2024年が明けた。まだ皆寝ているのだろうか。生活音の全くない静かな朝である。朝刊は折込みが多く何時もの3倍くらいの重さである。配達の方も大変だったろう。冒頭は相手が誰か分からないまま数少ない読者に新年の挨拶である。気負いも衒いもなく迎える新年は何度目だろう。今年はどんな年になるか。多分2023年とそっくりな年になるだろう。今年の最大イベントは免許の更新くらいか。子供らが帰ってきて多少は賑やかだが何処か輪に入れないもどかしさはある。決して仲が悪い訳ではない。昔の家族とは違いそれぞれに生活があり何れそれぞれに戻って行く。親子(兄弟)は他人の始まりという言葉がある。それぞれ違う価値観、ライフスタイルを持つようになることは自然のことである。互いにそれぞれを尊重しながら干渉することはなるべく避けるというようになる。年と共により濃密な関係になっていくという人間関係はまず無いだろう。孤独は避けられない。これを受け入れ楽しむまとまでは行かないが自然であると受け入れるくらいはできそうに思う。
新年らしからぬ文になったが老いと向き合う年齢になってきたのかも知れない。元気溌剌やる気満々、明るい未来など叫んだら周りも読者も疲れるのではないかと思う。老いて行くことは少しずつ席を譲って空けていくことだと思っている。
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