MVKのいろいろ

残り少ない人生、その楽しい余生のあり方を目下研究中

アブチロン(チロリアンランプ)

2013年10月08日 | Weblog
これは、葵(あおい)科、アブチロン属のアブチロン(チロリアンランプ)という花である。このチロリアンランプは、葉の脇から長い花柄を垂れ下がらせて、赤い筒状の萼が目立ち、丁度、ランプをぶら下げたような形の色の花を咲かせているのである。そのためネーミングは、花の形状からいって「チロリアンランプ」というのだそうである。花は、黄色だが、膨らんだ赤い5稜形の萼が目立ち、雄しべと花柱(雌しべ)は飛び出しているのが特徴である。これは、我が家のチロリアンランプだが、一度枯らしてしまい、散々探して漸く買い求めた貴重な花なのである。


アブチロン・葵(あおい)科。
・学名  Abutilon megapotamicum
    「チロリアンランプ」
  Abutilon x hybridum 
   (幅広の傘タイプの花)
   Abutilon : アブチロン属
   megapotamicum :
    ブラジルのリオグランデ川の
   hybridum : 雑種の
 Abutilon(アブチロン)は、
 ”家畜の下痢止めに効果がある”
 ということばに由来。

・ブラジル原産。
・6月頃から10月頃にかけて、
 いろんな色の花が咲く。

・「チロリアンランプ」は、
 釣りの浮き輪に似ている。
 花が、幅広で傘状のタイプもある。
 両者、花の形がだいぶ違うが
 同じ仲間だそうだ。
・昔はこの木の繊維を使って
 布や繊維を作った。

・別名 「浮釣木(うきつりぼく)」
 「チロリアンランプ」
   赤い細長の花の方の別名。
   うまく名づけたもんですね。

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:シュウカイドウ   花言葉:片思い、繊細

  今日の一首:シュカイドウの盛りの庭に立つ人が独りもいいと静かに言いき   鳥海昭子

  (NHKラジオ深夜便から引用)