書かれていても、その中に、1枚、2枚、お姉さんメンバーの幼稚園児ファッションがあったり、現代的なスチュワーデス姿があっても、アクセントくらいにしか考えないのと同じでしょうか(笑)。

そういう意味では、少々テーマから外れても違和感なく収めてしまう、不思議な懐の広さを持った作品で、あるいは、この点にこそ、山戸結希氏らしさがあるのかもしれません。

ちょっと、彼女の他の作品も観てみたくなりました(笑)。


ところで、紺色のセーラー服で踊るシーンですが、場所は東京のスタジオという感じではなく、絨毯の色や内装から考えて、「まつもと市民芸術館」のロビーでしょうか。

衛藤美彩と白石麻衣が、そのセーラー服姿で、ブルーのリボンが付いた、卒業証書入れのような筒を持って、二人で何やら話すシーンがあります。

床は赤い絨毯のようで、まいやんが身体をもたせかけているのは、劇場などによくある、ガラス製の広告立てじゃないでしょうか。

つまり、「まつもと市民芸術館」で全体ダンスが行われたことを、間接的に示している。


もし、松本市のロケ地でダンスシーンが撮られたのであれば、メンバーは、歌詞を口ずさみながら踊っているので、2月上旬には、歌詞も、メロディも、ダンスも完成していたことになります。

ではなぜ、表題曲タイトルの発表が、2月22日(月)にまでずれ込んだのか、理由が分からなくなります。

前回記事で指摘したように、14th選抜の発表が、1月31日(日)に行われ、CD発売までの期間が7週プラス3日という短さになったことから、楽曲提供が遅れたことは間違いない。

しかし、2月9日(火)あたりと言われる、松本でのロケにおいて、すでに表題曲が仕上がっていたなら、タイトルだけでも、直ぐに発表出来た筈です。


タイトルすら分からないシングルが、個別握手会というおまけによって、2月上旬には、完売率が60%近くに達し、推定40万枚も売れていました。

一刻も早く、タイトルを告知するのが、最低限のモラルなのに、それを2月下旬まで先延ばしにし、さらに、『MUSIC STATION』の公式サイトに、出演の1週間前になっても、曲名が載らなかった。

楽曲そのものが完成しても、公開するとなると、何か別の許可がいるのか、その辺の事情は分かりません。

しかし、タイトルすら告知せず、個別握手会を第6次まで応募して、すでに完売率77%、枚数ベースで97%の推定48万枚もCDを販売するのは、あまりに不誠実な態度です。

ファンからの批判が少ないことに安心して、どんどんモラルを守らなくなっていくと、最後には、もっと上の方から、文句が来るかもしれません。

私は、乃木坂には、長く活動を続けて欲しいので、最低限の社会的な「けじめ」は、きちっと付けて欲しい。

まあ、こんなことを書いても、14枚目初動65万枚、乃木坂大勝利!といった声に、かき消されていく気もしますが(笑)。


関連サイト

「ハルジオンが咲く頃」のMV
YouTube動画で、クリックするとすぐに音楽が始まります。音声などにご注意下さい。


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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています


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乃木坂と欅坂のシングル日程を左右する楽曲提供の遅れ、14枚目を巡る「誤算」と女子層への傾斜 [02Mar16]

2016-03-02 20:45:00 | 芸能
乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

03月02日(水) 19 : 00 ~ 20 : 54 [地デ] フジテレビ『世界の何だコレ!?ミステリー2時間SP』に生駒里奈が出演。

03月03日(木) 19 : 25 ~ 19 : 54 [地デ] NHK Eテレ『オトナヘノベル』。中元日芽香が主演する番組内ドラマあり。秋元真夏に続いて、乃木坂メンバーの出演は2人目。3月8日(月) 24 : 25 ~ 24 : 54 に再放送。

乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のページをご参照下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 30Jan16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Feb~]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['15Nov~'16Jan]



