はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

九州の鉄道がよかとです その2 列車の旅は楽しい

2015-06-05 16:48:04 | 鉄道の旅
九州の旅の楽しみは、特色ある列車に乗ることができることですね
今回は、久しぶりの「九州の鉄道がよかとです」(ちょっと昔の旅ですが

鹿児島から指宿に向かうには、指宿枕崎線の「特急指宿のたまて箱」に乗ります。白と黒に塗り分けられた大胆な車両です。薩摩半島に伝わる竜宮伝説にちなんでいるそうです。指宿の駅では、白い煙が出てきましたよ。おかげで浦島太郎みたいに白髪になってしまいました しかし、指宿の砂むし温泉は最高です
(指宿のたまて箱)
(いぶたまの内部)

鹿児島中央駅にもどったら、「かるかん」(お土産)と「さつまあげ」を忘れずに
次に乗るのは「特急はやとの風」です。漆黒のボディーが印象的なノスタルジックな列車です
(はやとの風)
(金色のロゴがはえる)
車内は、木のぬくもりがいっぱいです。おなじみ、水戸岡鋭治さんデザインです。水戸岡さんといえば、九州だけでなく全国からひっぱりだこのようですね
(車内は木のぬくもりが)
車窓からは、錦江湾ごしに、噴煙を上げる桜島が眺めることができます。鹿児島中央駅で買った、さつまあげをつまみにビールが美味しいです
(噴煙を上げる桜島)
列車はやがて嘉例川駅に到着です。この駅は、明治36年(1003年)開業の肥薩線最古の駅です。こんな駅にも停まってくれるのが観光列車?のいいところですね
(嘉例川駅)
吉松駅で、「いさぶろう・しんぺい」に乗り換えです 「いさぶろう・しんぺい」というのは、明治時代の鉄道の偉人からのネーミングだそうです。
(いさぶろう・しんぺい)
この列車は、「日本三大車窓」や、「ループ・スイッチバック」が楽しめます。
(日本三大車窓)
えびの盆地ごしに霧島連山が見えています。長野県の篠ノ井線、北海道の根室本線旧線とが「日本三大車窓」らしいです。
(真幸駅のスイッチバック)
そして、列車は人吉に到着です 次は、いよいよ最後のお楽しみ「SL人吉」に乗り込みます
さすがに蒸気機関車は力強いですね。走り出す時の揺れやら、汽笛の音やら、煙のにおいやら、懐かしさに包まれますそれでいて、車内は快適な空間になっているのです。沿線の子どもも大人も手を振って歓迎してくれます
(SL人吉)
(熊本駅のSL人吉)
やがて、汽車は熊本駅にゆっくりと入線して、楽しかった今回の「乗り鉄の旅」は終わりです。(つづく)


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