永島聖羅、3月30日(水)夜のFMラジオ番組をもって、乃木坂メンバーとしての仕事がすべて終了
3月30日(水) 21 : 30 ~ @FM『メガネ赤札堂presents 乃木坂46永島聖羅のデリシャス・ミュージック』
@FMの番組公式サイト
永島聖羅の公式ブログ
[名古屋卒業ライブの前々日] 2016/03/17_22:54
「デリシャス、舞台☆永島聖羅 ☆*713」
[ライブの前日夜] 2016/03/18_23:54
「ライブがはじまる☆永島聖羅 ☆*714」
[ライブ1日目終了後] 2016/03/20_00:12
「明日でラスト☆永島聖羅☆* 715」
[ライブ2日目終了後] 2016/03/21_11:00
「卒業☆永島聖羅☆*716」
[最後のブログ] 2016/03/26_23:30
「永島聖羅」
# 永島聖羅に関する当ブログの記事は、本文の「関連記事」後に、リンク付きでまとめて掲載しています
乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント
永島聖羅の乃木坂として最後のメディア出演
3月30日(水) 21 : 30 ~ @FM『メガネ赤札堂presents 乃木坂46永島聖羅のデリシャス・ミュージック』
ラジオ新番組!2016年3月30日(水)超深夜スタート
[AM] 毎週水曜 27 : 00 ~ 28 : 30 ニッポン放送『オールナイトニッポン0 (ZERO)』
新内眞衣がパーソナリティを務めるラジオ番組。この時間帯でなんと生放送!番組に備えて、まいちゅんは引っ越しまで行ったそうです。本当に、ご苦労様です。
乃木坂が日テレ系春フェスに登場
03月31日(木)『ZIP!春フェス2016』in 東京ドームシティホール (17:30~) に乃木坂46が出演。
ラジオ番組の放送時間変更!2016年4月1日(金)より
[FM] 毎週金曜 19 : 00 ~ 21 : 19 (3月まで) → 19 : 00 ~ 20 : 47 (4月から) bayfm78『金つぶ』
小島嵩弘、衛藤美彩、ニック土屋がMCを務めるラジオの生放送番組。
ラジオ番組に新MC登場!2016年4月1日(金)より
[FM] 毎週金曜 21 : 00 ~ 23 : 00 FM FUJI『沈黙の金曜日』
アルコ&ピースと共に、永島聖羅がパーソナリティを務めたラジオ生放送番組。せいらりんの卒業に伴い、中田花奈が新MCとして参加。
ラジオ新番組!2016年4月2日(土)より
[FM] 毎週土曜 7 : 05 ~ 7 : 15 J-WAVE『POP OF THE WORLD』(6 : 00 ~ 8 : 00)内の「HARRY'S ENGLISH CLASS」。生きた英語を学べるコーナーに、齋藤飛鳥が、ハリー杉山とともにナビゲーターとして出演。
テレビ新番組!2016年4月2日(土)より
[地デ] 毎週土曜 9 : 55 ~ 10 : 25 フジテレビ『ライオンのグータッチ』
西野七瀬が佐藤隆太、博多大吉とMCを務めるバラエティ番組。ある分野に打ち込みながら、なかなか結果の出ない子どもたちのもとへ、エキスパートである「グータッチコーチ」を派遣して指導、夢への努力を応援。
ラジオ新番組!2016年4月2日(土)より
[FM] 毎週土曜日24 : 30 ~ 25 : 00 TOKYO FM『エバンジェリストスクール!』
IT業界の「エバンジェリスト」(伝道者、使徒)、西脇資哲氏が「明日から使えるビジネススキルを伝授する」番組だそうで、若月佑美がアシスタントとして出演。何だかよく分かりませんが、若様に向いている気がします(笑)。
ラジオ番組の放送時間変更!おそらく2016年4月3日(日)より
[AM] 毎週日曜 20 : 30 ~ 21 : 00 (3月まで) → 18 : 00 ~ 18 : 30 (4月から) 文化放送『乃木坂の「の」』
乃木坂のラジオにおける冠番組。メンバーが2~3人ずつ出演。
乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のページをご参照下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 30Jan16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Feb~]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['15Nov~'16Jan]
乃木坂公式サイトの「スケジュール」
乃木坂46の14枚目「ハルジオンが咲く頃」は、オリコン第1週の売り上げが75万枚であることが判明しました。
一般向けサイトにおける週間ランキングの更新は、おそらく明日以降で、細かい数字はまだ分かりませんが、13枚目「今、話したい誰かがいる」の初動は62.7万枚だったので、12万枚も前作を上回り、乃木坂シングル史上、最高となる大幅アップです。
初動がこれほど伸びた理由を考えてみます。
先週木曜日に14枚目個別握手会第11次応募が行われ、それに伴って、初動に計上されたであろう、第10次応募までの完売状況が明らかになりました。
780部中688部完売で、販売率は、部数ベースで88.2%、枚数ベースでは99.2%という驚異的なレベルに達しています。
握手会におけるCD1枚当たりの平均割り当て時間を8.5秒と置けば、シミュレーション計算から、全体の売り上げ枚数は49万枚と推定されます。
ただ、8.5秒という設定値は、ここ数シングルの結果を上手く説明するもので、それ以前は、8.0秒を妥当な数字として使っていました。
乃木坂の握手会は、AKB48Gに比べて剥がしが早いと、噂されていた時期があり、最近は、そういう話をあまり聞かなくなったので、8.0秒から8.5秒の変更は実感にも合っているんじゃないないかと、密かに納得するものがあって(笑)。
ただ、これほど初動がアップした以上、個別握手会分でどこまで説明出来るかを調べる必要があり、平均割り当て時間を短縮したケースも考えておきたい。
そこで、以前の設定値である8.0秒を使ってシミュレーションを行うと、14枚目個別握手会の初動算入分として、52万枚という数字が出て来ます。
さすがに、この辺が上限だと思うので、第10次応募終了後の完売状況から、初動算入分は、49万枚から52万枚くらいと見積もることにします。
これらの数字から、14枚目のCDセールスを13枚目と比べたのが、以下の表です。
(表1) 13枚目と14枚目の発売第1週CDセールスの構造比較
13枚目「今、話したい誰かがいる」(2015/10/28)
[店頭セールス]
17万枚 : 初回限定盤(3種)・「ここさけ」盤・通常盤
[個別握手会セールス]
46万枚 : 通常盤(1種)
[オリコン初動]
63万枚
14枚目「ハルジオンが咲く頃」(2016/03/23)
[店頭セールス]
23~26万枚 : 初回限定盤(4種)・通常盤
[個別握手会セールス]
49~52万枚 : 通常盤(1種)
[オリコン初動]
75万枚
13枚目から14枚目への伸び
[店頭セールス]
+6~9万枚
[個別握手会セールス]
+3~6万枚
[オリコン初動]
+12万枚
14枚目の細かい数字が分からないので、13枚目も、千枚部分を四捨五入した数字で表し、それを使って両者の差を求めています。
13枚目から14枚目へのオリコン初動の伸び12万枚の内訳は、上表のように、店頭販売分が6~9万枚、個別握手会分が3~6万枚と推測出来ます。
前作の店頭販売CDは、全国握手会参加券・スペシャルプレゼント応募券が封入された、特典映像DVD付き初回限定盤が3種類、ジャケットが映画「心が叫びたがっているんだ。」仕様で、主役キャラの写真が入った「ここさけ」盤、そして通常盤の計5種類でした。
一方、今作は、全国握手会参加券・スペシャルプレゼント応募券が封入された、特典映像DVD付き初回限定盤が4種類と通常盤の計5種類。
初回限定盤が1種増えたのは、確かに大きいけど、それだけで6~9万枚も店頭セールスを押し上げるとは、ちょっと考えづらい。
初回限定盤を4種類投入したのは今回が初めてですが、過去のシングルを振り返ると、全国握手会参加券ではなく、特別ライブ鑑賞券が封入され、「太陽ノック」と「羽根の記憶」のMVを収録したDVD付きのセブンイレブン限定盤は、「準」初回限定盤と言えるかもしれません(笑)。
そして、12枚目の店頭販売第1週は20万枚に迫る売り上げを示している。
(表2) 過去4作の店頭販売CDの第1週売り上げ枚数と投入された盤種
凡例
シングル番号 : 店頭販売第1週の売り上げ枚数 [店頭販売された盤種] タイトル名
# 枚数はすべて万枚単位で、小数点以下1桁目を四捨五入
#「セブン盤」はセブンイレブン盤の意
10枚目 : 店頭11.7 [初回盤3種, 通常盤1種] 何度目の青空か?
