ゆっくりかえろう

散歩と料理

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チョイ悪オヤジ養成講座9 終了

2016-01-04 | フィクション

「ああ、君達 どこへ行ってたんだね?」

常務が真顔で聞いて来た。

「何処って取引先の専務さんの接待じゃないですか」

「嘘だろ、専務は昨日脳梗塞で倒れられて 今は病院の集中治療室におられる」

「そんなあ、今日1日ご一緒でしたよ」

「嘘だと思うなら、この病院に行ってみるといい」

差し出された病院のメモにはさっき専務を送った病院の名前が書いてあった。

取り敢えず 小松と二人で病院に行ってみると 教えられた病院の集中治療室に専務さんは 面会謝絶の札と共に入院していた。

我々は 専務に用意された個室病室で 待たされる事になった。

 …………………

椅子に座ってふと見上げると そこには今日専務に差し上げた 安っぽいジャケットが掛かっており 膨らんだポケットからは俺の小銭入れが出てきた。

俺は小松と顔を見合わせ しばらく寒い思いを味わった。

これ以上やりようが無い  お手上げだ

「華岡さん、もう帰りましょう」

小松は恐がって震えが止まらない。

 

帰社して常務室にいって報告すると 

「君達はいつもおかしな目に遭うね」

雲をつかむような話を 疑うことなく笑って信じてくれた。

だから俺はこの人とやっていけると思った。

 


インド米 日本式炊飯

2016-01-04 | ランチ

 インド米を鍋で日本式炊飯で炊いてみました。

水加減は説明書通り 生米の2.5倍で炊いてみました。

水がかなり多いので 蓋をして炊いていくと 水気がなくなるまで、時間がかかります。

ですから、蓋をあけたままで沸騰寸前の火加減で炊いてみました。

常に底から混ぜて焦げ付かないように気をつけて、水気が少なくなれば、火を小さく落とし 更に炊いていくと 木杓子が重くなります。

 鍋底を擦ってみて底が見えてきたら 一瞬火を強火にして焦げないように混ぜながら 30秒ほどで火を止めて蓋をして蒸らします。

出来たのがこれです。

日本米のように柔らかくもっちり炊けました。

でもインド米の良いところがなく  私はパラパラの方が好みです。

味はクセもなく かといって粘り気も少なく 形は日本のご飯っぽいですが、甘味がありません。

 やはり水の分量を控えて パラパラ仕上げにした方がインド米らしさが出ます。

尚、ご飯を炊くとき塩をひとつまみ入れると 臭みが取れて美味しいです。