太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

仇のように出掛けるなあ

2020-09-23 07:42:51 | 社会観察
4連休は終わったが行楽地は相当混雑していたようだ。こんな時に仇のように出掛けることもないと思うが。頼りはマスクだけだが大丈夫だろうか。ヨーロッパでは感染は一旦収束しかけたが再拡大している。連休の結果が出る10月の第1,2週に注目しなければならない。潜伏期間があると分かってるがつい直近の感染者数をみて「今」を判断してしまう。4連休の人混みにも拘らず昨日は全国で331人、東京で88人となると、何だ人混みはあったけど感染者は少ないと直感的に思ってしまう。昨日は第3波に国民は精神的に耐えられるかと書いたが無理だろう。ちょっとしたモラルハザードは避けられない。その時連休時の自粛緩和状況、行楽地の人出や行動様式がどういう状態だったか冷静に分析しなければならない。特に4連休ほど人の行動様式が劇的に変化した時は無かったと思う。結果は必ず現れるはずである。究極は人と人の接触がなければ感染は拡大しないと分かっていながら経済のためにその究極手段が取れないのは如何にももどかしい。
 コロナ禍でも経済を立て直す為には社会を元に戻すより新たな経済構造を創る必要があるのではないだろうか。例えばテレワークでも以前と同等の働きを目指すのではなくテレワークだからこそ出来る新しい仕事を模索すべきでそれこそ働き方改革である。店頭販売がネット通販になるというのは既に実現しているが会社での業務の90%はパソコンに向かっての仕事である。社内会議と言っても95%は上司に対する報告である。レポートで済む話であり、半沢のように喧々諤々の会議など殆ど無い。ブレーンストーミングをブレーンがないものが集まってやっても意味がない。本気で新しい日常を創造する動きは未だない。何れも緊急避難的対策ばかりである。第3波でやっと新しい傾向が出て来るだろう。社会の慣性力が維持されることは何れの時代も創造の障害になる。
 新総理は各国首脳と電話会談を始めたようだが「連携確認」の文字が目立つ。本来なら意見が対立する相手と会談をして何某かの成果を得ることが外交だと思うが、細かいことは言わず先ず新任の挨拶と思えばまだ見過ごせるか。意見が対立する国、まずは韓国、次がロシアと中国、最難関は北朝鮮だろう。新総理がこれらの国とどう対話していくか心配もあるが期待もある。アメリカとの関係は変わらないだろう。兄弟船のようなものか。沈めば諸共。