キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

2019 ケンタッキーダービー

2019年05月06日 | Horse Racing

昨日は、海外競馬もありました。アメリカのG1ケンタッキーダービーです。
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【米ケンタッキーダービー】フェンサー大健闘!日本馬史上最高6着
 日本調教馬として3頭目の出走となったマスターフェンサーは出遅れて最後方追走。
直線は最内を突いて末脚を伸ばし6着まで浮上。日本調教馬としては16年ラニの9着を
上回る同レース最高着順で大健闘の走りを見せた。
「過去のレースでスタートが遅いのは把握していた。最後は非常にいい脚を使ってくれた」
と手綱を取ったルパルー。角田師は「体がふっくらして本当にたくましいと思った。
あとは無事に次のレースに向かえれば」と、このまま米国にとどまっての続戦を示唆。
米クラシック3冠のプリークネスS(18日、ピムリコ競馬場ダート1900メートル)、
ベルモントS(6月8日、ベルモントパーク競馬場ダート2400メートル)への出走を
視野に入れている。
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早朝からこのレースのテレビ中継を見ていました。アメリカの馬はよく知らないので、
興味があったのは、日本馬が見せ場を作るかどうかだけ、、。
マスターフェンサーは、3歳オープンでの勝ち星もない馬で、下馬評にも上がらず
「挑戦すること」が素晴らしいというような評価でした。
レースでは、スタートで寄れて右往左往しながら、最後方を追走するのがやっと、、、
のような雰囲気でしたが、直線でムチが入ると気が変わったように走り出し、
内側を猛然と追い上げて、他馬をかき分けながら6着まで浮上しました。
湿ったグチャグチャの馬場が合ったのか、スタミナを温存していたのか、
本当に凄い末脚で、これを見られただけでも満足満足。とても良いレースでした。
騎手も馬の特性が判ったようで、次も同じような馬場だったらチャンスがあるかもしれません。
期待したいと思います。

しかし、中継を見ていて残念だった事が2つあります。
レースが前代未聞の1着降着になり、後味の悪さが残ったこと。確かにレースビデオを
見ると不利がありましたが、1着の馬を17着まで降着させることはないでしょ。
ルールとは言え、何となく割り切れない感じが残りました。
2つ目は、グリーンチャンネルの放送が、1着降着のことばかり伝えて、
マスターフェンサーのことを「残念でした」の一言で片付けてしまったこと。
「最後方を走っていましたが、何も無ければいいのですが、、」という頓珍漢なコメントも
ありました。キャスター2人と解説者、3人の6つの目は一体何を見ていたのだろう。
ゴール後、30分も時間があったのに、マスターフェンサーの動向には全く触れず仕舞い。
正式着順がなかなか出なかったので、もしかすると勘違いがあったのかもしれませんが、
何度も何度もビデオのリプレイをやっているのだから、この馬の走りをコメントして欲しかった。
レースは面白かったけれど、テレビ中継は満足度の低いものでした。
日本馬応援で見ている人が多いのだから、次回はキチンと伝えてください。

 


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