2月28日(日)、4時間半に渡って生放送された『スカパー!音楽祭』に関して、番組を制作したフジテレビのきくち伸氏、通称「きくちP」が、各ステージの感想と舞台裏を、かなり詳しくブログに載せています。

昨年の第1回には乃木坂46が出演して、「命は美しい」と「君の名は希望」の2曲を披露しました。

第2回となる今年は、乃木坂ではなく、欅坂46が参加して、武部聡志氏のピノア伴奏のみで、「君の名は希望」を歌い、その後、「制服のマネキン」をパフォーマンスしました。

「君の名は希望」のステージについて、きくちP氏は、

はじめて生演奏で歌うということで
ワイヤレスマイク足りないメンバーには
ワイヤードのマイクを用意して
21人全員のマイクが生きてます!

と述べています。

確かに、放送を聴いたときも、合唱が揃ってない部分があって、抜群に上手いとは言えないけど(笑)、透き通るような地声の魅力がよく出ていて、ほぼ100%の生歌だったと思います。

少々、音を外しても、機械加工された声より、揺れやかすれが入った、ありのままの声の方が、断然、聴いてて楽しいわけで、欅坂の「君の名は希望」は、生歌ステージの良さを再認識させてくれました。


このステージで、有線、つまり「ワイヤード」のマイクを持っていたのは、7人であるように見えました。

従って、「21人全員のマイクが生きていた」とすれば、「ワイヤレス」が使えるのは14人までになる。

大晦日のNHK紅白歌合戦は、37人がステージに上がり、全員が「ワイヤレス」だったので、少なくとも23人は、歌声が届かなかったことになります。


また、乃木坂選抜の標準定員16人だと、どうしても2人は「ワイヤレス」を持てないわけで、「ワイヤード」では対処出来ない、全体フォーメショーンの変化を伴うパフォーマンスの場合、全員の歌声を入れるのは不可能です。

つまり、有効な「ワイヤレス」マイクを持てるのは、選抜の一部ということになる。

しかも、以前、生放送である『MUSIC STATION』で、「太陽ノック」をパフォーマンスしているとき、橋本奈々未が放り投げるようにマイクを落とすという、壮絶なハプニングが起こりましたが(笑)、相当な勢いで床にぶつかった筈なのに、ほとんど、というか一切、衝撃音が聴こえなかった。

フロントメンバーの橋本ななみんですら、有効なマイクでないとすれば、生きたマイクを持っているのは、上限である14人より、ずっと少ない可能性がある。


先日のMステで初披露された「ハルジオンが咲く頃」を聴くと、サビなど、多人数で合唱する部分は「口パク」で、ソロや2、3人のユニゾンでは、深川麻衣や生田絵梨花など、歌の上手い人だけ、生歌比率を高くするタイプの「被せ」だと感じました。

この推測が正しければ、有効なマイクを持っているメンバーは、5、6人といったところじゃないでしょうか。

その5、6人が、曲の大部分を、しっかり生で歌えば、音楽的に心弾むステージになるのだけど、生声が入るのは、ごく一部のパートに限られていて、多くのパートが「口パク」と「被せ」で進むため、すぐに飽きてしまって、ツマラナイんですね。


折角、有名な音楽番組で新曲を初披露するのだから、『スカパー!音楽祭』における、欅坂の「君の名は希望」のように、生の声で、歌を届けて欲しかった。

乃木坂の曲が、なかなか一般「ブレイク」しないのは、メンバーの地声による歌唱の魅力を軽視していることが原因の一つだと思います。

『MUSIC JAPAN』は、NHKホールなど大きな会場での公開収録なので、生歌が厳しいのは分かるけど、Mステは、スタジオライブであり、生歌ステージの絶好のチャンスです。

アイドルなのだから、もの凄く上手い必要はなく、少し練習すれば、なんとか形は作れる筈です。

こういったチャンスを、何度も逃していることが、ヒットを遠ざけている気がします。


全員のマイクが生きていると指摘するのは、さすがに、生歌へのこだわりが強い、きくち伸氏ならではですが、それ以外に、オリジナル楽曲に関して、記事には、重要な情報が書かれています。