11枚目 : 店頭15.0 [初回盤3種, 通常盤1種] 命は美しい
12枚目 : 店頭19.5 [初回盤3種, セブン盤1種, 通常盤1種] 太陽ノック
13枚目 : 店頭17.1 [初回盤3種, アニメ盤1種, 通常盤1種] 今、話したい誰かがいる
14枚目 : 店頭23~26 [初回盤4種, 通常盤1種] ハルジオンが咲く頃
全国握手会参加券、スペシャルプレゼント応募券、生写真、MVと個人PVの収録されたDVDを備えた初回限定盤は、ネットオークションで売れるアイテムが豊富にあるため、人気が出やすいのは確かだと思います。
しかし、初回限定盤を1種類増やしただけで、「準」初回限定盤を含む12枚目の店頭第1週と比べても、3~6万枚もアップするのは、さすがに上げ幅が大き過ぎる。
実は、14枚目の店頭販売がここまで伸びた理由は、本来であれば、2週目、3週目に分散するCD購入の多くを、発売1週目に取り込んだからではないかと考えています。
例えば、12枚目「太陽ノック」は、13枚目までで最高レベルの第1週店頭販売を達成する一方、以下のように、その後の累計セールスの伸びは、低く留まっている。
(表3) 過去4作のオリコンCD売り上げ枚数の積み上げ推移
シングル番号 : 1週目(初日から初動への積み上げ枚数) 2~10週目(2週目から10週目までの積み上げ枚数)
# 枚数はすべて万枚単位で、14枚目以外は、小数点以下1桁目を四捨五入
10枚目 : 1週目(+06.6) 2~10週目(+10.5)
11枚目 : 1週目(+07.8) 2~10週目(+11.0)
12枚目 : 1週目(+12.8) 2~10週目(+06.1)
13枚目 : 1週目(+09.3) 2~10週目(+07.9)
14枚目 : 1週目(+16)
12枚目は、セブンイレブンの店頭で予約すると、メンバーの大型ポスターが貰える特典を用意しました。
もちろん、こういった外付け特典は、以前から、CDショップでも行ってきたことですが、セブンイレブンは広範な店舗網を持ち、しかも24時間営業と利便性が高いので、学校や仕事が忙しくても、発売週にCD受け取る人が多くなる。
CDを予約しても、受け取りが翌週にずれ込むと、お客さんが店頭でお金を払った時点で、売り上げにカウントされる筈で、第1週に入らないケースが多数出るおそれがあります。
もし、乃木坂の人気が高まり、新規ファンが殺到して、CDセールスが大幅に上がっているのなら、第1週の店頭販売だけでなく、その後も、好調に売り上げ枚数が伸びると思います。
しかし、12枚目は、第1週は好調だったものの、それ以降は、他のシングルと比べて、明らかに累計セールスの積み上げが弱くなっている。
このことから、12枚目の第1週店頭セールスが伸びたのは、セブンイレブン限定盤という「準」初回限定盤を用意した上に、セブンイレブンを介した、予約特典付き店頭販売という流通方式を採用したことで、第1週にセールスを集約出来た可能性が高い。
14枚目「ハルジオンが咲く頃」は、12枚目のセブイレブン限定盤より強力な、本当の初回限定盤を1種多く投入、さらに、セブンネットなどを介した、予約特典付きネット販売に力を注いでいます。
オンラインで予約する場合は、クレジットカードや電子マネーによって、事前に精算を済ませる人が多くなるので、販売店が、発売日にCDを発送した時点で、売り上げにカウントされ、より確実に初動に算入することが出来るのでしょう。
(表4) 14枚目「ハルジオンが咲く頃」のオリコンデイリーの推移
凡例
[日付(登場以来の日数)] 売り上げ枚数
# 枚数はすべて万枚単位で、小数点以下1桁目を四捨五入
[22火(1日目)] 59.1
[23水(2日目)] 11.4
[24木(3日目)] 01.7
[25金(4日目)] 01.1
[26土(5日目)] 00.9
[27日(6日目)] 00.8
14枚目は、セブンネット予約分に、盤種ごとのメンバー写真が付きましたが、他のCDショップもそれぞれ外付け特典を用意した上で、オンライン販売を従来以上に重視した節がある。
実際、上表のように、デイリー登場2日目、つまりCDリリース当日に、11.4万枚という見たことがないほど高い売り上げを記録しており、これは、今回の店頭セールスにおいて、ネットによる予約販売が大きな役割を果たしたことを示すものだと思います。
Amazonも同じネット販売で、以前から乃木坂のCDを扱っていますが、メンバー写真などの外付け特典がない。
また、売り切れずに残った分を、ネット販売側が全部負担する契約であれば、在庫を減らす必要から、一気に仕入れることが出来ず、価格も早々と下げなければならない。
これでは多量のCDを短期間で売りさばくことが難しく、CDセールスは時間を掛けて、徐々に積み重なるパターンとなってしまう。
CD販売における細かい契約は分からないので、あくまで憶測ですが、こういった流通に関わる部分の変更が、14枚目の店頭第1週を大きく押し上げ、2日目11.4万枚という驚異的な数字を実現した可能性があります。
この「仮説」を検証する方法は、14枚目の累計セールスを追跡することです。
14枚目は初動において、13枚目を12万枚も上回ったのだから、第2週、第3週においても、CDセールスは、前作を凌ぐ勢いで進む筈で、12万枚の差はさらに広がるのが普通です。
「今、話したい誰かがいる」は、現在、オリコン累計が74万枚なので、「ハルジオンが咲く頃」は86万枚を越える累計セールスが可能な筈で、どこまで伸びるかがポイントになる。
