太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

まだ街は死んでいない

2022-04-19 07:58:17 | 日記
 ウクライナの爆撃後の悲惨な街の映像が度々流される。殆ど瓦礫と化した中で懸命の消火作業が行われている。周りに延焼しそうな建物など無くなっていてもである。もし瓦礫の下で生き延びている人が居たら火を消さなければの思いだろう。いつ再び砲撃されるか分からない身の危険もありながら消防隊の人達は必死である。こういう姿を見る度に、ああまだ街は死んではいないのだと確認できる。勿論消防以外にも医療や交通機関など危険に曝されて働いている人は沢山いるだろう。
この一部でもロシア国内で起こったら大騒ぎとなり全面戦争に発展する。身に迫る危機で初めて戦争の意味を知る人達、既に危機の中にあっても諦めない人達。このギャップにより理不尽な戦いが長期戦となる。過去何度も繰り返してきた武力による領土拡大。まさか21世紀になってもこんな古めかしい戦いが起こるとは誰が想像しただろう。
戦争終結後ロシアは長期間に亘る国際社会からの制裁を余儀なくされウクライナには長期間に亘復興支援の手が差し伸べられるだろう。戦争賠償は、戦争行為が原因で交戦国に生じた損失・損害の賠償として金品、役務、生産物などを提供することで通常は敗戦国が戦勝国に対して支払う賠償金のことを指す。しかしウクライナがロシアに賠償という単純な形にはならないだろう。待ち受ける困難にロシア国民はどの程度の覚悟があるのだろうか。


コメントを投稿