【有馬記念】ジェンティルドンナ GI7勝目で有終の美
28日、中山競馬場で行われたGI第59回有馬記念(芝2500メートル)は4番人気のジェンティルドンナが直線抜け出して勝利。引退レースで7つ目のGIタイトルを手にし、有終の美を飾った。勝ちタイムは2分35秒3。4分の3馬身差の2着は9番人気の3歳馬トゥザワールド。3着は1番人気のゴールドシップ。このレースが引退レースとなっていたジャスタウェイは4着だった。
---------------------------------------------------------------------------------------------
今年の有馬記念はG1馬10頭が参戦し、展開の予想が難しいレースでしたが、好枠から先行したジェンティルドンナが有終の美を飾りました。これでG1 7勝を挙げたことになり、過去の名馬・名牝と並ぶ素晴らしい成績で引退することになります。3年前に桜花賞を勝った時は、鞍上の岩田騎手が名前を覚えられなくて苦笑していたのを覚えています。その馬がこれほど強くなるとは思っていませんでした。牝馬3冠、海外のレースも勝ち、ジャパンカップ2連覇と有馬記念の勝利は大変意義があると思います。今回も素晴らしいレースでした。繁殖に入ってドンナ仔が生まれるのか、今から楽しみです。
ちなみに今回の有馬記念の本命は、ゴールドシップ。外から追い込んだ時はこの馬の勝ちパターンに見えましたが、あと一歩及ばすで残念でした。このレースで多くの有力馬が引退し、世代交代の印象がありますが、その中でゴールドシップは現役続行でまた来年もG1を盛り上げてくれると思います。来年も勝利を重ねて、是非G1最多勝を達成して欲しいと思います。
今年はG1レースの馬券が全く当たりませんでした。年初から荒れるレースが多く、馬券を買うのについ穴狙いになったり、馬券を絞ってしまったのが要因です。競馬は1着を当てるギャンブルですから、単勝1点に絞ることがベストですが、それだけで当てるのは難しい。来年はもう少し自由度を持たせて、当たる確率を向上させたいと思います。