もし、累計が80万枚で止まるなら、前作からの伸びは6万枚となり、個別握手会の上積み分で説明出来る範囲になる。
この場合は、初回限定盤を1種増やしたにも関わらず、最終的な店頭セールスが伸びたとは言えず、上に述べた「仮説」の通り、第1週集約型のセールスで、初動がアップしたと見るのが妥当になります。
14枚目初動の大幅上昇が、新規コアファンの急激な増加によるのか、それともネット予約重視の第1週集約型セールスによるのかは、今後の累計セールス次第ということです。
ただ、CDの売り上げ枚数は、あくまで添付された特典の魅力を表すもので、収録楽曲の人気とはほとんど関係ありません。
「ハルジオンが咲く頃」という曲の人気を調べるために、 iTunes Store トップソングの順位を見てみましょう。
(表5) 「ハルジオンが咲く頃」と「今、話したい誰かがいる」に収録された曲の iTunes Store トップソングの最新ランキング
凡例
[順位] 曲名
#PCより200位以内のランキングをチェック
「ハルジオンが咲く頃」収録曲
2016年03月23日(水)00:00より配信スタート
# 収録7曲をパックしたアルバム「ハルジオンが咲く頃 Special Edition」
# CD発売は2016年03月23日(水)
# 順位は配信開始6日後の2016/03/28(月)24:00付近
#「圏外」は200位以内に入っていない
[022] ハルジオンが咲く頃
[195] 釣り堀
[圏外] 急斜面、不等号、強がる蕾、憂鬱と風船ガム、遙かなるブータン
アルバム
[007] ハルジオンが咲く頃 Special Edition
「今、話したい誰かがいる」収録曲
2016年10月21日(水)00:00より配信スタート
# 収録6曲をパックしたアルバム「今、話したい誰かがいる Special Edition」
# CD発売は2015年10月28日(水)
# 順位は配信開始6日後の2015/10/26(月)24:00付近
#「圏外」は200位以内に入っていない
[008] 今、話したい誰かがいる
[049] 悲しみの忘れ方
[115] ポピパッパパー
[130] 嫉妬の権利
[圏外] 隙間、大人への近道
アルバム
[003] 今、話したい誰かがいる Special Edition
上表は、配信開始から6日経った時点での順位を、今作と前作で比べたものですが、「ハルジオンが咲く頃」の収録楽曲は、表題曲、カップリング曲、ともに、「今、話したい誰かがいる」ほどの勢いがありません。
「Special Edition」のアルバム順位が、14枚目はすでに7位に下がっていて、13枚目が3位に留まっていたのと対照的です。
また、表題曲の上位ランクイン日数からも、今作は、前作ほど好調でないことが分かります。
(表6) 13枚目表題曲「今、話したい誰かがいる」の iTunes Store トップソング上位ランクイン日数
「今、話したい誰かがいる」配信開始後53日間調査
[10位以内] 09日 {最高4位}
[20位以内] 15日
[30位以内] 21日
「ハルジオンが咲く頃」配信開始後6日時点
[10位以内] 02日 {最高3位}
[20位以内] 05日
[30位以内] 06日
「今、話したい誰かがいる」は配信開始から連続9日、10位以内に入っていたのですが、「ハルジオンが咲く頃」は2日でトップ10を去っています。
さらに、「今誰」は連続15日、20位以内をキープしたのに対して、「ハルジオン」は5日です。
もちろん、再度、浮上するかもしれないので、今後の推移を見る必要がありますが、少なくとも配信開始1週間の順位推移から判断すると、CDセールスとは逆に、ダウンロード数は前作を下回る可能性が高い。
次に、YouTube公開MVの再生回数です。
「ハルジオンが咲く頃」のフルバージョンMVは、3月22日(火)23:59に公開が終わりましたが、その直前における再生回数は147万回でした。
(表7) YouTubeに公開された乃木坂、欅坂、BABYMETALの最新楽曲MV再生回数
凡例
再生回数 at 記録を取った日時
# 曲名をクリックすると、YouTubeにアップされている公式MVを観ることが出来ます。いきなり動画が始まるので、音声などにご注意下さい
乃木坂46の14枚目表題曲
「ハルジオンが咲く頃」MV(Full Ver.)
000万 at 03月01日(火) 公開スタート
128万 at 03月18日(金)18:00
↓4.5万回/日
146万 at 03月22日(火)18:00
147万 at 03月22日(火)23:50
# MV(Short Ver.)
# MV(Full Ver.)公開は03/22(23:59)まで
# MV(Short Ver.)公開は2016/03/23から
欅坂46の01枚目表題曲
「サイレントマジョリティー」MV(Full Ver.)
000万 at 03月15日(火) 公開スタート
053万 at 03月18日(金)18:00
↓14.5万回/日
111万 at 03月22日(火)18:00
↓14.5万回/日
169万 at 03月26日(土)18:00
↓13.7万回/日
210万 at 03月29日(火)18:00
# MV(Full Ver.)
# MV(Full Ver.)公開は04月05日(火)23:59まで
BABYMETALのアルバム「METAL RESISTANCE」(04/01)の収録曲
「KARATE」MV(Full Ver.)
