テレビ・ラジオで近々放送される予定の注目番組
[地デ] 9月23日(水祝) 12 : 00 ~ テレビ朝日『MUSIC STATION ウルトラFES 30th』
『MUSIC STATION』放送開始30周年を記念した、10時間に及ぶ大型特番に、乃木坂46が出演。13th選抜が「今、話したい誰かがいる」を地上波で初披露する可能性。
テレビ朝日の番組公式サイト
(追記) 乃木坂が披露するのは、「何度目の青空か?」と番組公式サイトに掲載されました。歌唱メンバーは発表されていませんが、生田絵梨花センターの10th選抜が中心になるんでしょうか。
[CS] 9月23日(水祝) 16 : 00 ~ 18 : 00 MUSIC ON! TV (エムオン!) HD『M-ON! SPECIAL 「乃木坂46」 ~太陽ノック!!!~ Vol.1』
乃木坂シングルに収録されている個人PVをテレビ初紹介。トークコーナーに、伊藤万理華、若月佑美、星野みなみ、井上小百合が出演。9月5日(土)放送分のリピート。
スカパーの関連ページ
伊藤万理華の2015/09/06_22:54ブログ
[地デ] 9月24日(木)深夜 27 : 25 ~ フジテレビ(関東ローカル)『映画「心が叫びたがってるんだ。」公開記念 乃木坂46のの「ここさけ」聖地めぐり旅』
映画公開を記念した番組に、西野七瀬と深川麻衣が出演。
映画公式サイトの「ニュース」ページ
今日は、乃木坂のYouTube公開MVに関する、最新の再生回数ランキングです。
このブログでは、何となく思い立ったときに、調べているんですが、前回は西武ドーム『3rd Birthday Live』直前の2015年2月19日(木)だったので、7ヶ月ぶりになります。
その前は、6ヶ月遡った、2014年の8月16日(土)だったようで、知らず知らずのうちに、日々、気がかりが蓄積して、半年くらいすると、調べなあかんかなぁ、という気分になるんでしょうか(笑)。
前回の調査は、10枚目「何度目の青空か?」までが対象で、今回は、11枚目「命は美しい」と12枚目「太陽ノック」のMVが新しくランキングに入っています。
この辺を、少し説明しておきます。
乃木坂は、シングルDVDに収録された4本のMVを、10枚目まで、フルバージョンで無料公開してきました。
「君の名は希望」のMVには、5枚目に収録されていない別バージョンが2本あり、さらに、「ここにいる理由」のMVにも、9枚目「夏のFree&Easy」収録とは別のダンスを入れたバージョンが1本あるため、前回調査の時点で、合計43本のMVがYouTubeに公開されており、ブログには、これらを対象にしたランキングを載せました。
一方、11枚目は「命は美しい」と「ごめんねずっと」、12枚目は「太陽ノック」と「羽根の記憶」のそれぞれ2曲のMVのみが、フルバージョン公開されるに留まっています。
ただ、11枚目の「立ち直り中」「君は僕と会わない方がよかったのかな」、12枚目の「魚たちのLOVE SONG」「無表情」「別れ際、もっと好きになる」は、MVの予告編が公開されている。
そこで、今回のランキングでは、11枚目と12枚目のフルバージョン公開MV4本と予告編5本を新たに加えた、合計52本を調査対象にしています。
ランキング表の曲名には、YouTubeへのリンクを張っておきましたので、順位に興味のない方でも、楽曲リスト的に使って頂ければと思います。
では、最新の再生回数は以下の通りです。
(表1) YouTubeに公開されている乃木坂46MVの、2015年9月16日(木)時点における再生回数ランキング
凡例
[順位] 万回単位の再生回数 (YYMMDD表示の公開日, 曲の収録シングルによる種別, 前回調査からの順位変動) 曲名
# 2015年2月19日(木)の前回調査以降に新しくアップロードされたMVは、[順位]とピンク色で示されている。
# 再生回数の数字は万回単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
# 「収録シングルの種別」は、最初の数字がシングル番号、次に「s」表題曲、「w」共通カップリング曲、「A」初回限定盤TypeA三番目曲つまり限定曲、「B」TypeBの限定曲、「C」TypeCの限定曲で、「*」はアンダー曲であることを示す。「SE」は12枚目に発売されたセブンイレブン限定盤。
# オレンジ色の曲名は表題曲。
# YouTubeに公開された「君の名は希望」MVは3タイプ。ランキング表では、ストリングスの演奏でダンスを披露する「君の名は希望-DANCE&LIP ver.-」、映画オーディションの様子を短めにまとめた「君の名は希望-short ver.-」、そのフルバージョンである「君の名は希望」として区別している。
# {5A0}のように、{括弧}で囲まれたものは、そのMVが発売されたシングルのDVDに収録されていないことを示している。
#「前回調査からの順位変動」は、2015年2月19日(木)のランキングからの順位変動を、以下のような区分割りで表記している。
2ランク上昇 : ↑
1ランク上昇から1ランク下降の間 : 表記なし
2~3ランク下降 : ↓
4~6ランク下降 : ↓↓
7~8ランク下降 : ↓↓↓
9ランク下降 : ↓↓↓↓
# 曲名をクリックすると、YouTubeにアップされているMVを観ることが出来ます。すぐに動画が始まるので、音声などには十分ご注意下さい
[01] 1149.2 (121125, 04s) 制服のマネキン
[02] 565.9 (140911, 10s, ↑) 何度目の青空か?
