若い時はよくこんなこと言われた…。
どこでも、いつでも、ちょっとスイッチに触れるだけで準備OKだった…。
輝かしい青春時代…。
今では高性能な安全装置が作動して、暴発を防いでいる…。
なので「いざっ!」って時にも、安全装置の解除に時間がかかり過ぎて準備が間に合わなかったり…。
と、そんな話ではなくて…。
先日ビッグフィッシングのロケで同行した「柴山のアオリ」は、
オンエアでも水面に浮き上がるイカを見る事が出来た。
あの興奮が忘れられず、悶々とした日を過ごしていた。
釣れ過ぎたアオリイカを、お客さんや日頃お世話になっている人に配り、その状況を伝えると、
K先生(番長)が喰いついた。
「俺と友達も連れってくれ!」
で、早速大洋丸さんに電話すると、「31日なら空いている」と言うのでさっそく予約した。
大洋丸さんは仕立て船で、4名まで35,000円、あと1名増す毎5,000円で、最大7名まで。
5人なら一人8,000円と、とってもリーズナブル。
船も7人なら余裕の広さ♪
日が近づき、わくわくしていると、台風が…。
何度かの連絡を交わし、最終決定は31日の午後1時(自宅出発予定時間)にすることになった。
12時過ぎに船長から「今、海の上やけど、なんとかいけそうだ」と嬉しい連絡。
予定通り13時に番長らと出発した。
途中、色々あったが本人の名誉にかかわる事も多く含まれるので「割愛」
17時5分、結構雨の降る柴山港に着いた。
船長はすでに出船準備中、挨拶をしてさっそく船に乗り込み、仕掛けをセットする。
船はロープで繋がれているものの、外からのうねりで結構揺れる。
雨はいっこうに弱まる気配も無く降り続く、番長は早くも腰が引け出した…。
顔色も悪く、明らかに酔っている…。
「まだ出航前やで!」とオイラは笑っていたが、その3分後にはオイラもおんなじ顔色に…。
港を出ると、うねりは結構大きく、2m~3m位。
規則的な動きでそんなに「荒れている」状況ではない。
当初、堤防内でする予定だったが、沖に出れそうだという事で「爆釣ポイント」に向かう事に…、
沖とは言っても、港から5分も出たところなのですぐに寄港できるので安易に考えていたが後の祭り。
ポイントは、海底が山のように盛り上がる「根」のまわり…、
42mから17mまで一気にかけあがっているので、
いままで規則的に押し寄せていた波が、ここで一気に乱れる…。
船は波にもまれ、まっすぐに歩けない…、
もちろん、何かにつかまっていないと立っている事もままならない。
こんな状況で「浮いてくるのか?」と不安がよぎるが、ここまできたらもう引き返せないし、
天候が良くても、浮くか浮かないかはギャンブルなので、祈るしかない。
ライトをつけ、しばらく中オモリで底から探りを入れてみたが、反応なし。
前では番長の友達がいいサイズのシロイカをあげた。
潮は結構な速さで、25号の中オモリが斜めに入って行く…、
「浮くんか?」
また不安がよぎる…。
そんな時、船長が「ほれ!あそこ!」と指をさす。
波の間に茶色い塊がうっすらと見えた、
とっさに竿を持ちかえ、エギを投げると偶然にもドンピシャのところに着水、
5秒後には本日第1号がしっかりエギを抱いていた。
「よっしゃ~!浮いたで~、ゥオゥエッ!」
「ほれ!また出た」と指さす船長。
エギを入れるとすぐに抱いてくる…。
前回以上に抱きが早い、「船長、今日の方がええんとちゃう? オゥエッ」
とはいうものの、浮いているアオリイカは見えない、
でも、浮いてきているのは確かな事実、イカが居る事を信じてキャストする。
水面に見えないのならそのすぐ下、3m付近を探ってみる…、
着水後すぐにふたしゃくり、そのまま少しフォールさせて抱く時間を作る…、
この時ちょっとしたコツがあって、これが釣果につながる大きなポイントとなるが、
これは自分で確かめてもらった方がいい。
(文字では書ききれない事なので、実際に大洋丸に乗って、船長の竿さばきを見て盗んでください。
船長も決して簡単には教えてくれません、でもすご技は存分に披露してくれます。)
パターンを掴むと1キャスト1ヒットで釣れてくる、
前回よりも抱きがいいし、こちらが慣れてきたのもあると思うが、
船長が、「おお~、このペースなら200はいくんとちゃうか?」と言ってくれるほどいい調子だ。
また、釣り続けないと強烈な船酔いが襲ってくる…、
「エギを投げて、釣りあげる」これ以外の行動をすると「オウエウオアッ、グホッゲホッ」になる。
が、雨のせいでPEのトラブルが連発、
使い込んだPEは雨が降ると竿にまとわりつき、キャストの際、トラブルになる。