000万 at 03月17日(木) 公開スタート
152万 at 03月22日(火)18:00
↓21.3万回/日
237万 at 03月26日(土)18:00
↓20.7万回/日
299万 at 03月29日(火)18:00
# MV(Full Ver.)
欅坂46のデビューシングル表題曲「サイレントマジョリティー」は、フルバージョンMVの公開がまだ続いており、3月29日(火)18:00現在、何と、200万回を突破しています。
乃木坂の楽曲MVが、CD発売前に200万再生を達成したのは記憶になく、これは快挙と言っていいでしょう。
上表のように、3月18日(金)18:00から22日(火)18:00までの4日間の平均再生回数が14.5万回/日である一方、その4日後である26日(土)18:00までの再生回数は14.5万回/日、さらに3日後の3月29日(火)18:00現在までが13.7万回/日。
つまり、ほとんど勢いが衰えておらず、このまま行くと、CD発売前に300万回を突破しかねない状況です(笑)。
「サイレントマジョリティー」が楽曲として高い人気を獲得しているのは間違いなく、「ハルジオンが咲く頃」は、それに圧倒されて、影が薄くなっている印象がある。
しかし、上には上がいて、BABYMETALの「KARATE」MVは、「サイレントマジョリティー」MVより後に公開されたのに、3月29日(火)18:00現在、再生回数が299万で、ほぼ300万回です。
こういった数字を眺めていると、CDの売り上げ枚数だけで「人気」を判断することが、いかに危険かが分かります。
CDセールスは、少なくとも、楽曲の「人気」を表すものではなく、今の時代、それだけではヒットチャートにはなり得ないと思います。
再掲になりますが、「Billboard JAPAN Hot100」における「ハルジオンが咲く頃」の順位推移を載せます。
(表8) Billboard JAPAN Hot100 における「ハルジオンが咲く頃」の順位推移
#「総合」は総合順位
# 各項目の意味は以下
A : ストリーミング数
B : ラジオ放送回数
C : PCによる読み取り回数
D : ツイート数
E : 動画再生回数
# 最後の(回)はランクイン回数
# MVの公開日部分をクリックするとYouTubeにアップされた公式MVを観ることが出来ます。いきなり動画が始まるので、音声などにご注意下さい
「ハルジオンが咲く頃」乃木坂46 (2016/03/23発売)
03月07日付(02/22~02/28) (総合)20位 [A]--- [B]--- [C]--- [D]02位 [E]--- (1回)
03月14日付(02/29~03/06) (総合)23位 [A]--- [B]--- [C]--- [D]04位 [E]27位 (2回)
03月21日付(03/07~03/13) (総合)45位 [A]--- [B]--- [C]--- [D]13位 [E]32位 (3回)
03月28日付(03/14~03/20) (総合)42位 [A]--- [B]39位 [C]--- [D]11位 [E]47位 (4回)
14枚目表題曲が3月7日付で総合20位に入ったのは、「ツイート数」の2位が大きいですが、なぜ、ここで「ツイート数」が上位に食い込んだかというと、2月22日(月)に14枚目のタイトルが「ハルジオンが咲く頃」であると発表されたからだと思います。
それまでは、「タイトル未定」でツイートされていて、歌手名と曲名が両方入っていないと、Billboardはカウントしないので、「ツイート数」を稼げなかった。
そして、2月26日(金)の『MUSIC STATION』で表題曲が初披露され、3月1日(火)にフルバージョンMVが公開され、本格的な新曲キャンペーンが始まります。
ところが、パフォーマンスを観たり、MVを視聴する人が増えて、盛り上がっていく筈なのに、「ツイート数」は、3月14日付で4位、21日付は13位に下がっていく。
おそらく、個別握手会がほとんど完売してしまい、14枚目に関して、ネットに書き込むファンが徐々に減ったからだと思います。
ツイッターなど、ネットを眺めていると、乃木坂46の「ハルジオンが咲く頃」に関するコメントは、その多くが、メンバーの完売数を取り上げるものであって、楽曲やMVに対する感想は、初披露の直後だけで終わってしまう印象を受けます。
CD発売に向けて、新曲キャンペーンが本格化する筈の時期に、「ツイート数」が下がるのは、この印象を裏付ける数字じゃないでしょうか。
乃木坂は、自らの勢いや「人気」を示すものとして、以前より、CD売り上げ枚数への傾倒を強めているように見えます。
しかし、iTunes Store トップソングやMV再生回数を調べると、CDセールスは特典の魅力を表すもので、音楽的な人気とは関係ないことが分かります。
そして、最近、とくに危機感を覚えるのは、大型の音楽祭に呼ばれる機会が、今後、減っていくのではないかという点です。
乃木坂は、以下の大型フェスに参加しませんでした。
フジテレビ『MUSIC FAIR 2600回記念コンサート』
03月05日(土)、12日(土)、19日(土)、26日(土)
テレ朝『MUSIC STATION 3時間SP』
03月25日(金)
フジテレビ『FNSうたの春まつり』
03月28日(月)
『MUSIC FAIR 2600回記念コンサート』は、長く司会を務めた鈴木杏樹と恵俊彰が、4月から軽部真一アナウンサー&仲間由紀恵にバトンタッチするのを機に、2月19日(金)に東京国際フォーラムで公開収録が行われた記念コンサートで、4週に渡って放送されました。
森山良子、谷村新司、さだまさしなど、大物歌手に加えて、ゆず、AI、水樹奈々、JUJU、秦基博、クリス・ハートなどが参加、女性グループとしては、E-girlsが出演しています。
また、『MUSIC STATION 3時間SP』は、ケツメイシ、いきものがかり、藤巻亮太、Kiroro、BEGIN 、桐谷健太、浜崎あゆみと、アイドル系では、Kis-My-Ft2やAKB48が参加しています。
「ハルジオンが咲く頃」のリリースが3月23日(水)だったので、是非とも出たいところでしたが、オファーがなかったのか、都合が合わなかったのか、乃木坂のステージはなかった。
しかし、とくにショックを受けたのは、『FNSうたの春まつり』に出演しなかったことです。
AKB48、ももいろクローバーZ、中川翔子、Perfume、RADIO FISHなどを含む、総勢25組のアーティストが参加した大型フェスで、しかも、「ハルジオンが咲く頃」の曲にぴったりフィットする「卒業」や「旅立ち」がテーマになっている。
「ハルジオンが咲く頃」は、フジテレビでの披露がまだなく、CDの発売日を考えても、乃木坂は参加するものだと思っていたので、最後までリストに名前が載らなかったことに驚きました。
乃木坂は、ダンス抑えめのミディアムバラードが多いのに、ほとんど生歌を入れないパフォーマンスなので、ステージが音楽的な魅力に乏しいのは、よく分かっています。
しかし、それでも、昨年までは、こういった大型歌謡祭に、しょっちゅう呼ばれていて、一定の存在感を発揮していました。
怖いのは、今年に入って、視聴率を問われるような、ゴールデンタイムのテレビ系音楽祭では、AKB48Gや乃木坂に関して、余程のことがない限り、AKB48本体だけを出演させるという「まとめ」の姿勢が、徐々に強まっている気がすることです。
CDの売り上げ枚数をアーティストの「人気」と考える発想が、音楽関係者の間から、急速に消えかかっているとすれば、大型音楽番組に乃木坂が出演する機会が、徐々に減らされていく傾向は、今後も続く可能性があります。
AKB48は、過去のヒット曲に加え、平均視聴率20%を狙える「総選挙」という人気イベント持っているので、まだ、しばらくはテレビの世界に留まれると思いますが、乃木坂は、そういったアピールポイントがほとんどない。
せめて、音楽的に魅力のあるステージを披露しないと、オリコンの数字が70万枚、80万枚であっても、歌謡祭に呼ばれない危険があります。
CDセールス以外の指標に目を向け、ヒット曲を目指して、音楽グループとしての存在感を上げる方法を探らないと、本当に人気の低落期に入ってしまう。
パフォーマンスや楽曲の魅力では、デビュー前の欅坂に、すでに負けている節すらあり、ダウンロード数、MV再生回数、大型フェスへの出演頻度において、紅白初出場の翌年という、多くのアーティストが経験する「危機」が、現実化しつつある。
CD発売週の「Billboard JAPAN Hot100」で、「ハルジオンが咲く頃」は総合1位を獲得したそうで、「ツイート数」も上位に戻っていると思います。
しかし、ネット上でのコメントの多くが、完売部数やCD売り上げ枚数に関するもので、乃木坂の音楽とは無縁の内容だとすれば、素直に喜べない話です。
欅坂46が「サイレントマジョリティー」で大きな注目を集めているように、音楽グループとしての存在感は、アイドルにとって、「人気」の基本じゃないでしょうか。
14枚目にまつわる様々な指標は、その生命線が脅かされつつあることを、静かに物語っている気がします。
