今年の天皇賞・秋には、5歳馬が6頭エントリーしています。この世代の
最強はダービー馬レイデオロですが、今回のレースには参戦していません。
レイデオロもルメール騎手のお手馬ですが、近走の成績があまり芳しくないので
回避したのか、体調不良なのか、或いは来月のジャパンカップのために
温存しているのか判りません。役者が1頭欠けたようで少し残念です。
因みに、レイデオロが勝った2017年ダービー出走馬のその後を調べてみました。
2017年ダービー結果
1 レイデオロ(G1 2勝。昨年の天皇賞を勝ってから勝ち星無し。やや不調)
2 スワーヴリチャード(G1 1勝。昨年の大阪杯に勝ってからは、G1 3着続き)
3 アドミラブル(故障で2年半出走無し。現役ですが復帰できるかどうか)
4 マイスタイル(今年の函館記念G3を勝って、重賞ウイナーの仲間入り)
5 アルアイン(G1 2勝。今年の大阪杯に勝って、まだまだやれそう)
6 ダンビュライト(今年の京都記念を勝ってG2を2勝)
7 ペルシアンナイト (G1 1勝。一昨年のマイルCを勝利。近走はやや不振)
8 トラスト(昨年秋より障害に転向。障害適性があり、4戦3勝)
9 ベストアプローチ (現役ですが、1年半出走無し)
10 サトノアーサー(昨年、エプソムCーG3制覇。1年の休養後、復帰)
11 カデナ(ダービー後は絶不調でしたが、今年復活の兆しあり)
12 キョウヘイ(オープン入り後は、いま一つ)
13 クリンチャー(昨年、京都記念を勝って凱旋門賞挑戦。以後、不調)
14 ダイワキャグニー(オープン4勝はあるものの、重賞には届かず状態)
15 ウインブライト(最も成長した馬。ダービー後に海外G1 1勝、重賞4勝)
16 マイネルスフェーン(1000万下で勝ち上がれず、今年引退)
17 アメリカズカップ(ダービー後は、オープン1勝のみ。不調続く)
18 ジョーストリクトリ(ダービー後は、オープン1勝のみ。不調続く)
18頭のうち引退したのは1頭のみ。なかなか優秀な世代です。
残念なのは、アドミラブル。ダービーで1番人気だったこの馬が順調だったら
G1を勝つ可能性があったと思います。実力は1級なので、未だに現役扱いですが
2年半のブランクは大き過ぎます。
POG指名馬が、もう1度走る姿を見てみたかったけれど、
おそらくこのまま引退になるのではないでしょうか。