[03] 561.1 (130607, 06s) ガールズルール
[04] 544.9 (130317, {05s}) 君の名は希望-DANCE&LIP ver.-
[05] 412.2 (140306, 08s) 気づいたら片想い
[06] 406.4 (140609, 09s) 夏のFree&Easy
[07] 403.1 (150225, 11s) 命は美しい
[08] 367.9 (130613, 06w) 世界で一番 孤独なLover
[09] 329.6 (131030, 07s) バレッタ
[10] 307.6 (120415, 02s) おいでシャンプー
[11] 305.8 (120131, 01s, ↓) ぐるぐるカーテン
[12] 300.0 (140326, 08w) ロマンスのスタート
[13] 250.9 (130303, 05w) シャキイズム
[14] 246.5 (120808, 03s) 走れ!Bicycle
[15] 211.5 (131120, 07B) そんなバカな
[16] 200.2 (130303, 05B*) 13日の金曜日
[17] 187.9 (131106, 07w) 月の大きさ
[18] 178.7 (130310, 05C) でこぴん
[19] 168.6 (150625, 12s) 太陽ノック
[20] 148.9 (121209, 04w, ↓) 指望遠鏡
[21] 128.5 (140310, 08C*, ↓) 生まれたままで
[22] 127.7 (130623, 06C) 他の星から
[23] 118.4 (140702, 09B) 無口なライオン
[24] 115.4 (120131, 01B, ↓↓) 会いたかったかもしれない
[25] 095.6 (150702, 12SE) 羽根の記憶
[26] 091.5 (130630, 06B*, ↓) 扇風機
[27] 086.9 (140320, 08B) 孤独兄弟
[28] 083.4 (131120, 07C*, ↓) 初恋の人を今でも
[29] 081.4 (121216, 04B, ↓↓) ここじゃないどこか
[30] 079.2 (140623, 09A, ↓↓) その先の出口
[31] 076.0 (120223, 01C, ↓) 失いたくないから
[32] 075.2 (120812, 03B) 人はなぜ走るのか?
[33] 073.9 (120426, 02A, ↓) 偶然を言い訳にして
[34] 070.0 (120426, 02C*) 狼に口笛を-ダンスバージョン-
[35] 068.6 (121209, 04C*, ↓) 春のメロディー
[36] 068.4 (130213, {05s}, ↓↓↓↓) 君の名は希望-short ver.-
[37] 066.7 (120812, 03A*, ↓) 涙がまだ悲しみだった頃
[38] 062.0 (120221, 01A, ↓) 乃木坂の詩
[39] 052.9 (150308, 11B) ごめんねずっと
[40] 047.1 (140630, 09C*, ↓) ここにいる理由
[41] 046.9 (130217, 05s, ↓↓) 君の名は希望
[42] 045.0 (120812, 03C, ↓↓) 音が出ないギター
[43] 043.7 (141210, 10C*) あの日 僕は咄嗟に嘘をついた
[44] 041.0 (141210, 10B, ↓) 私、起きる。
[45] 037.3 (141210, 10A, ↓) 転がった鐘を鳴らせ!
[46] 033.1 (140725, {9C*}, ↓↓↓) ここにいる理由(Dance ver.)
[47] 030.5 (120426, 02B, ↓↓↓) 水玉模様
[48] 028.2 (150716, {12A}) 魚たちのLOVE SONG(予告編)
[49] 026.0 (150313, {11C*}) 君は僕と会わない方がよかったのかな(予告編)
[50] 024.3 (150714, {12C*}) 別れ際、もっと好きになる(予告編)
[51] 021.6 (150716, {12B}) 無表情(予告編)
[52] 012.1 (150312, {11A}) 立ち直り中(予告編)
# 前回、前々回のランキングは以下の記事に掲載されています
MV再生回数ランキング、マネキン1位独走、2位ガルル3位希望を4位青空5位片想6位夏Freeが追走 [19Feb15]
乃木坂MVの再生回数ランキング、「マネキン」断トツ「Lover」4位浮上「片想い」6位へ [16Aug14]
断然のトップは、乃木坂MVで、再生回数が唯一、1千万回を越えている「制服のマネキン」で、2位以下をダブルスコアに近い数字で引き離しています。
ダンスのみのシンプルな構成なんですが、様々な場面で、様々なパートを、何カットも撮影していて、よく作り込んでいる。
最近、トップメンバーが忙し過ぎるのか、MVのダンスシーンで、驚くほどフリが揃っていなかったり、アングルが単調だったりと、以前に比べ、明らかにクオリティが低下していると感じることがあります。
「制服のマネキン」MVには、乃木坂が、しっかり時間を掛け、丁寧に、シングル制作に取り組んでいた時代の、若々しく真摯な空気が漂っていて、そういう部分も、観る者を惹き付けているのかもしれません。
生田絵梨花、生駒里奈、星野みなみのフロント復活を望む声が根強くあるのは、この頃の乃木坂をもう一度観たいという思いからでしょうか。
さて、1位は動きませんでしたが、前回4位だった「何度目の青空か?」が、2位と3位だった「ガールズルール」と「君の名は希望-DANCE&LIP ver.-」を抜いて、2位に浮上しています。
この結果、ドラマ系MVでは、「何度目の青空か?」がトップに立ったことになりますが、面白いのは、主人公が乃木坂メンバーではなく、しかも男の子というドラマが、ここまで好評を博していることです(笑)。