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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています
3月30日(水) 21 : 30 ~ @FM『メガネ赤札堂presents 乃木坂46永島聖羅のデリシャス・ミュージック』
@FMの番組公式サイト
永島聖羅の公式ブログ
[名古屋卒業ライブの前々日] 2016/03/17_22:54
「デリシャス、舞台☆永島聖羅 ☆*713」
[ライブの前日夜] 2016/03/18_23:54
「ライブがはじまる☆永島聖羅 ☆*714」
[ライブ1日目終了後] 2016/03/20_00:12
「明日でラスト☆永島聖羅☆* 715」
[ライブ2日目終了後] 2016/03/21_11:00
「卒業☆永島聖羅☆*716」
[最後のブログ] 2016/03/26_23:30
「永島聖羅」
# 永島聖羅に関する当ブログの記事は、本文の「関連記事」後に、リンク付きでまとめて掲載しています
乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント
永島聖羅の乃木坂として最後のメディア出演
3月30日(水) 21 : 30 ~ @FM『メガネ赤札堂presents 乃木坂46永島聖羅のデリシャス・ミュージック』
ラジオ新番組!2016年3月30日(水)超深夜スタート
[AM] 毎週水曜 27 : 00 ~ 28 : 30 ニッポン放送『オールナイトニッポン0 (ZERO)』
新内眞衣がパーソナリティを務めるラジオ番組。この時間帯でなんと生放送!番組に備えて、まいちゅんは引っ越しまで行ったそうです。本当に、ご苦労様です。
乃木坂が日テレ系春フェスに登場
03月31日(木)『ZIP!春フェス2016』in 東京ドームシティホール (17:30~) に乃木坂46が出演。
ラジオ番組の放送時間変更!2016年4月1日(金)より
[FM] 毎週金曜 19 : 00 ~ 21 : 19 (3月まで) → 19 : 00 ~ 20 : 47 (4月から) bayfm78『金つぶ』
小島嵩弘、衛藤美彩、ニック土屋がMCを務めるラジオの生放送番組。
ラジオ番組に新MC登場!2016年4月1日(金)より
[FM] 毎週金曜 21 : 00 ~ 23 : 00 FM FUJI『沈黙の金曜日』
アルコ&ピースと共に、永島聖羅がパーソナリティを務めたラジオ生放送番組。せいらりんの卒業に伴い、中田花奈が新MCとして参加。
ラジオ新番組!2016年4月2日(土)より
[FM] 毎週土曜 7 : 05 ~ 7 : 15 J-WAVE『POP OF THE WORLD』(6 : 00 ~ 8 : 00)内の「HARRY'S ENGLISH CLASS」。生きた英語を学べるコーナーに、齋藤飛鳥が、ハリー杉山とともにナビゲーターとして出演。
テレビ新番組!2016年4月2日(土)より
[地デ] 毎週土曜 9 : 55 ~ 10 : 25 フジテレビ『ライオンのグータッチ』
西野七瀬が佐藤隆太、博多大吉とMCを務めるバラエティ番組。ある分野に打ち込みながら、なかなか結果の出ない子どもたちのもとへ、エキスパートである「グータッチコーチ」を派遣して指導、夢への努力を応援。
ラジオ新番組!2016年4月2日(土)より
[FM] 毎週土曜日24 : 30 ~ 25 : 00 TOKYO FM『エバンジェリストスクール!』
IT業界の「エバンジェリスト」(伝道者、使徒)、西脇資哲氏が「明日から使えるビジネススキルを伝授する」番組だそうで、若月佑美がアシスタントとして出演。何だかよく分かりませんが、若様に向いている気がします(笑)。
ラジオ番組の放送時間変更!おそらく2016年4月3日(日)より
[AM] 毎週日曜 20 : 30 ~ 21 : 00 (3月まで) → 18 : 00 ~ 18 : 30 (4月から) 文化放送『乃木坂の「の」』
乃木坂のラジオにおける冠番組。メンバーが2~3人ずつ出演。
乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のページをご参照下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 30Jan16 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Feb~]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 01Nov15 ~ テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['15Nov~'16Jan]
乃木坂公式サイトの「スケジュール」
乃木坂46の14枚目「ハルジオンが咲く頃」は、オリコン第1週の売り上げが75万枚であることが判明しました。
一般向けサイトにおける週間ランキングの更新は、おそらく明日以降で、細かい数字はまだ分かりませんが、13枚目「今、話したい誰かがいる」の初動は62.7万枚だったので、12万枚も前作を上回り、乃木坂シングル史上、最高となる大幅アップです。
初動がこれほど伸びた理由を考えてみます。
先週木曜日に14枚目個別握手会第11次応募が行われ、それに伴って、初動に計上されたであろう、第10次応募までの完売状況が明らかになりました。
780部中688部完売で、販売率は、部数ベースで88.2%、枚数ベースでは99.2%という驚異的なレベルに達しています。
握手会におけるCD1枚当たりの平均割り当て時間を8.5秒と置けば、シミュレーション計算から、全体の売り上げ枚数は49万枚と推定されます。
ただ、8.5秒という設定値は、ここ数シングルの結果を上手く説明するもので、それ以前は、8.0秒を妥当な数字として使っていました。
乃木坂の握手会は、AKB48Gに比べて剥がしが早いと、噂されていた時期があり、最近は、そういう話をあまり聞かなくなったので、8.0秒から8.5秒の変更は実感にも合っているんじゃないないかと、密かに納得するものがあって(笑)。
ただ、これほど初動がアップした以上、個別握手会分でどこまで説明出来るかを調べる必要があり、平均割り当て時間を短縮したケースも考えておきたい。
そこで、以前の設定値である8.0秒を使ってシミュレーションを行うと、14枚目個別握手会の初動算入分として、52万枚という数字が出て来ます。
さすがに、この辺が上限だと思うので、第10次応募終了後の完売状況から、初動算入分は、49万枚から52万枚くらいと見積もることにします。
これらの数字から、14枚目のCDセールスを13枚目と比べたのが、以下の表です。
(表1) 13枚目と14枚目の発売第1週CDセールスの構造比較
13枚目「今、話したい誰かがいる」(2015/10/28)
[店頭セールス]
17万枚 : 初回限定盤(3種)・「ここさけ」盤・通常盤
[個別握手会セールス]
46万枚 : 通常盤(1種)
[オリコン初動]
63万枚
14枚目「ハルジオンが咲く頃」(2016/03/23)
[店頭セールス]
23~26万枚 : 初回限定盤(4種)・通常盤
[個別握手会セールス]
49~52万枚 : 通常盤(1種)
[オリコン初動]
75万枚
13枚目から14枚目への伸び
[店頭セールス]
+6~9万枚
[個別握手会セールス]
+3~6万枚
[オリコン初動]
+12万枚
14枚目の細かい数字が分からないので、13枚目も、千枚部分を四捨五入した数字で表し、それを使って両者の差を求めています。
13枚目から14枚目へのオリコン初動の伸び12万枚の内訳は、上表のように、店頭販売分が6~9万枚、個別握手会分が3~6万枚と推測出来ます。
前作の店頭販売CDは、全国握手会参加券・スペシャルプレゼント応募券が封入された、特典映像DVD付き初回限定盤が3種類、ジャケットが映画「心が叫びたがっているんだ。」仕様で、主役キャラの写真が入った「ここさけ」盤、そして通常盤の計5種類でした。
一方、今作は、全国握手会参加券・スペシャルプレゼント応募券が封入された、特典映像DVD付き初回限定盤が4種類と通常盤の計5種類。
初回限定盤が1種増えたのは、確かに大きいけど、それだけで6~9万枚も店頭セールスを押し上げるとは、ちょっと考えづらい。
初回限定盤を4種類投入したのは今回が初めてですが、過去のシングルを振り返ると、全国握手会参加券ではなく、特別ライブ鑑賞券が封入され、「太陽ノック」と「羽根の記憶」のMVを収録したDVD付きのセブンイレブン限定盤は、「準」初回限定盤と言えるかもしれません(笑)。
そして、12枚目の店頭販売第1週は20万枚に迫る売り上げを示している。
(表2) 過去4作の店頭販売CDの第1週売り上げ枚数と投入された盤種
凡例
シングル番号 : 店頭販売第1週の売り上げ枚数 [店頭販売された盤種] タイトル名
# 枚数はすべて万枚単位で、小数点以下1桁目を四捨五入
#「セブン盤」はセブンイレブン盤の意
10枚目 : 店頭11.7 [初回盤3種, 通常盤1種] 何度目の青空か?
11枚目 : 店頭15.0 [初回盤3種, 通常盤1種] 命は美しい
12枚目 : 店頭19.5 [初回盤3種, セブン盤1種, 通常盤1種] 太陽ノック
13枚目 : 店頭17.1 [初回盤3種, アニメ盤1種, 通常盤1種] 今、話したい誰かがいる
14枚目 : 店頭23~26 [初回盤4種, 通常盤1種] ハルジオンが咲く頃
全国握手会参加券、スペシャルプレゼント応募券、生写真、MVと個人PVの収録されたDVDを備えた初回限定盤は、ネットオークションで売れるアイテムが豊富にあるため、人気が出やすいのは確かだと思います。
しかし、初回限定盤を1種類増やしただけで、「準」初回限定盤を含む12枚目の店頭第1週と比べても、3~6万枚もアップするのは、さすがに上げ幅が大き過ぎる。
実は、14枚目の店頭販売がここまで伸びた理由は、本来であれば、2週目、3週目に分散するCD購入の多くを、発売1週目に取り込んだからではないかと考えています。
例えば、12枚目「太陽ノック」は、13枚目までで最高レベルの第1週店頭販売を達成する一方、以下のように、その後の累計セールスの伸びは、低く留まっている。
(表3) 過去4作のオリコンCD売り上げ枚数の積み上げ推移
シングル番号 : 1週目(初日から初動への積み上げ枚数) 2~10週目(2週目から10週目までの積み上げ枚数)
# 枚数はすべて万枚単位で、14枚目以外は、小数点以下1桁目を四捨五入
10枚目 : 1週目(+06.6) 2~10週目(+10.5)
11枚目 : 1週目(+07.8) 2~10週目(+11.0)
12枚目 : 1週目(+12.8) 2~10週目(+06.1)
13枚目 : 1週目(+09.3) 2~10週目(+07.9)
14枚目 : 1週目(+16)
12枚目は、セブンイレブンの店頭で予約すると、メンバーの大型ポスターが貰える特典を用意しました。
もちろん、こういった外付け特典は、以前から、CDショップでも行ってきたことですが、セブンイレブンは広範な店舗網を持ち、しかも24時間営業と利便性が高いので、学校や仕事が忙しくても、発売週にCD受け取る人が多くなる。
CDを予約しても、受け取りが翌週にずれ込むと、お客さんが店頭でお金を払った時点で、売り上げにカウントされる筈で、第1週に入らないケースが多数出るおそれがあります。
もし、乃木坂の人気が高まり、新規ファンが殺到して、CDセールスが大幅に上がっているのなら、第1週の店頭販売だけでなく、その後も、好調に売り上げ枚数が伸びると思います。
しかし、12枚目は、第1週は好調だったものの、それ以降は、他のシングルと比べて、明らかに累計セールスの積み上げが弱くなっている。
このことから、12枚目の第1週店頭セールスが伸びたのは、セブンイレブン限定盤という「準」初回限定盤を用意した上に、セブンイレブンを介した、予約特典付き店頭販売という流通方式を採用したことで、第1週にセールスを集約出来た可能性が高い。
14枚目「ハルジオンが咲く頃」は、12枚目のセブイレブン限定盤より強力な、本当の初回限定盤を1種多く投入、さらに、セブンネットなどを介した、予約特典付きネット販売に力を注いでいます。
オンラインで予約する場合は、クレジットカードや電子マネーによって、事前に精算を済ませる人が多くなるので、販売店が、発売日にCDを発送した時点で、売り上げにカウントされ、より確実に初動に算入することが出来るのでしょう。
(表4) 14枚目「ハルジオンが咲く頃」のオリコンデイリーの推移
凡例
[日付(登場以来の日数)] 売り上げ枚数
# 枚数はすべて万枚単位で、小数点以下1桁目を四捨五入
[22火(1日目)] 59.1
[23水(2日目)] 11.4
[24木(3日目)] 01.7
[25金(4日目)] 01.1
[26土(5日目)] 00.9
[27日(6日目)] 00.8
14枚目は、セブンネット予約分に、盤種ごとのメンバー写真が付きましたが、他のCDショップもそれぞれ外付け特典を用意した上で、オンライン販売を従来以上に重視した節がある。
実際、上表のように、デイリー登場2日目、つまりCDリリース当日に、11.4万枚という見たことがないほど高い売り上げを記録しており、これは、今回の店頭セールスにおいて、ネットによる予約販売が大きな役割を果たしたことを示すものだと思います。
Amazonも同じネット販売で、以前から乃木坂のCDを扱っていますが、メンバー写真などの外付け特典がない。
また、売り切れずに残った分を、ネット販売側が全部負担する契約であれば、在庫を減らす必要から、一気に仕入れることが出来ず、価格も早々と下げなければならない。
これでは多量のCDを短期間で売りさばくことが難しく、CDセールスは時間を掛けて、徐々に積み重なるパターンとなってしまう。
CD販売における細かい契約は分からないので、あくまで憶測ですが、こういった流通に関わる部分の変更が、14枚目の店頭第1週を大きく押し上げ、2日目11.4万枚という驚異的な数字を実現した可能性があります。
この「仮説」を検証する方法は、14枚目の累計セールスを追跡することです。
14枚目は初動において、13枚目を12万枚も上回ったのだから、第2週、第3週においても、CDセールスは、前作を凌ぐ勢いで進む筈で、12万枚の差はさらに広がるのが普通です。
「今、話したい誰かがいる」は、現在、オリコン累計が74万枚なので、「ハルジオンが咲く頃」は86万枚を越える累計セールスが可能な筈で、どこまで伸びるかがポイントになる。
