先週末は、オーストラリアのG1も行われました。
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リスグラシューがGI制覇=豪競馬 by 時事通信
オーストラリア競馬のコックスプレート(GI、芝2040メートル)は26日、
メルボルン郊外のムーニーバレー競馬場で14頭が出走して行われ、
ダミアン・レーン(豪州)騎乗のリスグラシュー(牝5歳、栗東・矢作芳人厩舎)
が優勝した。エリザベス女王杯、宝塚記念に続きGI3勝目。
クルーガー(牡7歳、栗東・高野友和厩舎)は13着だった。
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1922年から続く伝統のレースをリスグラシューが制しました。
レースの様子は東京競馬場で見ていました。後方の位置でレースを進め、
3コーナーから動き始めて、最終コーナーでは大外からアッサリと差し切りました。
日本の競馬場では、3コーナーからスパートすると最後までもたない事が多いので、
これは無理かなと思ったのですが、最終コーナーでは10頭くらいが横一線、
リスグラシューは大外を廻ったのに脚色は全然衰えず、200m足らずの短い直線で
アッサリと差し切りました。
見ていて何だか不思議な感じがしたので、後でコース図を見たら、
このコースは縦長の長方形(短い辺が、スタート&ゴールの直線)となっていて、
しかもコーナーには7.5度のバンクが付いているようです。
基本的には内枠先行馬が有利ですが、バンクではスピードを落とさずに廻れるので
追い込み馬にもチャンスがあるというコース設定です。
レーン騎手は、コースの特徴を上手く利用してリスグラシューを勝利に導きました。
これで先週のメールドグラースに続いて、日本馬がG1連勝となりました。
日本馬が強いのか、オーストラリア馬が弱いのか。レースのレベルを測る意味で
今年引退した名馬ウインクスとの対決が見てみたかったです。
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