監督の内田けんじ氏は、脚本家としても高く評価されている方で、このMVのドラマも、ストーリー展開が秀逸で、それによって、センターの生田絵梨花を始めとする主要メンバーが輝いていることが、人気を呼んでいるのだと思います。
さらに、10th選抜は、中心軸に生田、生駒、星野、堀未央奈を配し、劇中に披露されるダンスでも、これらのメンバーが強調されるシーンが設けられている。
「次の乃木坂」を予感させる、選抜構成の巧みさも、プラスに働いているのかもしれません。
まあ、その後の11枚目、12枚目、13枚目を眺めると、このとき期待した「次」は、なかなか来そうにありませんが(笑)。
表題曲では、11枚目「命は美しい」が7位にランクインして、かなりの勢いを見せています。
一方、12枚目「太陽ノック」は19位で、表題曲中の最下位ですが、まだMV公開から日が浅いので、今後の伸びを見ないと何とも言えません。
ただ、「初森ベマーズ」の主題歌という利点を考えると、ちょっと低調かなという気はします。
前回調査では、表題10曲だけを見ると、
マネキン、ガルル、希望、青空、片想い、夏フリ、カーテン、バレッタ、シャンプー、バイシクル
の順でした。一方、今回は、
マネキン、青空、ガルル、希望、片想い、夏フリ、命、バレッタ、シャンプー、カーテン、バイシクル、太陽
となっています。
「何度目の青空か?」がNo.2に上昇、「命は美しい」が割って入り、「太陽ノック」が最後尾に付けたんですが、それ以外では、「ぐるぐるカーテン」が序列を2段階下げている。
最近、「乃木坂第2章」なんて言葉を、ちらほら耳にしますが、デビュー曲MVの再生回数が伸びてないのは気になる点です。
初期を知るファンが少なくなったのか、乃木坂を巡る環境が、本当に変わりつつあるのかなとも思います。
表題曲以外では、「世界で一番 孤独なLover」が8位に入って、カップリング曲MV中で、変わらず、トップの人気を維持しています。
その後を、12位「ロマンスのスタート」、13位「シャキイズム」、15位「そんなバカ」、16位「13日の金曜日」、17位「月の大きさ」、18位「でこぴん」、20位「指望遠鏡」、21位「生まれたままで」が追いかけて、この序列は、前回と同じ。
ところが、前回は、
「会いたかったかもしれない」「他の星から」「無口なライオン」「扇風機」
と続いのですが、今回は、
22位「他の星から」、23位「無口なライオン」、24位「会いたかったかもしれない」、26位「扇風機」
と並んでいる。
乃木坂がCDデビューするとき、AKB48との関係性を微妙な形で演出することによって、「公式ライバル」って何?、と世間の注目を集めた、「会いたかったかもしれない」だけが、序列を落としています。
今回だけの偶然かもしれませんが、「ぐるぐるカーテン」の順位下降と併せると、何とかは遠くなりにけり、なんて感慨に耽りたくなります。
すいません、表現がべらぼうに古くて(笑)。
さて、アンダー曲は、16位「13日の金曜日」、21位「生まれたままで」、26位「扇風機」、28位「初恋の人を今でも」で、このトップ4は、前回から序列に変化がありません。
とくに、「13日の金曜日」は、唯一200万回を突破しており、断然の人気を誇っている。
やはり、ダンスが充実しているMVは、強いのだと思います。
ところで、今回驚いたのは、「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」が、予告編を除く、フルバージョンMVとしては、アンダー曲中の最下位で、全体でも43位に留まっていることです。
伊藤万理華の秀逸な演技が光るドラマ系MVで、CS『エムオン!』の乃木坂MV特集において、表題曲以外では、「乃木坂の詩」とこの曲だけが放送されたほど、ファンだけでなく、テレビ関係者でも評価する人がいる。
乃木坂MVの中では、個人的に、「名作」とすら思っていたMVなんですが、収録シングルの表題曲が500万回を越え2位まで上昇しているのに、未だ50万回に届かず43位に留まっていて、少なくともYouTube上では、視聴人気が出ていない。
ダンスシーンがないのが問題なんでしょうか、あるいは、ドラマがシリアス過ぎるのか。
いずれにせよ、クオリティの高い、良い作品であれば、必ずMVの再生回数が伸びるわけではないようで、ん~、難しいですね。
3rdより秀逸な1st誕生ライブ、『エムオン!』が選んだ万理華主演MV、生田絵梨花が音大ピアノ科へ [14Apr15]
ところで、11枚目と12枚目のアンダー曲である、49位「君は僕と会わない方がよかったのかな」と50位「別れ際、もっと好きになる」は、いずれも予告編で、フルバージョンの無料視聴は出来ません。
ただ、例えば、「別れ際、もっと好きになる」は、予告編が本編ドラマのメイキング的な作りになっていて、それはそれで面白いんだけど、要約というより、外伝に近い雰囲気なので、ここで終わっしまうと、本編の良さがほとんど伝わらない気がします。
予告編だけで本編を判断されるのは勿体ないし、アンダーメンバーの知名度向上のためにも、発売後しばらくしたら、従来通り、フルバージョンを無料公開したらどうでしょう。
「別れ際、もっと好きになる」MV本編は、堀未央奈ら12thアンダーの魅力が詰まっていて、優れたメンバーPVになっているので、その方が、結局は、乃木坂にとって得になると思うのですが。
(表1)のランキングは、再生回数の累計に順位を付けたもので、当然、公開日が古い方が、上位に行きやすくなります。
そこで、最近の人気動向を見るために、前回から今回までの約半年間、どれだけ再生回数が伸びたかの「増分」でランキングを作ってみました。
(表2) 前回2015年2月19日(木)から今回2015年9月16日(木)の間に積み上げられた、再生回数増分のランキングTOP30
凡例
[順位] 万回単位の再生回数増分 (YYMMDD表示の公開日, 曲の収録シングルによる種別) 曲名
# 記法は(表1)と同じ。
[01] 403.1 (150225, 11s) 命は美しい
[02] 203.7 (121125, 04s) 制服のマネキン
[03] 203.7 (140911, 10s) 何度目の青空か?
