今日は、2001年9月11日のアメリカ同時多発テロから20年目の日になります。
あの日の事は、今でも覚えています。
仕事が終わって会社から帰宅(午後11時頃)してテレビを点けると、テレビ朝日のニュースステーションをやっていました。画面がワールドトレードセンターの映像を流していて、よく見ると煙のようなものがビルから立ち昇っていて、第一印象は「ビル火災かな」と思いました。
暫く見ていると、飛行機による自爆テロというコメントが流れてきて大変驚きました。全米の航空機運航停止の情報が流れ、ワシントンでもテロとか、他にもハイジャックされた飛行機があるとか、そうこうしているうちに突っ込まれたビルが次々に倒壊する映像を見てギョッとしました。1997年に観光旅行で行った巨大なワールドトレードセンターが、こんな形で倒壊するなんて信じられませんでした。これは今思い出しても、本当に衝撃的な1日だったと思います。
あれから20年。この事件をキッカケに始まった米軍のアフガニスタン駐留が先月で終わり、ひとつの節目になりました。歴史というのは、日々の出来事の積み重ねです。
あのテロは大きな事件で、世界中がテロの恐怖に怯えましたが、死亡者数や世界への影響を見ると、今のコロナ禍はそれ以上です。これから更に20年経って振り返ると、コロナ禍の前ではこのテロも小さな出来事になってしまうかも。そんな事を考えてしまいました。
写真は、1997年に観光でニューヨークを訪れた時のもの。
エンパイアステートビルから見たワールドトレードセンター。
観光船から見たワールドトレードセンターと自由の女神。
ワールドトレードセンターの展望台内部の様子。観光客でいっぱいでした。
展望台からは素晴らしい景色が見えました。飛行機が眼下を飛んでいました。
眼下にワールドトレードセンターの2つの影が見えます。
シンプルで美しいビルで設計者は日本人でした。偉業だったのに、、。