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嫁菜(よめな)

2013年10月12日 | Weblog
これは、菊(きく)科、ヨメナ属の嫁菜(よめな)という花である。この花は、さきに此処にアップした紫苑の花に少し似ているかもしれないが、片やジャンボの大きさ、こちらは可愛いお嫁さんといったところ。この嫁菜は、春の若菜は美味で、茹でて和え物などに用い、民間では地下茎を煎じて、解熱・利尿などに用いるとか。たかが嫁菜を雑草と侮るなかれ、といったところである。
嫁菜のネーミングは、食用となる若芽が美味しいのと、花がとても美しい所から「嫁菜」になったとか。ちなみに、関東嫁菜は、食べられないということである。

嫁菜(よめな)・菊(きく)科。
・学名 Kalimeris pseudoyomena
   または  Aster yomena
    var. dentatus
   Kalimeris : ヨメナ属
   pseudoyomena : ヨメナ種に似た
   Aster : シオン属
   yomena : ヨメナ
   dentatus : 歯のある
 Kalimeris(カリメリス)は、
 ギリシャ語の「kalos(美しい)
  + mero(部分)」が語源。
 花弁の美しさから。
 Aster(アスター)は、
 ギリシャ語の
 「aster(星)」から。
 花のつき方のようすに由来。
 
・すらっと伸びた花びらが
 とてもきれい。
・葉には少しだけギザギザあり。
・秋のさわやかな花。
・若芽は食用になる。

・「関東嫁菜」は東日本に多く、
 「嫁菜」は西日本に多い。
 花は両方ともそっくりだが、
 「嫁菜」のほうは
 葉が厚くつやがある。

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:サルビア,ヒゴロモソウ    花言葉:燃える思い、知恵

  今日の一首:サルビアの蜜吸いに来る少年の甲高い声「コノ花アマイよ」  鳥海昭子

  (NHKラジオ深夜便から引用)