[04] 168.6 (150625, 12s) 太陽ノック
[05] 131.3 (130317, {05s}) 君の名は希望-DANCE&LIP ver.-
[06] 118.8 (130607, 06s) ガールズルール
[07] 105.3 (140609, 09s) 夏のFree&Easy
[08] 096.6 (140306, 08s) 気づいたら片想い
[09] 095.6 (150702, 12SE) 羽根の記憶
[10] 088.4 (140326, 08w) ロマンスのスタート
[11] 074.0 (130613, 06w) 世界で一番 孤独なLover
[12] 063.6 (131030, 07s) バレッタ
[13] 052.9 (150308, 11B) ごめんねずっと
[14] 052.9 (120808, 03s) 走れ!Bicycle
[15] 048.6 (131120, 07B) そんなバカな
[16] 048.1 (120415, 02s) おいでシャンプー
[17] 045.7 (130303, 05w) シャキイズム
[18] 042.0 (130303, 05B*) 13日の金曜日
[19] 041.2 (130310, 05C) でこぴん
[20] 041.1 (130623, 06C) 他の星から
[21] 039.4 (120131 , 01s) ぐるぐるカーテン
[22] 037.2 (140702, 09B) 無口なライオン
[23] 036.6 (131106, 07w) 月の大きさ
[24] 029.0 (141210, 10C*) あの日 僕は咄嗟に嘘をついた
[25] 028.6 (140310, 08C*) 生まれたままで
[26] 028.2 (150716, {12A}) 魚たちのLOVE SONG(予告編)
[27] 026.0 (150313, {011C*}) 君は僕と会わない方がよかったのかな(予告編)
[28] 025.7 (121209, 04w) 指望遠鏡
[29] 025.1 (140320, 08B) 孤独兄弟
[30] 024.4 (141210, 10B) 私、起きる。
「命は美しい」MVが、7ヶ月で400万回の再生回数を稼いでいて、勢いがあります。
「制服のマネキン」も同じですが、こういうカッコいいダンスを披露するMVは、YouTube上で人気を得やすいのかもしれません。
とくに、自分も踊ってみたいと思ったら、一人で何度も見直すことになって、再生回数が伸びやすいだろうし。
ただ、「太陽ノック」も、3ヶ月で170万回で、単純に時間で割った伸びのペースとしては、あまり変わりません。
MV公開から1、2ヶ月の急伸を考慮すると、「命は美しい」の方が、「太陽ノック」を上回っている可能性がありますが、2曲とも発売してまだ1年未満で、新曲プロモーションの影響から注目度を維持していても、不思議ではない。
今後、「命は美しい」や「太陽ノック」のMVが、新しいシングルが出ても、再生回数を順調に積み上げていけるかどうかで、歴代表題曲MV「序列」のどの辺に、最終的に落ち着くかが決まるでしょう。
一方、公開から3年近く経つ「制服のマネキン」MVが、現在でも、7ヶ月200万回を維持しているのは、凄いことだと思います。
AKB48は「ヘビーローテーション」MVの再生回数が1億2千万回に迫っていて、もちろん、グループ最高ですが、他のグループのケースを見ても、再生回数トップの曲は、どう考えても代表曲なんですね。
乃木坂の場合も、そのMVが断トツの再生回数となっている「制服のマネキン」が代表曲になると思います。
しかし、AKB48の「ヘビーローテーション」への向き合い方に比べると、乃木坂は、「制服のマネキン」を披露する機会を、むしろ少なくしている感がある。
代表曲という誇りを持って、ライブや音楽番組で、もっと頻繁に披露しても良いんじゃないでしょうか。
ノリの良いダンスナンバーで、乃木坂ファンでなくとも、ウケる確率が高い曲だと思うので。
まあ、YouTubeの再生回数が断トツという事実で、すでに「ウケる」ことが証明されているわけですが(笑)。
最後に、11枚目と12枚目の表題曲以外のことを。
まず、(表2)から明らかなように、「羽根の記憶」MVが人気です。
4ヶ月前に公開された「ごめんねずっと」MVを、ほぼダブルスコアで引き離す勢いで、(表1)の累計ランキングでも、新規曲の中では、「命は美しい」「太陽ノック」に次いで、3番手、25位に入っている。
映像作品として、極めて優れていて、乃木坂メンバーの美しさが存分に引き出されている。
まあ、納得の再生回数だと思います。
一方、予告編では、「魚たちのLOVE SONG」が、公開してまだ2ヶ月なんですが、累計でトップになっています。
このMVは、企画、脚本、セット、ロボット、楽曲などが、高いクオリティで、有機的に絡み合った傑作で、本編を観て損はないと断言出来ます。
ただ、メンバーのダンスに、トホホなシーンがあって、メンバーをフィーチャーする筈のMVなのに、ロボットの方が輝いて見えるという(笑)、問題点を抱えています。
その点だけ目をつぶって頂ければ(笑)、国際的な映画賞を狙えると言いたくなるほどの作品だと思います。
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// 過去の記事を読みたい方へ
2014年7月 ~
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 ~ 関連記事の目次 (01Jul14 ~)
2013年11月 ~ 2014年6月
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 ~ 関連記事の目次 (01Nov13 ~ 28Jun14)
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アレチの素敵な乃木坂業務連絡 ~ 関連記事の目次 (19Apr13 ~ 31Oct13)
// 乃木坂メンバーが出演する映画・舞台・テレビ番組
[地デ] 毎週金曜 24 : 12 ~ テレビ東京『初森ベマーズ』
乃木坂46が主要役を独占する初の連続「単独」ドラマ。
テレビ東京の番組公式サイト
[映画] 『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』が全国ロードショー
7月10日(金)からTOHOシネマズ新宿ほか各地の映画館
乃木坂による単独主演映画。7月10日(金)と11日(土)に全国でメンバー参加の舞台挨拶。
映画の公式サイト
舞台挨拶のスケジュール
[映画] 『コープスパーティ』が8月1日(土)から全国ロードショー
シネリーブル池袋ほか各地の映画館
生駒里奈の初主演映画。7月23日(水)19 : 00より、ユナイテッド・シネマ豊洲にて、舞台挨拶付きの完成披露試写会。
映画『コープスパーティ』の公式サイト
乃木坂公式サイトの試写会に関する記事
[映画] 『心が叫びたがっているんだ。』が9月19日(土)から全国ロードショー
乃木坂46が主題歌「今、話したい誰かがいる」を担当。9月24日(木)深夜に、フジテレビ関東ローカルが、西野七瀬と深川麻衣が出演する記念番組を放送。