欅坂46のもう1曲
全体のオリジナル曲は振付も含め
全くまにあわなかったので、
オリジナルユニット曲を
武部楽団でと待ちかまえてましたが、
週あたままで待って
まにあわず断念しました。

欅坂側と同じく、きくちPさんも、出来れば、新しいオリジナル曲を流したいと考えていたようです。

そりゃそうですよね、まだ世に出ていない楽曲を、そのアーティストが初披露することは、ニュースとしての価値もある。

このように、音楽番組制作者がオリジナルの新曲にこだわるのは、よく分かるので、近年のNHK紅白歌合戦で、昔のヒット曲ばかりが歌われるのは、本当に不思議な話です。

視聴率を低下させまいと「守り」に入ると、誰もが知っている往年の「名曲」を選びがちで、今年のヒット曲すら、スルーする心理になるんでしょうか。


上記の文章によると、どうやら、欅坂のデビューシングルには、全体で歌う表題曲に加え、ユニット曲があるようですが、私が、一番注目したのは、「まにあわなかった」という言葉です。

当初、欅坂は3月デビューとの情報が流れていたのに、2月に入っても歌唱メンバーが発表されず、ごく最近になって、4月6日(水)の1stシングル発売が告知され、『スカパー!音楽祭』が行われた2月28日(日)の深夜、平仮名「けやき」の長濱ねるを除いた20人が表題曲を担当することが、テレビの冠番組でようやく明かされます。

もともと予定していたスケジュールが、何らかの事情で、遅れに遅れたように見える。


CDデビューを間近に控えたアイドルが、『スカパー!音楽祭』に出演できるのは、桁外れにラッキーなことで、新曲を初披露する絶好の機会だし、番組の制作側も、そのつもりでいた。

しかし、2月28日(日)の音楽祭に間に合わないほど、楽曲提供が遅れ、欅坂はオリジナル曲の披露を断念せざるを得なかった。

そして、2月末に間に合わないのであれば、3月のCDリリースが無理なのは当然です。

従って、きくちPの「まにあわなかった」という言葉は、楽曲が予定通り届かなかったため、選抜発表やCDデビューなどの日程に、遅れが生じたことを示唆しています。


同じことが乃木坂46にも起こっている可能性がある。

2月26日(金)のMステに関して、テレビ朝日番組公式サイトは、1週間ほど前から、AI「みんながみんな英雄」、嵐「復活LOVE」、水曜日のカンパネラ「桃太郎」「ラー」、TOKIO 「fragile」と、出演アーティストと歌唱曲の両方を発表しましたが、乃木坂46だけは、曲名がなかなか載らなかった。

結局、本番4日前の22日(月)に、乃木坂公式サイトで14枚目のタイトルが「ハルジオンが咲く頃」であると発表され、ほぼ同時に、Mステ公式サイトが、乃木坂が新シングルの表題曲を歌うと告知します。


Mステ公式サイトに歌手名と楽曲のタイトルが載るのは、それ自体、大きな宣伝効果を持つので、アーティスト側が、情報を出すことを、意図的に遅らせることは、まずあり得ません。

「ハルジオンが咲く頃」という曲名がしばらく載らなかったのは、2月26日(金)のMステで、新曲を披露出来るかどうか、22日(月)の時点まで分からなかったからだと思われます。

