今日のシネマ
2013年 アメリカ
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すごく良かった。
今までの キーラ・ナイトレイ の作品の中で一番好き。(全部観たわけじゃないけど)
恋人デイブ(アダム・レヴィーン)に裏切られ、失意のどん底にいたグレタ(キーラ・ナイトレイ)は
友人(ジェームズ・コーデン)に連れられて夜のバーで歌うことに。
観客にはまるで受けなかったが、一人だけ、彼女の歌に目を輝かせる男がいた。
その男とは、同じくどん底状態の音楽プロデューサー、ダン。(マーク・ラファロ)
自分が作った会社を首にされるわ、家庭はギクシャクしてるわ、で自暴自棄になっていたところに
グレタの歌で心を鷲掴みにされたってわけです。
結局、ダンはグレタを売り込もうとアルバムを作るんだけど
何しろ会社 首になってるし、お金はないし、で
タダで手伝ってくれる仲間を集め、NYの街中で、ゲリラライブならぬ、ゲリラレコーディングを敢行します。
このシーンが大好きでした。
近くで騒いでいた子供をコーラスに加えちゃったり、ダンの娘を飛び入り参加させたり、時には警官に追いかけられたり・・
このアルバムはレコード会社に気に入られ、ダンは会社に戻ることができます。
グレタを裏切った元カレ、デイブはすっかり有名人になり、以前の不埒を詫びて彼女をコンサートに誘います。
大好きだった彼だけど、もう以前の彼じゃなくなっていました。ファンが叫ぶスターになっていました。
このストーリーの良いところは、
グレタとダンが恋愛関係にならなかったところ、と
グレタがデイブとよりを戻さなかったところ。
結局アルバムも、会社の契約内容に同意できず、ネットでたった1ドルで売りに出しちゃってダンはまた会社を首に。
でもね、ダンは奥さんと娘と幸せな家庭を取り戻します。
グレタも、一人で生きて行く決心を。 なんか清々しい。
音楽が本当に良くて、サントラ買っちゃおうかな、って迷ってます。
デイブ役のアダム・レヴィーン は、なんと「マルーン5」っていうバンドのボーカルなんだそうでグラミー賞なんかも取っちゃってるんですねぇ。
どうりで歌が半端なく上手いと思いました。
すごく良い作品でした。
お薦めです!!