映画『心が叫びたがっているんだ。』の公式サイト
// 星野みなみの溢れる魅力
7月18日14:18 星野みなみ
乃木坂の風 09Oct13 ~ 星野みなみが放つ紺碧の輝き、代々木ライブの魅力と今後を考える
乃木坂の風 16Sep13 ~ 「みさ、原宿行くの?」、星野みなみに激怒する衛藤美彩! in 乃木坂の「の」
乃木坂各論第3話、星野みなみ ~ 紺碧の微笑、静謐の情熱、ここにヒロインがいる
さらに詳しく
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 星野みなみのコーナー
// 特集ページ
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 10Jul13 ~ えくせれんとブログの目次
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Dec13 ~ 7枚目「バレッタ」の関連情報
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 6枚目「ガールズルール」の関連情報
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 和田まあやのコーナー
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 06Jun14 ~「16人のプリンシパル deux」の関連情報
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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています
[地デ] 9月23日(水祝) 12 : 00 ~ テレビ朝日『MUSIC STATION ウルトラFES 30th』
『MUSIC STATION』放送開始30周年を記念した、10時間に及ぶ大型特番に、乃木坂46が出演。13th選抜が「今、話したい誰かがいる」を地上波で初披露する可能性。
テレビ朝日の番組公式サイト
(追記) 乃木坂が披露するのは、「何度目の青空か?」と番組公式サイトに掲載されました。歌唱メンバーは発表されていませんが、生田絵梨花センターの10th選抜が中心になるんでしょうか。
[CS] 9月23日(水祝) 16 : 00 ~ 18 : 00 MUSIC ON! TV (エムオン!) HD『M-ON! SPECIAL 「乃木坂46」 ~太陽ノック!!!~ Vol.1』
乃木坂シングルに収録されている個人PVをテレビ初紹介。トークコーナーに、伊藤万理華、若月佑美、星野みなみ、井上小百合が出演。9月5日(土)放送分のリピート。
スカパーの関連ページ
伊藤万理華の2015/09/06_22:54ブログ
[地デ] 9月24日(木)深夜 27 : 25 ~ フジテレビ(関東ローカル)『映画「心が叫びたがってるんだ。」公開記念 乃木坂46のの「ここさけ」聖地めぐり旅』
映画公開を記念した番組に、西野七瀬と深川麻衣が出演。
映画公式サイトの「ニュース」ページ
今日は、乃木坂のYouTube公開MVに関する、最新の再生回数ランキングです。
このブログでは、何となく思い立ったときに、調べているんですが、前回は西武ドーム『3rd Birthday Live』直前の2015年2月19日(木)だったので、7ヶ月ぶりになります。
その前は、6ヶ月遡った、2014年の8月16日(土)だったようで、知らず知らずのうちに、日々、気がかりが蓄積して、半年くらいすると、調べなあかんかなぁ、という気分になるんでしょうか(笑)。
前回の調査は、10枚目「何度目の青空か?」までが対象で、今回は、11枚目「命は美しい」と12枚目「太陽ノック」のMVが新しくランキングに入っています。
この辺を、少し説明しておきます。
乃木坂は、シングルDVDに収録された4本のMVを、10枚目まで、フルバージョンで無料公開してきました。
「君の名は希望」のMVには、5枚目に収録されていない別バージョンが2本あり、さらに、「ここにいる理由」のMVにも、9枚目「夏のFree&Easy」収録とは別のダンスを入れたバージョンが1本あるため、前回調査の時点で、合計43本のMVがYouTubeに公開されており、ブログには、これらを対象にしたランキングを載せました。
一方、11枚目は「命は美しい」と「ごめんねずっと」、12枚目は「太陽ノック」と「羽根の記憶」のそれぞれ2曲のMVのみが、フルバージョン公開されるに留まっています。
ただ、11枚目の「立ち直り中」「君は僕と会わない方がよかったのかな」、12枚目の「魚たちのLOVE SONG」「無表情」「別れ際、もっと好きになる」は、MVの予告編が公開されている。
そこで、今回のランキングでは、11枚目と12枚目のフルバージョン公開MV4本と予告編5本を新たに加えた、合計52本を調査対象にしています。
ランキング表の曲名には、YouTubeへのリンクを張っておきましたので、順位に興味のない方でも、楽曲リスト的に使って頂ければと思います。
では、最新の再生回数は以下の通りです。
(表1) YouTubeに公開されている乃木坂46MVの、2015年9月16日(木)時点における再生回数ランキング
凡例
[順位] 万回単位の再生回数 (YYMMDD表示の公開日, 曲の収録シングルによる種別, 前回調査からの順位変動) 曲名
# 2015年2月19日(木)の前回調査以降に新しくアップロードされたMVは、[順位]とピンク色で示されている。
# 再生回数の数字は万回単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
# 「収録シングルの種別」は、最初の数字がシングル番号、次に「s」表題曲、「w」共通カップリング曲、「A」初回限定盤TypeA三番目曲つまり限定曲、「B」TypeBの限定曲、「C」TypeCの限定曲で、「*」はアンダー曲であることを示す。「SE」は12枚目に発売されたセブンイレブン限定盤。
# オレンジ色の曲名は表題曲。
# YouTubeに公開された「君の名は希望」MVは3タイプ。ランキング表では、ストリングスの演奏でダンスを披露する「君の名は希望-DANCE&LIP ver.-」、映画オーディションの様子を短めにまとめた「君の名は希望-short ver.-」、そのフルバージョンである「君の名は希望」として区別している。
# {5A0}のように、{括弧}で囲まれたものは、そのMVが発売されたシングルのDVDに収録されていないことを示している。
#「前回調査からの順位変動」は、2015年2月19日(木)のランキングからの順位変動を、以下のような区分割りで表記している。
2ランク上昇 : ↑
1ランク上昇から1ランク下降の間 : 表記なし
2~3ランク下降 : ↓
4~6ランク下降 : ↓↓
7~8ランク下降 : ↓↓↓
9ランク下降 : ↓↓↓↓
# 曲名をクリックすると、YouTubeにアップされているMVを観ることが出来ます。すぐに動画が始まるので、音声などには十分ご注意下さい
[01] 1149.2 (121125, 04s) 制服のマネキン
[02] 565.9 (140911, 10s, ↑) 何度目の青空か?
