太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

釣り零れ話

2015-05-24 10:55:12 | 日記

時間を持て余し、これといった目的も趣味もなく近くの海までチョイ投げ釣りによく出かける。磯や船などの本格的な釣りでもなく、遊漁券を買って必死にやる鮎などでもなく、ただ心地よい潮風は塩分控えめの我が食事の足しにでもなるかと思いつつ。現役時代は仕事関係者以外と話したり会う機会は極稀であったが、釣り場では知らない人にも「今日はどうですか」とか気軽に声は掛けられるようになった。そこで気付き事項。特に平日は2種類の釣人に分類される。            ①自転車やバイクでやってくる使い古した竿やクーラーBOX、手作りらしき仕掛けで大体は顔色あくまで黒く(漁師並み)70代半ば以降の人。                               ②服装はいっぱしの釣用のファッショナブルなもの、竿や道具は新品か手入れの行き届いた高級品、ちゃんと釣用の椅子持参、車は国産の中級以上。

もちろん海の情報、魚にも詳しく上手なのは①で、会話も朴訥で愛想は無いが色んなことを親切に教えてくれる。釣果への執念も強い。②は『フランス料理の一流シェフ、お前ら皆汚い、その髭面はホームレスと同じ。トック(帽子)を被っても役に立っていないの自覚している?形からしか入れない哀れ。』と揶揄していた連中と同じだと、つい見た目で判断するサラリーマンの癖であまり話す気になれなかったが。

②は自分と同じようにやはり定年退職したか仕事に時間的余裕のあり60代から70前半の人たち。ことば使いが丁寧で正確、何をしてきたかは自慢しない、釣はあまり上手で無いこと自覚している。言葉の端々に気遣いと知性が感じられる。社会はこの人たちが元気なうちにもっと有効に活かせる場をつくるべき。NPOも立派だが、営利と非営利の中間団体で彼らの特技を発揮させる、もう報酬で動く人たちではない、使わなければもったいない資源。若者の職場に浸食することなく、正規は望まず契約で済む。(団塊世代±5歳)を有効に働かせ、ぽっくり行かせる、それが次世代のため。

 



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