もし、累計が80万枚で止まるなら、前作からの伸びは6万枚となり、個別握手会の上積み分で説明出来る範囲になる。
この場合は、初回限定盤を1種増やしたにも関わらず、最終的な店頭セールスが伸びたとは言えず、上に述べた「仮説」の通り、第1週集約型のセールスで、初動がアップしたと見るのが妥当になります。
14枚目初動の大幅上昇が、新規コアファンの急激な増加によるのか、それともネット予約重視の第1週集約型セールスによるのかは、今後の累計セールス次第ということです。
ただ、CDの売り上げ枚数は、あくまで添付された特典の魅力を表すもので、収録楽曲の人気とはほとんど関係ありません。
「ハルジオンが咲く頃」という曲の人気を調べるために、 iTunes Store トップソングの順位を見てみましょう。
(表5) 「ハルジオンが咲く頃」と「今、話したい誰かがいる」に収録された曲の iTunes Store トップソングの最新ランキング
凡例
[順位] 曲名
#PCより200位以内のランキングをチェック
「ハルジオンが咲く頃」収録曲
2016年03月23日(水)00:00より配信スタート
# 収録7曲をパックしたアルバム「ハルジオンが咲く頃 Special Edition」
# CD発売は2016年03月23日(水)
# 順位は配信開始6日後の2016/03/28(月)24:00付近
#「圏外」は200位以内に入っていない
[022] ハルジオンが咲く頃
[195] 釣り堀
[圏外] 急斜面、不等号、強がる蕾、憂鬱と風船ガム、遙かなるブータン
アルバム
[007] ハルジオンが咲く頃 Special Edition
「今、話したい誰かがいる」収録曲
2016年10月21日(水)00:00より配信スタート
# 収録6曲をパックしたアルバム「今、話したい誰かがいる Special Edition」
# CD発売は2015年10月28日(水)
# 順位は配信開始6日後の2015/10/26(月)24:00付近
#「圏外」は200位以内に入っていない
[008] 今、話したい誰かがいる
[049] 悲しみの忘れ方
[115] ポピパッパパー
[130] 嫉妬の権利
[圏外] 隙間、大人への近道
アルバム
[003] 今、話したい誰かがいる Special Edition
上表は、配信開始から6日経った時点での順位を、今作と前作で比べたものですが、「ハルジオンが咲く頃」の収録楽曲は、表題曲、カップリング曲、ともに、「今、話したい誰かがいる」ほどの勢いがありません。
「Special Edition」のアルバム順位が、14枚目はすでに7位に下がっていて、13枚目が3位に留まっていたのと対照的です。
また、表題曲の上位ランクイン日数からも、今作は、前作ほど好調でないことが分かります。
(表6) 13枚目表題曲「今、話したい誰かがいる」の iTunes Store トップソング上位ランクイン日数
「今、話したい誰かがいる」配信開始後53日間調査
[10位以内] 09日 {最高4位}
[20位以内] 15日
[30位以内] 21日
「ハルジオンが咲く頃」配信開始後6日時点
[10位以内] 02日 {最高3位}
[20位以内] 05日
[30位以内] 06日
「今、話したい誰かがいる」は配信開始から連続9日、10位以内に入っていたのですが、「ハルジオンが咲く頃」は2日でトップ10を去っています。
さらに、「今誰」は連続15日、20位以内をキープしたのに対して、「ハルジオン」は5日です。
もちろん、再度、浮上するかもしれないので、今後の推移を見る必要がありますが、少なくとも配信開始1週間の順位推移から判断すると、CDセールスとは逆に、ダウンロード数は前作を下回る可能性が高い。
次に、YouTube公開MVの再生回数です。
「ハルジオンが咲く頃」のフルバージョンMVは、3月22日(火)23:59に公開が終わりましたが、その直前における再生回数は147万回でした。
(表7) YouTubeに公開された乃木坂、欅坂、BABYMETALの最新楽曲MV再生回数
凡例
再生回数 at 記録を取った日時
# 曲名をクリックすると、YouTubeにアップされている公式MVを観ることが出来ます。いきなり動画が始まるので、音声などにご注意下さい
乃木坂46の14枚目表題曲
「ハルジオンが咲く頃」MV(Full Ver.)
000万 at 03月01日(火) 公開スタート
128万 at 03月18日(金)18:00
↓4.5万回/日
146万 at 03月22日(火)18:00
147万 at 03月22日(火)23:50
# MV(Short Ver.)
# MV(Full Ver.)公開は03/22(23:59)まで
# MV(Short Ver.)公開は2016/03/23から
欅坂46の01枚目表題曲
「サイレントマジョリティー」MV(Full Ver.)
000万 at 03月15日(火) 公開スタート
053万 at 03月18日(金)18:00
↓14.5万回/日
111万 at 03月22日(火)18:00
↓14.5万回/日
169万 at 03月26日(土)18:00
↓13.7万回/日
210万 at 03月29日(火)18:00
# MV(Full Ver.)
# MV(Full Ver.)公開は04月05日(火)23:59まで
BABYMETALのアルバム「METAL RESISTANCE」(04/01)の収録曲
「KARATE」MV(Full Ver.)
