天敵

　お隣の蜂の巣は奧さんの奮闘も虚しく相変わらず蜂が飛び回っていた。巣の修復作業をしているのかも知れない。次奥さんが竿で落とそうとしていたら我が家のジェット噴射殺虫器で助太刀しょうかと思っていたら巨大な蜂（親指くらいある）が3匹巣の近くを飛び回っている。近づいたり離れたりどうも攻撃しているようだ。先に有った巣は小さい蜂だったのでミツバチかも知れない。ネットで見るとオオスズメバチはミツバチの巣を襲うとある。最強の蜂、オオスズメバチが近くにいると思うと怖いと思うが巣は土の中に作るとある。今日は我が家の庭だけは調べておこう。多分噴射殺虫器では太刀打ちできないだろう。もし巣が有ったら業者に駆除をお願いしよう。天敵を調べてみたら人やクマ、ハチクマ、オニヤンマやオオカマキリなどのようである。近場に居そうなのは人くらいしかいない。やっぱり業者か。費用？TV局に放映して貰って出演料でチャラにする。そんない上手く行くかどうか。

阪神ファンは怒っていいと思う。優勝を決めた試合を全国ネットのTVでは放映しなかったのではないか。ファンは全国に居るだろうに。天敵ジャイアンツは見る影もない。日本のプロ野球はスタンドの観客がマスゲームのように同じ動作を繰り返す。全員知り合いでもないだろうに。私などこの中に混じったら同調圧力に圧し潰されるだろう。クロダイの天敵、私である。何時も狙っているのだが簡単には釣れない。実はブログに書いていないが30㎝足らずは何匹か釣り上げている。自己新（44㎝）以外はあまり感激しなくなった。贅沢な天敵である。人生の天敵？思い起こせば何人か居た。勝負？全敗である。彼らはオーナーの地縁、血縁関係者あるいは寵愛を受けた者達。こちら？時々オーナーの逆鱗に触れた。今遭ったら？懐かしくは思わない。彼らの特技？決して後悔しない性格が共通している。確か一人は現役の頃クロダイ釣りをやっていた。リタイアした今？きっと50㎝オーバーを何度も上げているだろう。負ける相手とは喧嘩をしない。顔も判別できないくらい距離をおくことしかできない。平場の戦いしかしない。彼は大手通信会社の専務だか副社長まで昇りつめた。きっと釣り道具だって高級な前打ち竿を何本か持っているだろう。一本頂戴と言ってみるか。年が行って分を弁える術は覚えた。