ママのお片付け物語、
今日はママの開かずのクロゼットの引き出しから出てきた懐かしい物。
私が子供の頃に着ていたお洋服2枚と
兄とお揃いのニットのお帽子とマフラー。
実はママ、お嫁入りしたのは20歳。
先日の着物を見ても分かりますが、
商売で成功していた富野家へ
祖父母が一生懸命準備した
沢山のお嫁入道具を持参して結婚したのです。
世間に出る事も無く何も知らずに結婚したママ。
長男の嫁として、無事跡取りの男の子を出産し
次には女の子の私が生まれ
きっと凄く幸せを感じていたのだと思います。
私のお洋服は、可愛い刺繍が施された
スイスの民族衣装。
私は、これを着て家族で大阪万博に行きました。
万博に行った記憶はありませんが、
写真が残っているので、この服を覚えています。
ニットの帽子とマフラーも
雪の日に、兄と写っている写真で見たので覚えています。
ママの人生を振り返ると、
父のせいで艱難辛苦の多い人生でした。
でもママがこのお洋服を捨てずに持っていたのは、
きっと一番幸せを感じた思い出の詰まった物だったからだと思います。
先日からお片付けしながら不要な物を思い切って捨てていますが、
そんなママの気持ちを思うと、この洋服を捨てる事は出来ませんでした。
自分の家に持ち帰り、どこにしまおうか・・・と見回し見たら
デカデカ「ローラちゃん」にピッタリそう!
少しお直しをして着せてみました♪
私が子供の頃に着ていたスイスのお洋服♪
あら~♪ピッタリやん!
私にもこんな頃があったのね~!( ;∀;)
今では、すっかり白髪頭のおばちゃんですが(^-^;
そしてニットの帽子とマフラーも♪
可愛い~♪(*^▽^*)
きっとママ、可愛い子供達に着せて
同じように思っていたのでしょうね。
ママの幸せの思い出の品。
これからは、私がママとの思い出として大切にします。