一昨日から、パパが帰ってきています。
認知症が始まりつつあり、
何度も同じ事を真顔で聞いてくるので、
以前なら怒ってしまう所ですが、
あまりの頻度に段々可哀想に思えてくる
今日この頃です。
パパとは、長く戦ってきましたが
もう対戦相手ではありません。
パパとの時間は、
毎回、「今日が最後になるかも」と言う気持ちで
接しています。
だから、帰ってくると
レッスンは別ですが、
お仕事よりもパパが優先。
今日は、レッスンの後に祖父方のお墓参り。
20基の一族のお墓が集まっているので
お水をかけてお花を交換し
ロウソクとお線香を立てるのも一仕事。
夕飯の時には「最期の晩餐」と言いながら
二人で食べました。
「最期の晩餐って、わしはまだ死なんぞ!」と怒るパパに、
「若くても中山美穂みたいに、私が突然死ぬ事があるかもよ!」と言いながら
毎回、最期の晩餐をする親子です。
そんな風にやり取りする様子は、
まるで親子漫才のよう(;^ω^)
パパ、相変わらずよく食べるので
まだまだ死にそうにはありません!