キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

北京オリンピック 日本野球の終わり?

2008年08月24日 | Baseball
北京オリンピックで日本の野球がメダル無しに終わりました。
-----------------------------------------------------
<北京五輪・野球:米国8−4日本>◇23日◇3位決定戦
星野ジャパンが4位という最悪の結末に終わった。日本代表は、3位決定戦でマイナーリーガー、大学生で編成された米国に4−8と完敗。メダルなしは00年シドニー五輪以来で、1次リーグから通算4勝5敗と惨敗した星野仙一監督は「わたしに力がなかった。ファンには本当に申し訳ない」と謝罪。公式会見では気丈に、精いっぱいの強がりをみせた。
星野監督 わたしに力がなかった。ただ(五輪に出場した)プロの選手はかわいそうだ。これは言い訳でもなんでもない。強く言いたい。ストライクゾーンなど、ほかの世界で野球をやってる感じだった。そういうものも含め、野球の難しさを知ったというか、初めての野球と巡り合った。(中略)「メジャーリーグの審判はテレビで見ていて、こんなものかと思うけど、今日は驚きを超えていた。少なくともプロに出ろというなら、プロの審判にしてほしい」と、ここだけは注文をつけた。「日本で金メダルを期待したファンには本当に申し訳ない気持ちだ。選手はたまたま調子が出なかっただけ。日本の野球はこんなもんじゃない!」と、悔しさをこらえて言った。宿舎に帰った後、全員を前にして「生涯でいい経験になったと思う。これを将来、指導者になったときも忘れないでほしい」と熱く訴えた。北京で受けた屈辱を胸にしまい込んで、いつか晴らすときを待つしかない。【日刊スポーツcom】
---------------------------------------------------
北京オリンピックの野球にはそれほど興味が無かったのですが、準決勝の韓国戦と3位決定戦の序盤戦だけ見ました。今回の野球チームにはあまり期待してなかったけれど、予想通りメダルを取れませんでした。星野監督はいろいろ言い訳をしているようですが、やはり監督が選んだ選手の実力不足が一番大きな要因です。敢えて言えば、リーグ戦の最中の最も体力がキツイ時期で選手のコンディションが良くなかったことはあると思います。
監督が言う審判のストライクゾーンの問題は、全てのチームが同じ条件でやっているわけですから理由にはならないし、日本の野球環境(基準)を国際試合に求めるほうが間違っていると思います。(これは柔道にも言えることですが)それよりも選手の海外生活への不慣れだとか、試合で使うボールの質の違い、不規則にバウンドする天然芝グラウンド、逆光の中での守備経験の少なさ等のように日本で普段やっていない事が、他国よりもはるかに恵まれた「温室育ち」の日本選手に影響を与えたのではないかと思います。それと監督のあまりの怖さに委縮してしまったのか、、。次回のWBCは星野監督の噂がありますが、日本の野球ファンは不安かも。負けたらまたストライクゾーンの違いを言い訳にしそうです。オリンピックの野球競技が今回で終わって良かったかもしれません。これで、日本プロ野球界の「悩み」がひとつ減りそうです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする