世界はキラキラおもちゃ箱・第3館

スピカが主な管理人です。時々留守にしているときは、ほかのものが管理します。コメントは月の裏側をご利用ください。

どこまでも

2018-01-28 04:17:01 | 詩集・絹の鎖

うつくしい
ゆめがまだぼくにあるか
(おしえて)
もういちど
あのひとにあえるのかを

どこまでも
なにもないゆめをみてる
(どうして)
ふりかえる
きみのめをおれはみない

わすれれば
なにもかもがいいことに
(なるのか)
たいせつな
なにものかがきえてゆく

 愛を知る朝なんて
 来なくてもいいと
 思ってたのに
 くりかえす夢の中で
 どうしても窓にゆく

かなしくて
だれかの手あたためたい
(ぼくにも)
なにかしら
できることあるだろうか

えいえんに
あけないよるはないけど
(いつまで)
ゆめのなか
にげるおれをゆるすのか

ほしぞらの
なかにおれがしんでゆく
(まぼろし)
なにもかも
それだけでいいのだろか

きずつけた
ひとのかずをかぞえてる
(かみさま)
ゆるしてと
いえるはずがないだろう

ゆめにみた
とおいあしたのむこうで
(ぼくたち)
ふたたびの
ひかりあるのべでであう

あおぞらの
はるかむこうにさいてる
(ぼくらの)
ほんとうの
ゆめはいつかつかめるよ

たそかれの
そらにひかるほしをみて
(みらいを)
ほんとうに
するためにぼくはいきる


(戦場のメリークリスマスのための作詞)




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