何回かからみついてだんごになったり、信じられないようなもつれ方をしたり…。
その度にPEとラインを結び直すのだが、これがつらい。
耳以外の顔のパーツすべてから汁が出るほど激しいおう吐につながる。
釣りを止めても酔うし、雨なので寝転ぶ事も出来ない、
釣り続けるか帰港するか選択肢は2つしかない。
オイラは帰港する事を一瞬たりとも考えた事は無かったが、
8時を過ぎた頃 「もう帰ろうや~」 と弱弱しい声が聞こえてきた。
釣果はもう満足できるほどだったらしいし、寒気がしてきたらしいのだが…。
まだ10杯釣ったか、釣っていないか位に見えたが…。
協議の結果、8時半に終了する事になり、オイラはちょいと不満だが、それはそれ。
皆と来ているのだから、どうこう言うつもりはない。
船長の寄港してほしい旨を伝え、片付けた。
港に戻っても番長はダウン、ずぶ濡れで風邪を引くといけないので、車で待機してもらいオイラ達で片づけをする。
番長の釣果をクーラーに入れ、片付けたあと、オイラの釣果をいけすから出してみると、
船に積んでいる白い大きいほうのコンテナに2杯。
一匹づつ数えながら絞めていたが、30匹(半分くらい)で訳がわからんようになってきたので数えるのは止めた。
当初、かごにきれいに並べて、新聞を当て、きれいにするつもりだったが、結局出来なかった。
ドバドバとクーラーに入れ、ペットボトルの氷を入れると40Lが満タンになった。
数は前回とそんなに変わる事は無い…、と思う。
でも、型が良い、前回「これはおっきい~」と言っていたのが今回のレギュラーサイズになっている。
かけた瞬間に「おっ、でかい」と思えるのが3割ほどあった。
まだまだ数も釣れるし、サイズも良くなっている、今が一番楽しいかもね。
船長の話では、TVの放映後、問い合わせが多いが休日前の予約希望に集中しているそうだ。
行くなら平日か休日の夜。
一緒に行った番長の友達がキャンセルの出た3日をさっそく予約してたゎ。(爆)
会社サボっても行く価値あると思うけどな~~~。
どこでも、いつでも、ちょっとスイッチに触れるだけで準備OKだった…。
輝かしい青春時代…。
今では高性能な安全装置が作動して、暴発を防いでいる…。
なので「いざっ!」って時にも、安全装置の解除に時間がかかり過ぎて準備が間に合わなかったり…。
と、そんな話ではなくて…。
先日ビッグフィッシングのロケで同行した「柴山のアオリ」は、
オンエアでも水面に浮き上がるイカを見る事が出来た。
あの興奮が忘れられず、悶々とした日を過ごしていた。
釣れ過ぎたアオリイカを、お客さんや日頃お世話になっている人に配り、その状況を伝えると、
K先生(番長)が喰いついた。
「俺と友達も連れってくれ!」
で、早速大洋丸さんに電話すると、「31日なら空いている」と言うのでさっそく予約した。
大洋丸さんは仕立て船で、4名まで35,000円、あと1名増す毎5,000円で、最大7名まで。
5人なら一人8,000円と、とってもリーズナブル。
船も7人なら余裕の広さ♪
日が近づき、わくわくしていると、台風が…。
何度かの連絡を交わし、最終決定は31日の午後1時(自宅出発予定時間)にすることになった。
12時過ぎに船長から「今、海の上やけど、なんとかいけそうだ」と嬉しい連絡。
予定通り13時に番長らと出発した。
途中、色々あったが本人の名誉にかかわる事も多く含まれるので「割愛」
17時5分、結構雨の降る柴山港に着いた。
船長はすでに出船準備中、挨拶をしてさっそく船に乗り込み、仕掛けをセットする。
船はロープで繋がれているものの、外からのうねりで結構揺れる。
雨はいっこうに弱まる気配も無く降り続く、番長は早くも腰が引け出した…。
顔色も悪く、明らかに酔っている…。
「まだ出航前やで!」とオイラは笑っていたが、その3分後にはオイラもおんなじ顔色に…。
港を出ると、うねりは結構大きく、2m~3m位。
規則的な動きでそんなに「荒れている」状況ではない。
当初、堤防内でする予定だったが、沖に出れそうだという事で「爆釣ポイント」に向かう事に…、
沖とは言っても、港から5分も出たところなのですぐに寄港できるので安易に考えていたが後の祭り。
ポイントは、海底が山のように盛り上がる「根」のまわり…、
42mから17mまで一気にかけあがっているので、
いままで規則的に押し寄せていた波が、ここで一気に乱れる…。
船は波にもまれ、まっすぐに歩けない…、
もちろん、何かにつかまっていないと立っている事もままならない。
こんな状況で「浮いてくるのか?」と不安がよぎるが、ここまできたらもう引き返せないし、
