キマグレ競馬・備忘録

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ボクシング・井上尚弥選手初防衛戦

2024年05月07日 | Sports
ボクシング井上尚弥選手がタイトルを防衛しました。
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「イノウエの驚きの姿」あわや番狂わせ 井上尚弥を“倒した”ネリに母国メディアは賛辞「日本人は恐怖の悲鳴を上げた」by CoCoKARAnext
5月6日、東京ドームでは34年ぶりとなるボクシング興行が行われ、世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥が、WBC同級1位の挑戦者ルイス・ネリ(メキシコ)を6回1分22秒TKOで撃破。2年ぶりとなるタイトル防衛に成功した。
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東京ドームでボクシングの試合が行われたのは、34年前のマイク・タイソン戦以来だそうです。当時無敵だったマイク・タイソンが、格下の相手にノックアウトされるというシーンを、テレビ中継で見た事があります。あれは衝撃的でした。
今回、下馬評では井上選手が圧倒的に有利という事でしたが、試合が始まると初回にいきなり彼のボクシング人生初のダウンを奪われ、場内が騒然としたようです。しかしそれ以降は、井上選手が立ち直って徐々に自分のペースに持ち込み、2,5,6Rでダウンを奪って勝利しました。まあ4団体の統一チャンピオンですから、実力通りと言えばそうなのですが、もし仮に1ラウンドでKOされていたら、マイク・タイソン以上の衝撃だったかもしれません。井上選手の強さと共に、ボクシングの怖さを感じた試合でした。彼も数年前の圧倒的な強さに比べると、試合時間が長くなり、少し陰りも感じます。また初めて彼からダウンを奪ったネリ選手も、負けたとは言え満足できる試合だったと思います。ダウンしても何度も立ち上がって大善戦の良い試合でした。

因みに私は一度だけ、代々木体育館の端の席でボクシングの試合を見た事があります。(鬼塚勝也選手の最後の試合)リングが遠過ぎて、選手が豆粒のようにしか見えなかった記憶があります。「選手が体を揺すって運動してるな~」という感じ。試合の状況は、観客の歓声だけが頼り。なので、昨日の東京ドームの観客も、おそらく選手が豆粒にしか見えず、大半は会場の"モニター観戦"だったかも。自宅のモニターとの違いは、観客の声援がダイレクトに聞こえること。まあ「ボクシングの雰囲気を味わう」のなら行く価値はあると思いますけど、東京ドームでボクシング?どうなんだろう?

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