世界はキラキラおもちゃ箱・第3館

スピカが主な管理人です。時々留守にしているときは、ほかのものが管理します。コメントは月の裏側をご利用ください。

図画工作

2015-08-17 05:48:38 | コカブの部屋

今日は図工の時間です。おっと、コカブです。

絵を描くことや、紙や粘土で不思議なものをつくるのは、楽しいですね。子供達もおもしろくやっていることでしょう。

まだ小さいうちは、絵具や筆の使い方や、粘土の扱い方、紙や木の切り方など、基本的なことと、作品作りの楽しさを教えてあげましょう。図工が好きな子は、おもしろい才能を見せてくれるでしょう。子供でないと描けない絵を見て、大人は時々感心してしまいます。

ですが、単に作品を作らせるだけではいけません。ある程度子供たちが大きくなってきたら、「美」というものの意味を教えてあげてください。美とは何か。それは神様が持っている幸せの姿なのです。ちょっと難しいですか? それは愛と幸福の灯りを人間の心に燃やす光なのです。もっと難しくなりましたね。でもなんとなくわかるでしょう

絵画表現と言うものは、人間の心に大きく影響します。人間は「美」というものを見つけるとどうしようもなく惹かれていくのです。なぜならそれは愛が着ている服ですから。美を見ると、愛してくれるものだと思って、ハチが花を目指して飛んで行くように、人は美によっていくのです。よい芸術作品はそれを見るだけで、人の勇気をかきたてたり、自らの愛がふくらんだり、悲しみを和らげてくれたりします。このような、「美」というものの本質、性質について、はっきりとした意味を子供たちが捕らえられるような授業を一度はやってください。

それと、「美」を、嘘のために利用したりすることは、だめだということを、きちんと教えてあげてください。美とは愛の姿です。その美が、嘘をついたら、愛が嘘をついたことになります。それは人の心を深く傷つけ、世界が成り立っていかなくなるほどの深い恐怖にも達する恐れがあるのです。

この世界には「表現の自由」を旗印に、醜いものを当然のように美しく描いている絵がたくさんありますから、美というものについての、正しい知識は、ぜひとも必要な教養です。授業できちんと教えてあげてください。

もう一度言いましょう。美とは本来愛の姿です。愛であるからこそ、美しいのです。それは時に形を超えて表現されることがあります。色々な芸術作品を見、いろいろなことを感じて、本当の美というものを、子供たちの感性に染み込ませてあげてください。




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