今日は、競争馬のセリ市・セレクトセールが行われました。
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【セレクトセール】1歳セリで売上81億円の新記録 (デイリースポーツ)
2日間にわたって開催される「セレクトセール2016」が11日、
北海道苫小牧のノーザンホースパークで開幕した。
1歳馬のセリが行われた初日は247頭上場され、1億円を超える馬は計14頭、
売り上げは81億3030万円で過去最高となった(※価格は全て税抜き)。
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朝からグリーンチャンネルの生放送を見ていました。
最初に血統と親の戦績、近親馬の活躍度を紹介して、1頭づつセリが開始されます。
今年もディープインパクトと外国産牝馬(特にG1戦線で活躍した馬)の人気が高く、
他の血統とはスタートの価格が全く違っていました。たった数百万でもなかなか買い手が
つかない馬もいれば、ディープ産駒のように500万から1000万単位で値が上がる馬もいて、
血統というのはクラシックでの活躍度に大きく影響されるようです。
ちなみに今年の最高落札金額は、ディープインパクト産駒「オーサムフェザー15」(牡)の
2億6000千万円でした。たった1頭の価格が、サラリーマンの生涯賃金に近い金額ですから
日本にも信じられない位のお金持ちがいるんですね。
新馬戦の季節になると、東京競馬場で出会ったオジサンの呟きを思い出します。
このオジサンは、新馬戦でパドックを周回している馬を眺めながら、
「お前らはいいよなあ~。たった1回勝つだけで、オレの年収以上も稼ぐんだから、、」
と、呟いていました。でも勝てない馬の運命は、このオジサンが考えているよりも
厳しいかもしれません。
今回のセレクトセールに登場した馬達も無事にデビューして勝ち上がって欲しいものです。