キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

正岡子規記念館

2010年08月09日 | Travel
松山と言えば、司馬遼太郎の小説「坂の上の雲」の舞台となった所です。
市内の至るところに「坂の上の雲」のドラマに関連するミュージアムや博物館の案内がありました。そのひとつが正岡子規記念館です。松山の有名人・正岡子規の人生と彼の業績を紹介した施設で、この展示を見れば俳人・正岡子規に詳しくなれます。
学生の頃に「柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺」という有名な句を習ったことがあります。(彼の句は、その程度しか知らないのですが、、)その句は、療養生活の世話や奈良旅行を工面した夏目漱石への返礼の句なのだそうです。野球を愛し、素晴らしい友人達に恵まれた子規ですが、壮絶な闘病生活の末、わずか34歳でこの世を去ります。しかし、その短い人生で残した業績は、後世に大きな影響を与えていると思います。身近なところでは、ベースボールを自分の本名(のぼる)に因んで「野球」と名づけたことは有名で、彼のユーモアと言葉に対するセンスの良さを感じさせます。最近流行りの"歴女"たちには、同じ四国の高知・坂本龍馬のほうが人気があるようですが、個人的にはイケメン龍馬よりもちょっと無骨な正岡子規のほうが親近感が持てます。
年末NHKで放送予定の「坂の上の雲」の続編が楽しみです。


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