太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

ポイント還元誰が負担?

2020-09-10 07:46:50 | 社会観察
何だか乗せられてはいないだろうか。ポイント還元流行りである。コンビニのカードでもポイントが付与される時代である。還元された人は何だか得した気分になるがその分付与した側は損をしているか?あり得ないことである。昔飛行機をよく利用していた頃マイレージが貯まると様々なサービスが受けられ、得した気分になったものだ。誰がサービスにかかる経費を負担しているのか?航空会社は損はしていない筈だ。マイレージのサービス分も原価(経費)に含んでチケット価格を決めているだろう。マイレージを使わなかった人は割高のチケット代を払っているのでは。ポイント還元は須らくポイントを使わなかった人の負担で成り立っている。こう考えると全て納得が行く。
似たようなサービスで洋服屋やピザなどで2着(枚)目は半額とかがある。随分値引きになると思いつい2着(枚)買う。しかしサービスの0.5着(枚)分は全商品の原価として算入されていると思えば安売りの店ということでもない。1着(枚)だけの購入でも店は利益が出るように価格設定してありそういう顧客は店にとって上得意様になる。もっと巧妙だったのはJRのオレンジカードだろう。SUICAの前にあったプリペイドカードだが10000円だと700円のプレミアがつく。利息なら7%だからJRにしては大盤振る舞いだと思っていた。良く考えるとこの700円は他の切符の原価に入っているからJRが損をするわけではない。しかももし残金がありながらカードを紛失したり、少額残金で使わなくなったらその分はそのままJRの利益になる。何とか還元をあまり使ったことがない年寄はこのように捻くれて考えてしまう。それでもポイント付与のカードは何枚か持っている。コンビニとホームセンター、古本屋である。ところがある時コンビニのカードが反応しなくなった。再発行して貰ったら残金は引き継がれるがポイントはゼロになった。数百円分と思うがカードが反応しなくなったのはこちらの責任でもないし物凄く損をした気分になった。それからは全てのカードで少額のポイントでも残金に付け替えるようになった。確実に損した気分になるのはATMの引き出し手数料が高過ぎて利息など直ぐ吹っ飛ぶことだ。ならせめて一定額以上の入金をした時プレミアをつけるくらいのサービスをしたらどうだ。ガソリンスタンドなんか量に関係なく満タンにしたらティッシュ1箱サービスがある(特定のGS)くれるぞ。
 低所得者層、年金暮らしの人達、還元が多い所の商品は割高と思え。ところが少額のポイントをコツコツ貯めるのも同じ層だから何とも言いようが無い。あまり大きな声では言えないがメーカーは不良返品もある率で原価に算入している。不良返品で大損をするというのは稀な例であり、当然不良返品がなければその分利益となる。因みにFITの買取価格では劣化率も見込んで価格設定をした(筈)と記憶している。劣化しなければその分設置者の利益となる。政治でもやっているふりをすることは大事だがお客を得した気分にさせるのも高等巧妙な騙し技術と言える。