天候が良くても、浮くか浮かないかはギャンブルなので、祈るしかない。
ライトをつけ、しばらく中オモリで底から探りを入れてみたが、反応なし。
前では番長の友達がいいサイズのシロイカをあげた。
潮は結構な速さで、25号の中オモリが斜めに入って行く…、
「浮くんか?」
また不安がよぎる…。
そんな時、船長が「ほれ!あそこ!」と指をさす。
波の間に茶色い塊がうっすらと見えた、
とっさに竿を持ちかえ、エギを投げると偶然にもドンピシャのところに着水、
5秒後には本日第1号がしっかりエギを抱いていた。
「よっしゃ~!浮いたで~、ゥオゥエッ!」
「ほれ!また出た」と指さす船長。
エギを入れるとすぐに抱いてくる…。
前回以上に抱きが早い、「船長、今日の方がええんとちゃう? オゥエッ」
とはいうものの、浮いているアオリイカは見えない、
でも、浮いてきているのは確かな事実、イカが居る事を信じてキャストする。
水面に見えないのならそのすぐ下、3m付近を探ってみる…、
着水後すぐにふたしゃくり、そのまま少しフォールさせて抱く時間を作る…、
この時ちょっとしたコツがあって、これが釣果につながる大きなポイントとなるが、
これは自分で確かめてもらった方がいい。
(文字では書ききれない事なので、実際に大洋丸に乗って、船長の竿さばきを見て盗んでください。
船長も決して簡単には教えてくれません、でもすご技は存分に披露してくれます。)
パターンを掴むと1キャスト1ヒットで釣れてくる、
前回よりも抱きがいいし、こちらが慣れてきたのもあると思うが、
船長が、「おお~、このペースなら200はいくんとちゃうか?」と言ってくれるほどいい調子だ。
また、釣り続けないと強烈な船酔いが襲ってくる…、
「エギを投げて、釣りあげる」これ以外の行動をすると「オウエウオアッ、グホッゲホッ」になる。
が、雨のせいでPEのトラブルが連発、
使い込んだPEは雨が降ると竿にまとわりつき、キャストの際、トラブルになる。
何回かからみついてだんごになったり、信じられないようなもつれ方をしたり…。
その度にPEとラインを結び直すのだが、これがつらい。
耳以外の顔のパーツすべてから汁が出るほど激しいおう吐につながる。
釣りを止めても酔うし、雨なので寝転ぶ事も出来ない、
釣り続けるか帰港するか選択肢は2つしかない。
オイラは帰港する事を一瞬たりとも考えた事は無かったが、
8時を過ぎた頃 「もう帰ろうや~」 と弱弱しい声が聞こえてきた。
釣果はもう満足できるほどだったらしいし、寒気がしてきたらしいのだが…。
まだ10杯釣ったか、釣っていないか位に見えたが…。
協議の結果、8時半に終了する事になり、オイラはちょいと不満だが、それはそれ。
皆と来ているのだから、どうこう言うつもりはない。
船長の寄港してほしい旨を伝え、片付けた。
港に戻っても番長はダウン、ずぶ濡れで風邪を引くといけないので、車で待機してもらいオイラ達で片づけをする。
番長の釣果をクーラーに入れ、片付けたあと、オイラの釣果をいけすから出してみると、
船に積んでいる白い大きいほうのコンテナに2杯。
一匹づつ数えながら絞めていたが、30匹(半分くらい)で訳がわからんようになってきたので数えるのは止めた。
当初、かごにきれいに並べて、新聞を当て、きれいにするつもりだったが、結局出来なかった。
ドバドバとクーラーに入れ、ペットボトルの氷を入れると40Lが満タンになった。
数は前回とそんなに変わる事は無い…、と思う。
でも、型が良い、前回「これはおっきい~」と言っていたのが今回のレギュラーサイズになっている。
かけた瞬間に「おっ、でかい」と思えるのが3割ほどあった。
まだまだ数も釣れるし、サイズも良くなっている、今が一番楽しいかもね。
船長の話では、TVの放映後、問い合わせが多いが休日前の予約希望に集中しているそうだ。
行くなら平日か休日の夜。
一緒に行った番長の友達がキャンセルの出た3日をさっそく予約してたゎ。(爆)
会社サボっても行く価値あると思うけどな~~~。
それでも8時上がりでその釣果はやはりすごい。
大勢の方に味わってもらいましょう「ゥオェグォ」。
私も暇さえあればまた行きたいです。
急な冷え込みのせいかあまり浮いてこず苦戦しました。
それでも船頭は20杯ぐらい釣ってたので腕の差だと思いあきらめましたが大きいのが10杯釣れたのでお土産には十分でした。
また行きましょう、乗っけてってね~。
>つったどー丸さん、
浮くも浮かないも「運」ですからね、2、3年通えば浮く日もあるでしょう…。