8月30日の紙面に「食品値上げ 厳しい秋」「値上げの秋本番」の見出しを見て、読書の秋、食欲の秋、芸術の秋などと呑気なことを言っている場合ではないと思いました。
新型コロナウイルス禍からの経済回復を背景に、小麦などの食料や原油の価格が世界的に上昇したことで、家庭向け食品を中心にとした値上げが9月以降も相次ぐというのです。
記事には具体的な商品名も紹介されており、個人的に影響が大きい順番に並べてみます。
ビール(大手4社が一斉に)
菓子・飲料(カルビーのポテトチップス フタバ食品のアイス 江崎グリコのカフェオーレ)
外食(回転ずしスシローのすし)
関西と四国を結ぶ高速バス料金、小田急電鉄の特急料金の値上げも紹介されていましたが、見出しの「食品」から閃いた慣用句が「天高く馬肥ゆる秋」です。
ポテトチップスを食べながら飲むビールを控えれば、腹回りがすっきりしそうではありますが。
読書の秋、食欲の秋、芸術の秋、値上げの秋ですか。
私も影響が大きい順というと、先ずはこれまで週に6日は飲んでいたビールですね。
年金生活の身では、所得税より酒税の額の方が大きい訳ですが、さらに本体の値上げとなると消費税も値上げになるのでダブルパンチです。
値上げして休肝日が二日増え
今月から休肝日を増やすことにしました。
いつまで続くでしょうか?
9月に値上げされる食品は2000品目を超える見込みで、1品当たりの平均値上げ率も15%を上回っています。 10月には、6000品目以上の食品の値上げがすでに決まっているということです。
値上げにならない品のほうが少ないのでは、そう考えてしまいます。
これだけ物価が上がっても、年金が上がらないのであれば、休肝日を増やすなど自己防衛しかなさそうですね。
海外からの弔意に応えるための国葬に、莫大な国費を使うより生活困窮者の支援に使うべきかと思います。