[03] 561.1 (130607, 06s) ガールズルール
[04] 544.9 (130317, {05s}) 君の名は希望-DANCE&LIP ver.-
[05] 412.2 (140306, 08s) 気づいたら片想い
[06] 406.4 (140609, 09s) 夏のFree&Easy
[07] 403.1 (150225, 11s) 命は美しい
[08] 367.9 (130613, 06w) 世界で一番 孤独なLover
[09] 329.6 (131030, 07s) バレッタ
[10] 307.6 (120415, 02s) おいでシャンプー
[11] 305.8 (120131, 01s, ↓) ぐるぐるカーテン
[12] 300.0 (140326, 08w) ロマンスのスタート
[13] 250.9 (130303, 05w) シャキイズム
[14] 246.5 (120808, 03s) 走れ!Bicycle
[15] 211.5 (131120, 07B) そんなバカな
[16] 200.2 (130303, 05B*) 13日の金曜日
[17] 187.9 (131106, 07w) 月の大きさ
[18] 178.7 (130310, 05C) でこぴん
[19] 168.6 (150625, 12s) 太陽ノック
[20] 148.9 (121209, 04w, ↓) 指望遠鏡
[21] 128.5 (140310, 08C*, ↓) 生まれたままで
[22] 127.7 (130623, 06C) 他の星から
[23] 118.4 (140702, 09B) 無口なライオン
[24] 115.4 (120131, 01B, ↓↓) 会いたかったかもしれない
[25] 095.6 (150702, 12SE) 羽根の記憶
[26] 091.5 (130630, 06B*, ↓) 扇風機
[27] 086.9 (140320, 08B) 孤独兄弟
[28] 083.4 (131120, 07C*, ↓) 初恋の人を今でも
[29] 081.4 (121216, 04B, ↓↓) ここじゃないどこか
[30] 079.2 (140623, 09A, ↓↓) その先の出口
[31] 076.0 (120223, 01C, ↓) 失いたくないから
[32] 075.2 (120812, 03B) 人はなぜ走るのか?
[33] 073.9 (120426, 02A, ↓) 偶然を言い訳にして
[34] 070.0 (120426, 02C*) 狼に口笛を-ダンスバージョン-
[35] 068.6 (121209, 04C*, ↓) 春のメロディー
[36] 068.4 (130213, {05s}, ↓↓↓↓) 君の名は希望-short ver.-
[37] 066.7 (120812, 03A*, ↓) 涙がまだ悲しみだった頃
[38] 062.0 (120221, 01A, ↓) 乃木坂の詩
[39] 052.9 (150308, 11B) ごめんねずっと
[40] 047.1 (140630, 09C*, ↓) ここにいる理由
[41] 046.9 (130217, 05s, ↓↓) 君の名は希望
[42] 045.0 (120812, 03C, ↓↓) 音が出ないギター
[43] 043.7 (141210, 10C*) あの日 僕は咄嗟に嘘をついた
[44] 041.0 (141210, 10B, ↓) 私、起きる。
[45] 037.3 (141210, 10A, ↓) 転がった鐘を鳴らせ!
[46] 033.1 (140725, {9C*}, ↓↓↓) ここにいる理由(Dance ver.)
[47] 030.5 (120426, 02B, ↓↓↓) 水玉模様
[48] 028.2 (150716, {12A}) 魚たちのLOVE SONG(予告編)
[49] 026.0 (150313, {11C*}) 君は僕と会わない方がよかったのかな(予告編)
[50] 024.3 (150714, {12C*}) 別れ際、もっと好きになる(予告編)
[51] 021.6 (150716, {12B}) 無表情(予告編)
[52] 012.1 (150312, {11A}) 立ち直り中(予告編)
# 前回、前々回のランキングは以下の記事に掲載されています
MV再生回数ランキング、マネキン1位独走、2位ガルル3位希望を4位青空5位片想6位夏Freeが追走 [19Feb15]
乃木坂MVの再生回数ランキング、「マネキン」断トツ「Lover」4位浮上「片想い」6位へ [16Aug14]
断然のトップは、乃木坂MVで、再生回数が唯一、1千万回を越えている「制服のマネキン」で、2位以下をダブルスコアに近い数字で引き離しています。
ダンスのみのシンプルな構成なんですが、様々な場面で、様々なパートを、何カットも撮影していて、よく作り込んでいる。
最近、トップメンバーが忙し過ぎるのか、MVのダンスシーンで、驚くほどフリが揃っていなかったり、アングルが単調だったりと、以前に比べ、明らかにクオリティが低下していると感じることがあります。
「制服のマネキン」MVには、乃木坂が、しっかり時間を掛け、丁寧に、シングル制作に取り組んでいた時代の、若々しく真摯な空気が漂っていて、そういう部分も、観る者を惹き付けているのかもしれません。
生田絵梨花、生駒里奈、星野みなみのフロント復活を望む声が根強くあるのは、この頃の乃木坂をもう一度観たいという思いからでしょうか。
さて、1位は動きませんでしたが、前回4位だった「何度目の青空か?」が、2位と3位だった「ガールズルール」と「君の名は希望-DANCE&LIP ver.-」を抜いて、2位に浮上しています。
この結果、ドラマ系MVでは、「何度目の青空か?」がトップに立ったことになりますが、面白いのは、主人公が乃木坂メンバーではなく、しかも男の子というドラマが、ここまで好評を博していることです(笑)。
