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犬サフラン

2013年10月03日 | Weblog
これは、百合(ゆり)科、コルチカム属の犬サフランという花である。サフランと名がつくものには、本物のサフラン、サフラン擬などがある。サフランはアヤメ科、サフラン擬は彼岸花科、犬サフランはユリ科などである。
この犬サフランは、花が美しく、(別名コルチカムの名でも)観賞用に栽培されている花なのである。此の花は、植物全体、特に球根(鱗茎)や種子に、アルカロイドのコルヒチンという成分を含有しており、誤食すると嘔吐、下痢、呼吸麻痺などの中毒症状が起きることがあそうである。しかし、これは、薬用として、コルヒチン(痛風の鑑別薬)の製造原料に用いられるという。この花のように「犬」がつくものには、食用にならない、ある意味をもつものが多いということである。
http://www.geocities.jp/kinomemocho/sanpo_inu.html


犬サフラン・百合(ゆり)科。
・学名  Colchicum autumnale
   Colchicum : コルチカム属
   autumnale : 秋の、秋咲きの
 Colchicum は、
 犬サフランの原産地である、
 西アジアのアルメニアの
 古い都市[Colchis(コルキス)」
 の名前に由来。
 
・9月下旬から
 10月上旬頃に開花。
・花がサフランに似ているが、
 サフランではないところから
 なぜか
 「犬」の名がついたらしい。
 (なんで「犬」なんだろう?)

・葉は出さずに開花。
 色はうすピンク色のものが多い。
 この時期、
 こういう柔らかい色の小さな花は
 他にあまり咲かないので
 見つけたときはうれしい。
 葉は花のあと、春に出てくる。

・別名 「コルチカム」 学名から。
   種子や球根から、
   ”コルヒチン”という、
   痛風の治療に 
   使う有機化合物がとれる。

  (季節の花300から引用)

  今日の誕生日の花:ワレモコウ    花言葉:愛慕、変化

  今日の一首:はるかなる人を月日を鮮やかにワレモコウ咲くなだらかな道  鳥海昭子

  (NHKラジオ深夜便から引用)