歌詞の入った音楽が届けば、振り付けは1日で仕上げられるので、これほど直前まで曲名を発表出来ないのは、楽曲提供の遅れが原因じゃないでしょうか。

つまり、生放送による初披露の数日前まで、振り付けを含め、パフォーマンスを完成させる目処が立たず、既存曲を選択せざるを得ない可能性があった。

おそらく、22日(月)になって、少なくとも、前日25日(木)までには、曲が届く状況になって、ゴーサインが出て、新曲の歌唱が決定した。

14枚目表題曲の初披露は、綱渡りだったということですね(笑)。


欅坂と乃木坂に対する楽曲提供が遅れる理由は、AKB48Gのシングル発売予定を眺めると、一目瞭然です。

(表1) AKB48Gと乃木坂46・欅坂46のシングルCD発売予定

03月09日(水) AKB48の43枚目「君はメロディ」
03月23日(水) 乃木坂46の14枚目「ハルジオンが咲く頃」
03月30日(水) SKE48の19枚目「チキンLINE」
04月06日(水) 欅坂46の1枚目「タイトル未定」
04月13日(水) HKT48の7枚目「タイトル未定」
04月27日(水) NMB48の14枚目「タイトル未定」


3月4月の2月間に、なんと、6グループのシングルが発売されるスケジュールが組まれている。

そして、おそらく、すべての収録楽曲について、秋元康氏が曲を選び、歌詞を付け、仕上げまで持っていく。

1シングルに7曲が収録されるなら、全部で42曲を作る必要があって、超人的な仕事量になるのは、容易に推測出来ます。

短期間に、これだけの注文を抱えたら、楽曲のクオリティを維持するのは至難の業で、しかも、予定通りの日程で曲を届けられないグループが出てきても、何ら不思議はない。


秋元康氏が全楽曲をプロデュースするシステムは、もともと無理があって、クオリティやスケジュールを保てるのか、以前から、懸念はありました。

そのため、新規グループを増やすのは、楽曲提供の面からも危険なのは、火を見るより明らかだった。

しかし、2015年、NGT48と欅坂46を、相次いで立ち上げてしまった。

その結果、2016年に入って、6グループが一気に新しいシングルを発売する、超過密日程となり、さらに、NGT48のデビューも控えている。

当然、作るべき楽曲数は飛躍的に増加し、乃木坂46や欅坂46の新曲スケジュールが、目に見えて遅れる事態となっています。


個人的には、13枚目初回限定盤の特典である「スペシャルイベント」と、14枚目発売の日程的関係を見たとき、違和感を覚えて、何らかの「誤算」が生じているのではないかと考え始めました。

(表2) 前作「お茶会」イベントと今作リリースの日程的関係

凡例
前作シングル番号「イベント内容」[その時点で未消化の握手会] =間隔日数=> 今作シングル番号

05枚目「録音会」 [全0個0] =17日=> 06枚目発売
06枚目「お茶会」 [全0個0] =10日=> 07枚目発売
07枚目「お茶会」 [全0個0] =11日=> 08枚目発売
08枚目「お茶会」 [全0個1] =11日=> 09枚目発売
09枚目「お茶会」 [全1個2] =15日=> 10枚目発売
10枚目「似顔絵会」 [全0個0] =35日=> 11枚目発売
11枚目「サイン会」 [全0個0] =13日=> 12枚目発売
13枚目「サイン会」 [全1個2] =54日=> 14枚目発売

#「全1個2」は、全国握手会1日と個別握手会2日が、イベント開催時点でまだ残っていたことを示す


「スペシャルイベント」は、そのシングルの最終イベントという意味合いがあって、少数の例外を除き、握手会がすべて終わってから行われ、開催日の2週間ほど後に、次のシングルが発売される流れになっています。

ところが、13枚目の「サイン会」は、全国握手会を1日、個別握手会を2日残した段階で行われている。

しかも、9枚目のように、15日後に次作CDのリリースが迫っているなら、やむを得ない措置として分かるけど、13枚目「サイン会」から14枚目発売までは、過去最長となる54日も間隔がある。

2ヶ月近い期間があるのだから、そこで握手会を消化して、その後、「サイン会」を開催するのが、これまでの運営の進め方なのに、なぜ、そんなに急いで行うのか、不思議な印象を受けました。


