今日のシネマ
2008年 イギリス映画
「ザ・ウォーク」 を観て、えらく感動したので
その本物を観てみたい、と思ってリクエスト。
ジョゼフ・ゴードン=レヴィットが演じている(つまり「ザ・ウォーク」)方のフィリップを観た時、
よく喋る人だなあ、と思ったけど
実際のフィリップは、もっとよく喋る人でした。
「ザ・ウォーク」 は、よくできた映画だ、ということが、このオリジナルを見てわかったので
やはり両方観て良かったと思います。
本当に事実に忠実に作られていましたから。
と同時に、フィリップを支えた仲間たちの心の内も、こっちを見たおかげで知ることができました。
法を犯してはいるけれど、一方で世間は「偉業」とフィリップを称えている部分もあり、
そうなると仲間たちの立場っていったい・・・
そういう意味では、 派手なパフォーマンスに、ただ すごい!!と言ってられない、
ちょっとわだかまりみたいなものが残ったかな。
その ”わだかまり” が せめてもの仲間たちへのシンパシーにつながればいいな、と。
今、フィリップはどうしているんでしょうか・・・
どこかでやっぱり綱渡りしているのかな。