(E-P3 with Leica DG Macro-Elmarit 45/2.8)
2011年3月5日第1刷発行
2011年5月10日第2刷発行
西 加奈子さんは1977年テヘラン生まれ
カイロ、大阪の育ち
この小説は大阪の小学校3年生渦原琴子
通称「こっこ」の物語
3年になりしばらくたってから
夏休みが明けるまでの短い時間が
描かれています。
夏の終わり
こっこと幼馴染のぽっさんの前に
寿老人がお連れになっている雄々しい鹿が
現れる場面が
秋の始まりを暗示していたりするのかな?
ああ
私の9歳の夏も
こうだったかも知れないな
と
もう忘れていた昔が蘇るお話
夏の終わりの今頃に読むのが吉かもしれません
あはは
あはは
以前たまたま地下鉄で乗り合わせた大阪のおばはんが
関東では
肉じゃがの肉が豚肉なのが
信じられない
大阪では絶対牛肉ですぅ
といってましたが
この本のP.57に
・・・・・であるが美味しい詩織の料理は、基本的にかさ高い。
例えば肉じゃがには豚、いも、人参以外にブロッコリー、
ゆで玉子などが入るし・・・・
と書いてある。
詩織さん(こっこの母親)は大阪育ちではなかったのかな
なんて思うのは
実にどうでもいいことだな
あは
あは