しかし、1月29日(金)「サイン会」の後、いつも通り、2週間ほどして、14枚目を発売する日程を考えると、実は、理に適ったスケジュールが出来上がる。

(表3) 13枚目「サイン会」から逆算した、14枚目の「仮想スケジュール」

2016年01月29日(金)「サイン会」

12日

2016年02月10日(水) 14枚目発売日(候補)

11週+3日

2015年11月22日(日) 14th選抜発表(候補)

2015年11月19日(木) 13枚目個別握手会15次応募受付
2015年11月26日(木) 13枚目個別握手会16次応募受付
2015年12月03日(木) 13枚目個別握手会17次応募受付

2015年11月17日(火)『リボンの騎士』東京公演千秋楽
2015年11月26日(木) NHK『第66回紅白歌合戦』の出場歌手発表
2015年12月03日(木)『リボンの騎士』大阪公演初日
2015年12月06日(日)『リボンの騎士』大阪公演千秋楽
2015年12月14日(月) NHK総合『MUSIC JAPAN』の収録


「スペシャルイベント」の10日後から17日後に、次作発売という慣例を当てはめると、2月10日(水)が14枚目発売の候補となる。

選抜発表からCD発売までの期間は、3枚目以降、8~10週プラス3日です。

年始休みを考慮した少し長めの11週プラス3日で、2月10日(水)から遡って、14th選抜発表日を求めると、2015年11月22日(日)深夜の『乃木坂工事中』が、候補として浮上します。

2015年11月17日(火)に、舞台『リボンの騎士』東京公演が終了するので、11月22日(日)の選抜発表は、出演する生田絵梨花と桜井玲香が、シングル制作に参加する良いタイミングです。

また、選抜発表のすぐ後に、NHK『第66回紅白歌合戦』の出場歌手発表あり、一般からの注目が集まるときに、新選抜を発足させることが出来る。

さらに、選抜が発表された週の木曜日から14枚目個別握手会の応募を開始すれば、13枚目第16次応募に、「前倒し」なしで重ねることになり、これも、従来通りの進め方と一致します。


確かに、12月は、年末の大型歌謡祭が複数開催され、武道館ライブも予定していたので、11月下旬の選抜発表、2月上旬のCD発売は、避けたくなる要素を含んでいます。

しかし、乃木坂が初めて紅白に出場する可能性が、秋頃から濃厚になる中、1月2月に新曲プロモーションを仕掛けることが、グループの発展にとって、極めて重要な意味を持つことは、事前に分かっていました。

もし、11月22日(日)に14th選抜を発表して、すぐさまシングル制作に取り組めば、12月14日(月) に行われた、1月放送予定のNHK『MUSIC JAPAN』収録で、新しい表題曲を披露することが可能だった。


また、年明け早々から、表題曲をネット配信に流し込めば、紅白初出場を果たして注目度の上がっている乃木坂の楽曲が、同じアドバンテージを持つ、星野源やSuperflyと共に、ダウンロードランキングの上位に、長く留まった可能性があった。

最近の乃木坂は、新曲であれば、期間は短いものの、一度はベスト3に入るまでに、注目を集めるグループになっていて、そこに、紅白効果が加われば、かなりのヒットにつながったかもしれない。

さらに、ベッキーの恋愛騒動がヒートする中、渦中の川谷絵音がボーカルを務めるゲスの極み乙女。の出演で、1月は、Mステが大きな話題を集めていて、そこに同じ紅白初出場組である乃木坂が、新曲を引っさげて登場するなんて、美味しい展開もあり得たわけです。

まさに、「ゲスの極み」な期待ですが、とにかく人々の関心が集まる場所に、タイムリーに出ていくのは、芸能界を生き抜く基本戦略で、実に惜しいことをしたと、個人的に、密かに悔やんでいる次第です(笑)。


