今日のシネマ
2014年 アメリカ
◆俳優の名前をクリックすると詳細が見れます◆
今月初めくらいに観たと思います。
前のめりになって画面に被り付くように観てる自分がいて
観終わってからしばらく動けず。
なんなんだ、これは!!!
名門音楽学校へと入学し、世界に通用するジャズドラマーになろうと決意するニーマン。
そんな彼を待ち受けていたのは、鬼教師として名をはせるフレッチャーだった。
ひたすら罵声を浴びせ、完璧な演奏を引き出すためには、暴力も辞さない彼におののきながらも
その指導に必死に食らい付いていくニーマン。
だが、フレッチャーのレッスンは次第に狂気じみたものへと変化していく。(映画com.より)
なんて表現していいのかわからず。
相変わらず自分のボキャブラリーの少なさに辟易しながら、
でも、なんとかして伝えたい! と あちこち巡ってたら見つけました!
ピッタリの表現を・・・!
「あまりの迫力と快感に脳が痺れて心が弛緩して、涙が出る」
(yasujinraiさん勝手に言葉を拝借しました。すみませんっ!)
うまいっ!
そう、まさにこれです!
この表現力・・・嫉妬しちゃう。
究極のツンデレ、若しくはアメトムチ。
上げては叩きのめすの繰り返し。
最後の約10分は、もう息をするのも忘れそうなほど入り込んでしまいました。
原題の Whiplash とは、鞭のこと。(こわっ!)
でも、邦題の ”セッション” も 内容を知れば悪くはない、と私は思うけど。
鬼教師役の J・K・シモンズ は昨年度のアカデミー賞 助演男優賞でオスカーを取っています。
が、教官が取るんだったら弟子(マイルズ・テラー)だって、って思うのは甘いか?
決してイイ奴ではなかったかもしれないけど、最後に主導権握ったのは彼だったんだからねぇ。
今年の私のベスト5には絶対に入るでしょう。
映画ってすごいね。