000万 at 03月17日(木) 公開スタート
152万 at 03月22日(火)18:00
↓21.3万回/日
237万 at 03月26日(土)18:00
↓20.7万回/日
299万 at 03月29日(火)18:00
# MV(Full Ver.)
欅坂46のデビューシングル表題曲「サイレントマジョリティー」は、フルバージョンMVの公開がまだ続いており、3月29日(火)18:00現在、何と、200万回を突破しています。
乃木坂の楽曲MVが、CD発売前に200万再生を達成したのは記憶になく、これは快挙と言っていいでしょう。
上表のように、3月18日(金)18:00から22日(火)18:00までの4日間の平均再生回数が14.5万回/日である一方、その4日後である26日(土)18:00までの再生回数は14.5万回/日、さらに3日後の3月29日(火)18:00現在までが13.7万回/日。
つまり、ほとんど勢いが衰えておらず、このまま行くと、CD発売前に300万回を突破しかねない状況です(笑)。
「サイレントマジョリティー」が楽曲として高い人気を獲得しているのは間違いなく、「ハルジオンが咲く頃」は、それに圧倒されて、影が薄くなっている印象がある。
しかし、上には上がいて、BABYMETALの「KARATE」MVは、「サイレントマジョリティー」MVより後に公開されたのに、3月29日(火)18:00現在、再生回数が299万で、ほぼ300万回です。
こういった数字を眺めていると、CDの売り上げ枚数だけで「人気」を判断することが、いかに危険かが分かります。
CDセールスは、少なくとも、楽曲の「人気」を表すものではなく、今の時代、それだけではヒットチャートにはなり得ないと思います。
再掲になりますが、「Billboard JAPAN Hot100」における「ハルジオンが咲く頃」の順位推移を載せます。
(表8) Billboard JAPAN Hot100 における「ハルジオンが咲く頃」の順位推移
#「総合」は総合順位
# 各項目の意味は以下
A : ストリーミング数
B : ラジオ放送回数
C : PCによる読み取り回数
D : ツイート数
E : 動画再生回数
# 最後の(回)はランクイン回数
# MVの公開日部分をクリックするとYouTubeにアップされた公式MVを観ることが出来ます。いきなり動画が始まるので、音声などにご注意下さい
「ハルジオンが咲く頃」乃木坂46 (2016/03/23発売)
03月07日付(02/22~02/28) (総合)20位 [A]--- [B]--- [C]--- [D]02位 [E]--- (1回)
03月14日付(02/29~03/06) (総合)23位 [A]--- [B]--- [C]--- [D]04位 [E]27位 (2回)
03月21日付(03/07~03/13) (総合)45位 [A]--- [B]--- [C]--- [D]13位 [E]32位 (3回)
03月28日付(03/14~03/20) (総合)42位 [A]--- [B]39位 [C]--- [D]11位 [E]47位 (4回)
14枚目表題曲が3月7日付で総合20位に入ったのは、「ツイート数」の2位が大きいですが、なぜ、ここで「ツイート数」が上位に食い込んだかというと、2月22日(月)に14枚目のタイトルが「ハルジオンが咲く頃」であると発表されたからだと思います。
それまでは、「タイトル未定」でツイートされていて、歌手名と曲名が両方入っていないと、Billboardはカウントしないので、「ツイート数」を稼げなかった。
そして、2月26日(金)の『MUSIC STATION』で表題曲が初披露され、3月1日(火)にフルバージョンMVが公開され、本格的な新曲キャンペーンが始まります。
ところが、パフォーマンスを観たり、MVを視聴する人が増えて、盛り上がっていく筈なのに、「ツイート数」は、3月14日付で4位、21日付は13位に下がっていく。
おそらく、個別握手会がほとんど完売してしまい、14枚目に関して、ネットに書き込むファンが徐々に減ったからだと思います。
ツイッターなど、ネットを眺めていると、乃木坂46の「ハルジオンが咲く頃」に関するコメントは、その多くが、メンバーの完売数を取り上げるものであって、楽曲やMVに対する感想は、初披露の直後だけで終わってしまう印象を受けます。
CD発売に向けて、新曲キャンペーンが本格化する筈の時期に、「ツイート数」が下がるのは、この印象を裏付ける数字じゃないでしょうか。
乃木坂は、自らの勢いや「人気」を示すものとして、以前より、CD売り上げ枚数への傾倒を強めているように見えます。
しかし、iTunes Store トップソングやMV再生回数を調べると、CDセールスは特典の魅力を表すもので、音楽的な人気とは関係ないことが分かります。
そして、最近、とくに危機感を覚えるのは、大型の音楽祭に呼ばれる機会が、今後、減っていくのではないかという点です。
乃木坂は、以下の大型フェスに参加しませんでした。
フジテレビ『MUSIC FAIR 2600回記念コンサート』
03月05日(土)、12日(土)、19日(土)、26日(土)
テレ朝『MUSIC STATION 3時間SP』
03月25日(金)
フジテレビ『FNSうたの春まつり』
03月28日(月)
『MUSIC FAIR 2600回記念コンサート』は、長く司会を務めた鈴木杏樹と恵俊彰が、4月から軽部真一アナウンサー&仲間由紀恵にバトンタッチするのを機に、2月19日(金)に東京国際フォーラムで公開収録が行われた記念コンサートで、4週に渡って放送されました。
森山良子、谷村新司、さだまさしなど、大物歌手に加えて、ゆず、AI、水樹奈々、JUJU、秦基博、クリス・ハートなどが参加、女性グループとしては、E-girlsが出演しています。
また、『MUSIC STATION 3時間SP』は、ケツメイシ、いきものがかり、藤巻亮太、Kiroro、BEGIN 、桐谷健太、浜崎あゆみと、アイドル系では、Kis-My-Ft2やAKB48が参加しています。
「ハルジオンが咲く頃」のリリースが3月23日(水)だったので、是非とも出たいところでしたが、オファーがなかったのか、都合が合わなかったのか、乃木坂のステージはなかった。
しかし、とくにショックを受けたのは、『FNSうたの春まつり』に出演しなかったことです。
AKB48、ももいろクローバーZ、中川翔子、Perfume、RADIO FISHなどを含む、総勢25組のアーティストが参加した大型フェスで、しかも、「ハルジオンが咲く頃」の曲にぴったりフィットする「卒業」や「旅立ち」がテーマになっている。
「ハルジオンが咲く頃」は、フジテレビでの披露がまだなく、CDの発売日を考えても、乃木坂は参加するものだと思っていたので、最後までリストに名前が載らなかったことに驚きました。
乃木坂は、ダンス抑えめのミディアムバラードが多いのに、ほとんど生歌を入れないパフォーマンスなので、ステージが音楽的な魅力に乏しいのは、よく分かっています。
しかし、それでも、昨年までは、こういった大型歌謡祭に、しょっちゅう呼ばれていて、一定の存在感を発揮していました。
怖いのは、今年に入って、視聴率を問われるような、ゴールデンタイムのテレビ系音楽祭では、AKB48Gや乃木坂に関して、余程のことがない限り、AKB48本体だけを出演させるという「まとめ」の姿勢が、徐々に強まっている気がすることです。
CDの売り上げ枚数をアーティストの「人気」と考える発想が、音楽関係者の間から、急速に消えかかっているとすれば、大型音楽番組に乃木坂が出演する機会が、徐々に減らされていく傾向は、今後も続く可能性があります。
AKB48は、過去のヒット曲に加え、平均視聴率20%を狙える「総選挙」という人気イベント持っているので、まだ、しばらくはテレビの世界に留まれると思いますが、乃木坂は、そういったアピールポイントがほとんどない。
せめて、音楽的に魅力のあるステージを披露しないと、オリコンの数字が70万枚、80万枚であっても、歌謡祭に呼ばれない危険があります。
CDセールス以外の指標に目を向け、ヒット曲を目指して、音楽グループとしての存在感を上げる方法を探らないと、本当に人気の低落期に入ってしまう。
パフォーマンスや楽曲の魅力では、デビュー前の欅坂に、すでに負けている節すらあり、ダウンロード数、MV再生回数、大型フェスへの出演頻度において、紅白初出場の翌年という、多くのアーティストが経験する「危機」が、現実化しつつある。
CD発売週の「Billboard JAPAN Hot100」で、「ハルジオンが咲く頃」は総合1位を獲得したそうで、「ツイート数」も上位に戻っていると思います。
しかし、ネット上でのコメントの多くが、完売部数やCD売り上げ枚数に関するもので、乃木坂の音楽とは無縁の内容だとすれば、素直に喜べない話です。
欅坂46が「サイレントマジョリティー」で大きな注目を集めているように、音楽グループとしての存在感は、アイドルにとって、「人気」の基本じゃないでしょうか。
14枚目にまつわる様々な指標は、その生命線が脅かされつつあることを、静かに物語っている気がします。
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