2014年末から2015年始めの乃木坂は、まさに大晦日の紅白で弾みをつけ、1月2月に音楽的攻勢を仕掛けるスケジュールを組んでいました。

1月7日(水)に1stアルバムをリリースして、年明けから、精力的に、数々の音楽番組に出演し、「僕がいる場所」を中心に、新曲キャンペーンを展開することになる。

結局、紅白は逃したけど、直前で「内定」が取り消されたと、多くのメディが乃木坂を取り上げたので、それが追い風となり、年始のプロモーションが相当な効果を挙げた面はあると思います。

2105年に乃木坂が飛躍したのは、紅白「落選」をバネにして、良いスタートダッシュを切れたことが、大きかったんじゃないでしょうか。

そして、13枚目「サイン会」を、2月上旬の14枚目発売が視野に入る、2016年1月29日(金)に設定したとき、今度は、「初出場」をバネにして、より強力なスタートダッシュを切りたいという意図が、運営にあった気がします。


しかし、NGT48と欅坂46の出現もあって、一気に高まった楽曲需要が、新曲提供の大渋滞を引き起こし、11月下旬までに14枚目が届くなんて日程は、夢のまた夢になってしまった。

そのため、12月23日(水)に、MV集「ALL MV COLLECTION~あの時の彼女たち~」を発売する方針に切り替えて、14枚目の発売は、3月23日(水)まで先延ばしとなった。

楽曲が思うように届かなかったのは、MV集に、新曲MVが一つも入っていないことからも分かります。

もし、1曲でも新曲があれば、そのプロモーションによって、1月2月、『MUSIC JAPAN』『 MUSIC STATION』『MUSIC FAIR』など、有名な音楽番組に集中的に出演できたかもしれません。

ところが、新しいMVが作られたものの、すべて過去にリリースされた曲で、新曲MVはなかった。

かくして、2015年の大晦日に紅白初出場を果たした乃木坂は、昨年以上の猛烈なスタートダッシュを切る筈だったのに、静かで穏やかな、2016年の1月を迎えることになったのだと思います(笑)。


2月上旬に14枚目を発売する目論見が、露と消え去った後、では、3月23日(水)に向けて、順調に進んだかというと、全然、そんなことはない。

(表4) 乃木坂シングルにおける、選抜発表とCDリリースの日程的関係

01枚目選抜発表 ==06週+3日==> 01枚目発売
02枚目選抜発表 ==06週+3日==> 02枚目発売
03枚目選抜発表 ==09週+3日==> 03枚目発売
04枚目選抜発表 ==10週+3日==> 04枚目発売
05枚目選抜発表 ==09週+3日==> 05枚目発売
06枚目選抜発表 ==10週+3日==> 06枚目発売
07枚目選抜発表 ==07週+3日==> 07枚目発売
08枚目選抜発表 ==09週+3日==> 08枚目発売
09枚目選抜発表 ==08週+3日==> 09枚目発売
10枚目選抜発表 ==09週+3日==> 10枚目発売
11枚目選抜発表 ==08週+3日==> 11枚目発売
12枚目選抜発表 ==10週+3日==> 12枚目発売
13枚目選抜発表 ==08週+3日==> 13枚目発売
14枚目選抜発表 ==07週+3日==> 14枚目発売


14th選抜のメンバーは1月31日(日)深夜の『乃木坂工事中』で発表されましたが、上表のように、CD発売までの期間が、3枚目以降、もっとも短い。

この期間に、振り入れやレコーディングを行い、ジャケット、MV、特典映像などを撮影して、シングルを制作、さらに、音楽番組や音楽祭で新曲を披露することで、キャンペーンを行うので、ある程度の長い方が良い。