監督の内田けんじ氏は、脚本家としても高く評価されている方で、このMVのドラマも、ストーリー展開が秀逸で、それによって、センターの生田絵梨花を始めとする主要メンバーが輝いていることが、人気を呼んでいるのだと思います。
さらに、10th選抜は、中心軸に生田、生駒、星野、堀未央奈を配し、劇中に披露されるダンスでも、これらのメンバーが強調されるシーンが設けられている。
「次の乃木坂」を予感させる、選抜構成の巧みさも、プラスに働いているのかもしれません。
まあ、その後の11枚目、12枚目、13枚目を眺めると、このとき期待した「次」は、なかなか来そうにありませんが(笑)。
表題曲では、11枚目「命は美しい」が7位にランクインして、かなりの勢いを見せています。
一方、12枚目「太陽ノック」は19位で、表題曲中の最下位ですが、まだMV公開から日が浅いので、今後の伸びを見ないと何とも言えません。
ただ、「初森ベマーズ」の主題歌という利点を考えると、ちょっと低調かなという気はします。
前回調査では、表題10曲だけを見ると、
マネキン、ガルル、希望、青空、片想い、夏フリ、カーテン、バレッタ、シャンプー、バイシクル
の順でした。一方、今回は、
マネキン、青空、ガルル、希望、片想い、夏フリ、命、バレッタ、シャンプー、カーテン、バイシクル、太陽
となっています。
「何度目の青空か?」がNo.2に上昇、「命は美しい」が割って入り、「太陽ノック」が最後尾に付けたんですが、それ以外では、「ぐるぐるカーテン」が序列を2段階下げている。
最近、「乃木坂第2章」なんて言葉を、ちらほら耳にしますが、デビュー曲MVの再生回数が伸びてないのは気になる点です。
初期を知るファンが少なくなったのか、乃木坂を巡る環境が、本当に変わりつつあるのかなとも思います。
表題曲以外では、「世界で一番 孤独なLover」が8位に入って、カップリング曲MV中で、変わらず、トップの人気を維持しています。
その後を、12位「ロマンスのスタート」、13位「シャキイズム」、15位「そんなバカ」、16位「13日の金曜日」、17位「月の大きさ」、18位「でこぴん」、20位「指望遠鏡」、21位「生まれたままで」が追いかけて、この序列は、前回と同じ。
ところが、前回は、
「会いたかったかもしれない」「他の星から」「無口なライオン」「扇風機」
と続いのですが、今回は、
22位「他の星から」、23位「無口なライオン」、24位「会いたかったかもしれない」、26位「扇風機」
と並んでいる。
乃木坂がCDデビューするとき、AKB48との関係性を微妙な形で演出することによって、「公式ライバル」って何?、と世間の注目を集めた、「会いたかったかもしれない」だけが、序列を落としています。
今回だけの偶然かもしれませんが、「ぐるぐるカーテン」の順位下降と併せると、何とかは遠くなりにけり、なんて感慨に耽りたくなります。
すいません、表現がべらぼうに古くて(笑)。
さて、アンダー曲は、16位「13日の金曜日」、21位「生まれたままで」、26位「扇風機」、28位「初恋の人を今でも」で、このトップ4は、前回から序列に変化がありません。
とくに、「13日の金曜日」は、唯一200万回を突破しており、断然の人気を誇っている。
やはり、ダンスが充実しているMVは、強いのだと思います。
ところで、今回驚いたのは、「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」が、予告編を除く、フルバージョンMVとしては、アンダー曲中の最下位で、全体でも43位に留まっていることです。
伊藤万理華の秀逸な演技が光るドラマ系MVで、CS『エムオン!』の乃木坂MV特集において、表題曲以外では、「乃木坂の詩」とこの曲だけが放送されたほど、ファンだけでなく、テレビ関係者でも評価する人がいる。
乃木坂MVの中では、個人的に、「名作」とすら思っていたMVなんですが、収録シングルの表題曲が500万回を越え2位まで上昇しているのに、未だ50万回に届かず43位に留まっていて、少なくともYouTube上では、視聴人気が出ていない。
ダンスシーンがないのが問題なんでしょうか、あるいは、ドラマがシリアス過ぎるのか。
いずれにせよ、クオリティの高い、良い作品であれば、必ずMVの再生回数が伸びるわけではないようで、ん~、難しいですね。
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ところで、11枚目と12枚目のアンダー曲である、49位「君は僕と会わない方がよかったのかな」と50位「別れ際、もっと好きになる」は、いずれも予告編で、フルバージョンの無料視聴は出来ません。
ただ、例えば、「別れ際、もっと好きになる」は、予告編が本編ドラマのメイキング的な作りになっていて、それはそれで面白いんだけど、要約というより、外伝に近い雰囲気なので、ここで終わっしまうと、本編の良さがほとんど伝わらない気がします。
予告編だけで本編を判断されるのは勿体ないし、アンダーメンバーの知名度向上のためにも、発売後しばらくしたら、従来通り、フルバージョンを無料公開したらどうでしょう。
「別れ際、もっと好きになる」MV本編は、堀未央奈ら12thアンダーの魅力が詰まっていて、優れたメンバーPVになっているので、その方が、結局は、乃木坂にとって得になると思うのですが。
(表1)のランキングは、再生回数の累計に順位を付けたもので、当然、公開日が古い方が、上位に行きやすくなります。
そこで、最近の人気動向を見るために、前回から今回までの約半年間、どれだけ再生回数が伸びたかの「増分」でランキングを作ってみました。
(表2) 前回2015年2月19日(木)から今回2015年9月16日(木)の間に積み上げられた、再生回数増分のランキングTOP30
凡例
[順位] 万回単位の再生回数増分 (YYMMDD表示の公開日, 曲の収録シングルによる種別) 曲名
# 記法は(表1)と同じ。
[01] 403.1 (150225, 11s) 命は美しい
[02] 203.7 (121125, 04s) 制服のマネキン
[03] 203.7 (140911, 10s) 何度目の青空か?
