日毎寒さが本格化してきた昨今、皆様お風邪など召されていませんでしょうか?
ところで、先日《Caféあつめ木》のスタッフの男の子から
「夜に眠れなくて困っている」
という話を聞きました。どうやらかつて不規則な生活をしていた時期の癖で体内時計がズレてしまっているらしく、日中の変な時間に眠くなってしまい、その分寝るべき夜中に目が冴えてしまうのだそうです。
そこで、数ある我が家のCDの中から『これぞ!』というものをお貸しすることにしました。ECMレーベルから1994年に発売された《オフィチウム》というアルバムです。
これはちょっと変わったCDで、イギリスの古楽ヴォーカルグループのヒリヤード・アンサンブルが歌うグレゴリオ聖歌やペロティヌス、ギョーム・デュファイといった中世の教会音楽の上に、ノルウェーのジャズサックス奏者ヤン・ガルバレクがフリースタイルでコラボレートするという、当時としてはかなり斬新な作品なのです。このCDは発売当時かなり話題となり、発売元のECMレーベルでは最大の150万枚のセールスを記録しましたので、ご存知の方もおいでなのではないでしょうか。
実は過去に不眠症に悩まされていた知人にこのCDを貸したところ、不眠症がすっかり解消してしまったという実績があるのです。ことほど左様にこのCDには、今風に言うところの『究極のリラクゼーション効果』があるようなのです。94年当時まだ子供だったであろう彼は恐らくこのCDの存在は知らないはずですので、果たしてどんな結果が出るか楽しみです。
ということで今日はその《オフィチウム》の中から、オープニングに収録されているクリストバル・デ・モラーレスの『Parce mihi domine(私を見逃して下さい、主よ)』の動画を転載しました。秋の夜長、天井の高い空間に響き渡る16世紀のハーモニーとソプラノサックスとのコラボレーションに、ひと時身を委ねてみて下さい。
Morales : Parce mihi domine
ところで、先日《Caféあつめ木》のスタッフの男の子から
「夜に眠れなくて困っている」
という話を聞きました。どうやらかつて不規則な生活をしていた時期の癖で体内時計がズレてしまっているらしく、日中の変な時間に眠くなってしまい、その分寝るべき夜中に目が冴えてしまうのだそうです。
そこで、数ある我が家のCDの中から『これぞ!』というものをお貸しすることにしました。ECMレーベルから1994年に発売された《オフィチウム》というアルバムです。
これはちょっと変わったCDで、イギリスの古楽ヴォーカルグループのヒリヤード・アンサンブルが歌うグレゴリオ聖歌やペロティヌス、ギョーム・デュファイといった中世の教会音楽の上に、ノルウェーのジャズサックス奏者ヤン・ガルバレクがフリースタイルでコラボレートするという、当時としてはかなり斬新な作品なのです。このCDは発売当時かなり話題となり、発売元のECMレーベルでは最大の150万枚のセールスを記録しましたので、ご存知の方もおいでなのではないでしょうか。
実は過去に不眠症に悩まされていた知人にこのCDを貸したところ、不眠症がすっかり解消してしまったという実績があるのです。ことほど左様にこのCDには、今風に言うところの『究極のリラクゼーション効果』があるようなのです。94年当時まだ子供だったであろう彼は恐らくこのCDの存在は知らないはずですので、果たしてどんな結果が出るか楽しみです。
ということで今日はその《オフィチウム》の中から、オープニングに収録されているクリストバル・デ・モラーレスの『Parce mihi domine(私を見逃して下さい、主よ)』の動画を転載しました。秋の夜長、天井の高い空間に響き渡る16世紀のハーモニーとソプラノサックスとのコラボレーションに、ひと時身を委ねてみて下さい。
Morales : Parce mihi domine