そのため、多くのシングルでは、8~10週プラス3日の時間を取っています。

ところが、14枚目は、7週プラス3日という、最近では見ないほど、ショートな設定になっている。


例えば、『プリンシパル』のような、全員が参加する大型イベントがあって、その終了を待っていたので、選抜発表がタイトになってしまったなら分かります。

しかし、1月は、多くのメンバーが、家族や友人と旅行を楽しむなど、珍しいほど余裕のある過ごし方をしていました。

従って、選抜発表を1月24日(日)にして、CD発売まで8週プラス3日、あるいは、1月17日(日)で9週プラス3日にすることには、何ら問題がなかったと思います。


7週プラス3日という厳しい設定になったのは、やはり、1月に入っても楽曲が届かず、選抜メンバーを発表しても、何も出来なかったからじゃないでしょうか。

ただ、では、1月31日(日)の時点で、ようやく曲が来たのかとなると、大いに疑問です。

「ハルジオンが咲く頃」というタイトルが告知されたのは、上述したように2月22日(月)。

しかも、2月26日(金)のMステで、何を歌うのか、この日まで番組公式サイトに載らなかったことを考えると、乃木坂が表題曲を完全な形で手に入れたのは、ごく最近と見るべきで、選抜発表から随分と時間が経っていたと思います。

1月31日(日)の選抜発表に踏み切ったのは、個別握手会の「前倒し」が3週となり、何を歌うのかはおろか、誰が歌うのかすら分からないまま、応募を続けるのは、さすがにマズいと考えたからじゃないでしょうか。

つまり、14枚目の乃木坂は、紅白初出場からの1月スタートダッシュを意図した2月上旬発売が、2015年の終盤に無理と判明し、その上、2016年に入っても、再設定した3月下旬発売ですら危うくなるほど、楽曲の提供が遅れに遅れ、選抜発表やタイトル告知を、大幅に先延ばしせざるを得ないという、2段階に渡る「誤算」を経験したように思えます。


欅坂46のデビューシングルは、選抜発表からCD発売までが、5週プラス3日しかなく、しかも、現時点でまだ、タイトルすら告知されていません。

発売日が先行する乃木坂と欅坂への楽曲提供がこれほど遅れている中、4月13日(水)に7枚目を発売するHKT48、4月27日(水)に14枚目のNMB48が、予定通りに新曲スケジュールをこなせるのか、固唾を飲んで見守るしかありません(笑)。

さらに、NGT48は、いつデビュー出来るのか、予測不能な状況になってきました。


秋元康氏が、7グループすべての楽曲をプロデュースするというシステムを改めない限り、こういったスケジュールの遅延は、今後も起こるでしょう。

乃木坂は、2012年にシングルを4作リリースした後、2013年、2014年、2015年、3年続けて、年間3作を世に送り出しています。

このペースを2016年以降も続けられるのか、14枚目での「誤算」を考えると、楽観的な見通しは禁物です(笑)。


運営にとって痛いのは、発売するシングルの枚数が少なくなると、握手会の日数が減って、売り上げの大部分を占めるCDセールスの年間総額が下がってしまうことだと思います。

どれくらい収益が上がっているかは分かりませんが、アーティスト売り上げランキングの上位に、乃木坂46の名前が載るのは、スポンサーを獲得する際に、大きな宣伝効果となる筈で、人気アピールのためにも、CD発売のペースを落としたくはない。

しかし、総合プロデューサーである秋元康氏に、音楽を任せている以上、楽曲提供の遅れが生じても、なかなか文句を言えないでしょう(笑)。


そんな中、乃木坂運営は、若い女子層を、大きなターゲットとして、開拓しようとしている節がある。

現在、乃木坂は、白石麻衣、西野七瀬、松村沙友理、橋本奈々未、齋藤飛鳥、川後陽菜、北野日奈子と、ファッション雑誌の専属モデルに、7人ものメンバーを送り込んでいます。

これは、女子層からの知名度と関心度を高めるためで、テレビの特集においても、乃木坂は女子人気が高いことを、強調して貰っている。

ただ、乃木坂のライブや舞台では、休憩時間に、男子トイレに長蛇の列が出来る一方、女子トイレは、大抵、全然空いているようで、運営が言うほど、女子人気が高まっているのか、疑問を感じる部分はあります(笑)。