[04] 168.6 (150625, 12s) 太陽ノック
[05] 131.3 (130317, {05s}) 君の名は希望-DANCE&LIP ver.-
[06] 118.8 (130607, 06s) ガールズルール
[07] 105.3 (140609, 09s) 夏のFree&Easy
[08] 096.6 (140306, 08s) 気づいたら片想い
[09] 095.6 (150702, 12SE) 羽根の記憶
[10] 088.4 (140326, 08w) ロマンスのスタート
[11] 074.0 (130613, 06w) 世界で一番 孤独なLover
[12] 063.6 (131030, 07s) バレッタ
[13] 052.9 (150308, 11B) ごめんねずっと
[14] 052.9 (120808, 03s) 走れ!Bicycle
[15] 048.6 (131120, 07B) そんなバカな
[16] 048.1 (120415, 02s) おいでシャンプー
[17] 045.7 (130303, 05w) シャキイズム
[18] 042.0 (130303, 05B*) 13日の金曜日
[19] 041.2 (130310, 05C) でこぴん
[20] 041.1 (130623, 06C) 他の星から
[21] 039.4 (120131 , 01s) ぐるぐるカーテン
[22] 037.2 (140702, 09B) 無口なライオン
[23] 036.6 (131106, 07w) 月の大きさ
[24] 029.0 (141210, 10C*) あの日 僕は咄嗟に嘘をついた
[25] 028.6 (140310, 08C*) 生まれたままで
[26] 028.2 (150716, {12A}) 魚たちのLOVE SONG(予告編)
[27] 026.0 (150313, {011C*}) 君は僕と会わない方がよかったのかな(予告編)
[28] 025.7 (121209, 04w) 指望遠鏡
[29] 025.1 (140320, 08B) 孤独兄弟
[30] 024.4 (141210, 10B) 私、起きる。
「命は美しい」MVが、7ヶ月で400万回の再生回数を稼いでいて、勢いがあります。
「制服のマネキン」も同じですが、こういうカッコいいダンスを披露するMVは、YouTube上で人気を得やすいのかもしれません。
とくに、自分も踊ってみたいと思ったら、一人で何度も見直すことになって、再生回数が伸びやすいだろうし。
ただ、「太陽ノック」も、3ヶ月で170万回で、単純に時間で割った伸びのペースとしては、あまり変わりません。
MV公開から1、2ヶ月の急伸を考慮すると、「命は美しい」の方が、「太陽ノック」を上回っている可能性がありますが、2曲とも発売してまだ1年未満で、新曲プロモーションの影響から注目度を維持していても、不思議ではない。
今後、「命は美しい」や「太陽ノック」のMVが、新しいシングルが出ても、再生回数を順調に積み上げていけるかどうかで、歴代表題曲MV「序列」のどの辺に、最終的に落ち着くかが決まるでしょう。
一方、公開から3年近く経つ「制服のマネキン」MVが、現在でも、7ヶ月200万回を維持しているのは、凄いことだと思います。
AKB48は「ヘビーローテーション」MVの再生回数が1億2千万回に迫っていて、もちろん、グループ最高ですが、他のグループのケースを見ても、再生回数トップの曲は、どう考えても代表曲なんですね。
乃木坂の場合も、そのMVが断トツの再生回数となっている「制服のマネキン」が代表曲になると思います。
しかし、AKB48の「ヘビーローテーション」への向き合い方に比べると、乃木坂は、「制服のマネキン」を披露する機会を、むしろ少なくしている感がある。
代表曲という誇りを持って、ライブや音楽番組で、もっと頻繁に披露しても良いんじゃないでしょうか。
ノリの良いダンスナンバーで、乃木坂ファンでなくとも、ウケる確率が高い曲だと思うので。
まあ、YouTubeの再生回数が断トツという事実で、すでに「ウケる」ことが証明されているわけですが(笑)。
最後に、11枚目と12枚目の表題曲以外のことを。
まず、(表2)から明らかなように、「羽根の記憶」MVが人気です。
4ヶ月前に公開された「ごめんねずっと」MVを、ほぼダブルスコアで引き離す勢いで、(表1)の累計ランキングでも、新規曲の中では、「命は美しい」「太陽ノック」に次いで、3番手、25位に入っている。
映像作品として、極めて優れていて、乃木坂メンバーの美しさが存分に引き出されている。
まあ、納得の再生回数だと思います。
一方、予告編では、「魚たちのLOVE SONG」が、公開してまだ2ヶ月なんですが、累計でトップになっています。
このMVは、企画、脚本、セット、ロボット、楽曲などが、高いクオリティで、有機的に絡み合った傑作で、本編を観て損はないと断言出来ます。
ただ、メンバーのダンスに、トホホなシーンがあって、メンバーをフィーチャーする筈のMVなのに、ロボットの方が輝いて見えるという(笑)、問題点を抱えています。
その点だけ目をつぶって頂ければ(笑)、国際的な映画賞を狙えると言いたくなるほどの作品だと思います。
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// 乃木坂メンバーが出演する映画・舞台・テレビ番組
[地デ] 毎週金曜 24 : 12 ~ テレビ東京『初森ベマーズ』
乃木坂46が主要役を独占する初の連続「単独」ドラマ。
テレビ東京の番組公式サイト
[映画] 『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』が全国ロードショー
7月10日(金)からTOHOシネマズ新宿ほか各地の映画館
乃木坂による単独主演映画。7月10日(金)と11日(土)に全国でメンバー参加の舞台挨拶。
映画の公式サイト
舞台挨拶のスケジュール
[映画] 『コープスパーティ』が8月1日(土)から全国ロードショー
シネリーブル池袋ほか各地の映画館
生駒里奈の初主演映画。7月23日(水)19 : 00より、ユナイテッド・シネマ豊洲にて、舞台挨拶付きの完成披露試写会。
映画『コープスパーティ』の公式サイト
乃木坂公式サイトの試写会に関する記事
[映画] 『心が叫びたがっているんだ。』が9月19日(土)から全国ロードショー
乃木坂46が主題歌「今、話したい誰かがいる」を担当。9月24日(木)深夜に、フジテレビ関東ローカルが、西野七瀬と深川麻衣が出演する記念番組を放送。
映画『心が叫びたがっているんだ。』の公式サイト
// 星野みなみの溢れる魅力
7月18日14:18 星野みなみ
乃木坂の風 09Oct13 ~ 星野みなみが放つ紺碧の輝き、代々木ライブの魅力と今後を考える
乃木坂の風 16Sep13 ~ 「みさ、原宿行くの?」、星野みなみに激怒する衛藤美彩! in 乃木坂の「の」
乃木坂各論第3話、星野みなみ ~ 紺碧の微笑、静謐の情熱、ここにヒロインがいる
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# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています