ご近所の前庭に咲いていたガザニアにとまったモンシロチョウです。これもだいぶ前の写真です。今年の夏はことのほか暑くて、外に出るのがめんどうで、あまり写真を取れませんでした。
モンシロチョウは動きが早くて、なかなかきれいに撮らせてはくれません。だからこれはとても珍しい写真です。蝶々は神さまの手紙と言いますから、きっとこの蝶も、神さまからの大事なメッセージを運んできてくれたのでしょう。
心を開いていけば、虫にこめられた神さまの愛が見えます。それは、読む方が恥ずかしくなってしまうほどの、美しい愛です。どんなにかおまえを愛しているか、伝えたい。蝶々の手紙の中に、そう書いてあります。
神さまの愛は澄み切っていて、あまりにも真実で、あまりにも大きくて、美しい。愛する者を驚かせてはいけないからと、小さな虫を使ってみなに伝えるのです。
小さな虫を見つけたら、写真に撮ってみて、神さまから手紙を読んでみましょう。時には厳しいことが書いてあることもある。けれども不思議に腹は立たない。神さまの前では、正直になれることが、うれしい。怒られても、その方がずっとうれしいような気がする。
同じ蝶の写真でも、読む人と状況によって、書いてあることが違う感じに読めてしまいます。あなたがたは、この写真の蝶を見て、どんな風に読めましたか。小さいけれど大事なツボを押されるような、きつい薬を注射されるような、そんな風に読めた人もいるのではないでしょうか。
美しい神さまの文字を、いろいろと読んでみてください。