乃木坂のCDやグッズを若い女性がバンバン買ってくれて、握手会にも大挙して来てくれれば、運営にとっては、大成功だと思います。

しかし、E-girlsのように「スキル」重視ならともかく、「可愛い」がアピールの中心に据える女性アイドルグループが、そこまで女子人気を獲得するのは、相当に難しい気がします。

そして、運営は、そういった限界は、よく分かっていると思います。


私が今、新しい試みとして、とくに注目しているのは、3期募集を前にして、全国で行われる「セミナー」です。

乃木坂1期のオーディションには、4万人の応募があったそうですが、こういった数字を見ると、乃木坂ファンになりたい女性より、乃木坂メンバーになりたい女性の方が、実は、多いんじゃないかと考えたくなります(笑)。

もし、そういった女性を対象にしたセミナーを開いて、そこに2万人が参加すれば、1人あたり受講料5千円を貰うと、何と、1億円の売り上げです。

受講料1回5千円はかなり高いけど、白石麻衣などの現役メンバーが登場して、アイドルの世界について、あれこれ教えてくれるのあれば、結構、人が集まるんじゃないでしょうか。


乃木坂の個別握手会は、現在、初動で45万枚ほどいくので、1枚1千円とすれば、4億5千万円の売り上げです。

しかし、ここから、著作権料などが差し引かれ、6日間の大規模握手会を開催する費用も、相当な額に上るでしょう。

それに比べると、セミナーの受講料は、収益率が高く出来る可能性がある。

本当に、1億円が入るなら、シングルを1枚出すのに匹敵するレベルの収入が、運営に入ってくるかもしれない。


今日、3月2日(水)は、新宿と新潟の伊勢丹で、乃木坂とのコラボ商品を2万円以上購入した女性が、限定20名参加出来る「お茶会」が行われた筈です。

セミナーにせよ、伊勢丹の「女子会」にせよ、乃木坂メンバーへの「憧れ」を軸にして、乃木坂プロジェクトに、女性層を巻き込んでいこうという、運営の方針を感じます。

まあ、セミナーに関しては、受講料をどうするのかを含め、まだ詳しい内容や目的は分かりません。

ただ、秋元康氏がプロデュースするグループが、限界にまで膨れ上がってきた今、乃木坂が、シングルCDに代わる、新しい収入源を求めて、若い女性層に目を向け始めているのは、間違いないと思います。


和田まあや、渡辺みり愛、佐々木琴子、鈴木絢音といった若いメンバーが、1列目2列目にずらりと並んでいるような、欅坂の選抜を眺めていると、乃木坂の男性ファンで、欅坂に流れる人は、今後、相当な数に上るだろうと感じました。

グループの音楽性がアピールの中心にあれば、メンバーの年齢が高くなっても、それほどファンが減ることはないと思いますが、「可愛い」「美しい」という部分で勝負するなら、乃木坂から欅へ「推し」変する人は、必ず出てくるでしょう。

一方、メンバーへの「憧れ」をベースにする女性ファンは、自身がメンバーになりたいと思う人も含め、乃木坂に長く興味を持ってくれる可能性がある。

女性層に食い込むことで、女性アイドルの寿命が延びるのであれば、試みる価値のあることだと、運営は考えているのかもしれません。


いずれにせよ、AKB48Gや乃木坂46・欅坂46は、男性ファンだけで支えるには、限界まで大きくなってしまった気がします。

楽曲提供の遅れは、肥大化したグループアイドル産業が、需給バランスを失いつつある表れに見えます。

ほとんどのバブルは、供給過多が原因でハジけるわけで、女性層という新規需要を模索し始めているのは、AKB48が引き起こしたアイドルブームが、いよいよ、終焉を迎えつつあることを示すのかもしれません。


ただ、それがハジけたとしても、乃木坂メンバーには、何とか、志した世界で仕事を続けて欲しい。

私が、スキル、スキルと書き続けるのは、まさに、バブル崩壊後、頼りになるのが、それだからですね。

「芸は身を助く」を芸能グループに向かって強調するのは、おかしな話ですが(笑)。


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